有名なリーカーによるとSamsungは韓国市場においてAppleからシェアを奪還するためにApple製品を強く意識しているとの指摘。その結果Apple製品を強く模倣していると指摘しています。
とはいえ「模倣」だけでは本家を抜かすことは出来ず、何より製品のコンセプトの方向性も似ているからこそ、良く言えばAndroid版iPhoneですが悪く言えば劣化版iPhoneという感じになっています。
今回Phone ArenaによるとAppleは2025年にグローバル市場でシェア1位を獲得する可能性があると報告しているのでまとめたいと思います。
第2四半期も強くなってきた。
Appleは基本毎年第3四半期に新型iPhoneを発売することからも、その年の第3四半期に第4四半期でシェアを伸ばすことが多いです。直近の情報でみる年末までにiPhone 16シリーズは9000万台近く出荷される可能性があると予測されています。
一方で従来であれば第2四半期は新型iPhoneの登場が近づいてくることもあり「買い控え」が発生しやすいです。ただ今回の情報によると2025年には第2四半期含めて堅調なシェアを維持する可能性があるとしています。
Appleは、新しいフラッグシップモデルの発売と古い割引バージョンの販売のバランスを取り続けているため、ユーザーベースを維持し、拡大することができました。この戦略は、ユニット販売を促進するだけでなく、価格感度が消費者の選択の重要な推進力である新興市場でのブランドの足場を強化します。
2025年には第5世代のiPhone SEが登場する可能性があること。またAppleの強みとしては型落ちで安売りされているiPhone 14などもよく売れるが、何より最新のProモデルの方がしっかり売れることが大きいとしています。
2025年にラインナップが刺激される可能性。
また2025年において事前情報通りであれば「iPhone 17 Slim」が登場するなどラインナップが刺激される可能性があること。この結果既存ユーザーの買い替えを促進する可能性があることに加え、iPhone 17 Slimは非常に高価と言われていることからも収益面でも大きく貢献する可能性があるとしています。
そして苦戦しているみたいですが中国市場でもある程度売り上げが安定したことも大きいとしています。
アップルの予測された成功の重要な要素の1つは、特にスマートフォンメーカーにとって最も重要な市場の1つである中国では、積極的な価格割引です。アップルは、より競争力のある価格で古いiPhoneモデルを提供し、手頃な価格のプレミアムデバイスに対する需要の高まりに応えたおかげで、この地域でのパフォーマンスの安定化に成功しました。
何よりリークをみる限りGalaxy S25シリーズはデザインにしてもスペックにしても大きな進化はない。OneUI7.0やGalaxy AIがメインになるのであれば、既存機種でもアップデートである程度恩恵を受けることができることからもユーザーの買い替え促進には繋がりにくいです。
何よりAppleの売り上げのほとんどはプレミアムモデルに対してSamsungの場合は極わずかでローエンドとミドルレンジに支えられている感じです。少なくとも今後Samsungがよりシェアを安定させるためには、iPhone以上の何かをより積極的にアピールして「真似している」と思われなくする必要があるのかもしれません。