朗報。Pixel 9aは2025年3月に正式発表で4色展開に

先日には有名なリーカーがGoogle Pixel 9aのCADを元に作成したレンダリング画像を早くも公開しました。少なくともサイドフレームやバックパネルのフラット化は想像出来ましたがまさかのカメラフレームがカットされると近年のPixelにおいて大きな特徴の一つがなくなることになります。

今回Android HeadlinesによるとGoogle Pixel 9aは例年より早く発表されるとの話なのでまとめたいと思います。

正式発表時期が前倒しに。

有名なリーカーがCADを元に作成したレンダリング画像を公開する際にPixelの場合は正式発表の半年から7ヶ月前のことが多く、Google Pixel 9aは10月に公開されたことを考えると来年の4月から5月が目安になります。

ただ今回の情報によるとGoogle Pixel 9aは3月中旬には予約することが可能になるとしています。デザインのリークを起点に考えれば3月の正式発表だと想定よりちょっと早いかなという印象です。

ただPixel 9シリーズが例年より約2ヶ月前倒しで発表されたことを考えるとPixel 9aはバランスをとるために発表時期を前倒しにするのは妥当で3月の発表であれば約2ヶ月と丁度いいようにも見えます。

また今回の情報によると3月中旬から予約が開始して3月下旬までには発売される可能性があるとしています。さらにPixel 9aのみ3月発表というわけではなく今後aシリーズは恒久的に3月になるとの話です。

逆に言えばフラッグシップが8月発表になるのも恒久的になる可能性がありPixel 10シリーズはPixel 9シリーズと同様に8月に正式発表される可能性が非常に高くなったと判断出来ます。

事前情報通りであればPixel 9aはオブシディアン/ポーセリンとPixel 9シリーズとの共通色に加えピオニーにアイリスの合計4色展開になるとされており壁紙もリークしています。

少なくともアイリスはPixel 3a以来の採用となっていることからもちょっと懐かしいと感じるユーザーもいるかもしれません。何より壁紙がもうリークしたことを考えると今回の情報の裏付けになるという感じで楽しみです。

とはいえレンダリング画像をみる限り個人的には全く好みのデザインではないので何ともです。現時点でパックパネルの材質はもちろん光沢仕上げなのかマット仕上げなのかも不明です。

これでマット仕上げならまだマシなのかもしれませんが光沢仕上げなら個人的にはかなり微妙です。結局のところは実機を見ないと分からないところですがデザインに関する期待値はかなり低いです。

何よりPixel 8aはGoogle I/O直前のタイミングでイベントなしで正式発表されたことからも発表時期を固定する気はないのかなと思っていましたがその通りの流れになりそうです。

iPhone SEの存在。

そしてGoogleがPixel 9aの発表時期を前倒しする理由の一つとしてはフラッグシップとのバランスでPixel 8aとPixel 9シリーズのスパンは僅か3ヶ月しかないので中途半端に感じます。

次に2つ目の理由としてはAppleのiPhone SEに対抗するためと言われていますが詳細は不明です。例年であれば新型iPhoneの発売後にPixelのフラッグシップが発売する流れとなっていましたがPixel 9シリーズでは前倒しになったことで新型iPhoneに最低限は牽制できている印象を受けます。

またAppleが下半期にフラッグシップを発表していることを考えるとiPhone SEが下半期に正式発表される可能性は低く従来通りであれば3月頃の新製品と合わせて正式発表の可能性があります。

一応現時点でのiPhone SEの噂を確認しておくと2025年の3月頃に正式発表されるとの予測です。

何よりの特徴としてデザインの刷新でiPhone 8をベースにしたデザインから後継機種ではiPhone 14をベースにしたデザインを採用すると言われておりホームボタン+Touch IDの機種が完全に消滅することになる一方でベゼルは一気にスリム化されることで視認性は大幅に改善される可能性があります。

おそらくですがディスプレイは液晶ではなく有機ELディスプレイを採用するのかなと思います。またiPhone 14のデザインがベースなのでパンチホールではなくノッチデザインを採用する流れになると思います。

さらにシングルレンズカメラを搭載すると予測されておりバッテリー容量は3279mAhとの話です。少なくとも現行モデルは笑えないほど電池持ちが悪かったので多少なりとも改善する可能性があります。

そしてApple intelligenceに対応するとの予測ですがiPhone 16シリーズと比較して機能に制限があるかどうか不明で仮に全く同じになるのであればRAM8GBは絶対必須という流れになります。

一方で搭載SoCはコストカットも含めてA17 Proを搭載する可能性が高いのかなと思います。何よりデザインの刷新とApple intelligenceへの対応が大きな特徴になるとの話です。

そしてAppleは挑戦的な価格設定にしたいとの話ですが直近の情報通りであれば$499との話です。ちなみに現行モデルが発売された当時の価格は$429だったので15%程度値上げされることになります。

ただこれだけの刷新とここ三年でインフレがさらに進んでいることを考えると仕方ないです。ちなみに国内において現行モデルは発売当初は5万7800円で為替でみると1ドル=約118円でした。

なので現時点での為替で計算すると8万5000円弱と一気に高価格化されてしまう印象を受けます。Appleは為替に合わせて価格改定を行うことが多く現時点では6万2800円と一度値上げされたとはいえ8万円前後の価格設定になってくるとどうしても高いというイメージが強くなるかもしれません。

ちなみにApple StoreにおいてiPhone 14が併売されていますがベースが9万5800円です。そのためiPhone SEはこの価格以下に抑えてくる可能性が高いのでやはり価格差を考えると8万円前後が妥当で逆にiPhone 14より高くなるのであればiPhone 14は終売になるのかもしれません。

何より少しでも安いiPhoneが欲しい人にとっては待望の存在になるのかもしれません。とはいえキャリアが現在行なっているiPhone 14の投げ売りの方がインパクトが強いかもです。

Pixel 9aの立ち位置。

少なくともiPhone SEを意識して3月に正式発表するという流れであるなら価格も値上げしにくいです。おそらくですが現行モデルと同様に$499と価格を据え置きにしてくる可能性が高いと思います。

アメリカで見るとPixel 9が$799と値上げされこともありPixel 8aとの価格差は$300です。そのため値上げする余地は十分にあると思いますが$500を超えると厳しくなると思います。

ちなみにアメリカにおいてPixel 8aとPixel 8の価格差がそもそもそこまでなかったことに加えPixel 8が頻繁にセールの対象となっていたことから価格が逆転もしくはほぼ同じ感じでした。

そのためアメリカではPixel 8aを購入せずPixel 8を狙った方がいいという評価でした。ただPixel 9aで価格を据え置きにすることが出来れば価格差がしっかりとあるのでPixel 9がセールになったとしてもPixel 9aより安くなることは考えにくいのかなと思っちゃいます。

つまりユーザーにとって安いモデルが欲しいならPixel 9aとより分かりやすくなる感じです。

個人的には質感が分からないとはいえあのデザインで8万円前後になったら厳しく感じてしまいます。以前リークしたロードマップからもGoogleはaシリーズの売れ行き次第ではサイクルを現行の1年から2年に変更したいとの話がありましたがPixel 8aにPixel 9aと一年周期です。

このことを考えるとGoogleが想定しているほどaシリーズが売れていない可能性もあります。もしくはフラッグシップモデルの売上が微妙でaシリーズをしっかり出す必要があるのかもしれません。

少なくとも以前のようにフラッグシップとaシリーズで明確なスペック差があるわけでもなく価格差もないとaシリーズが中途半端だからこそ結果無印も中途半端に見えると微妙な感じになります。

おそらくですがPixel 9aに関してもスペックではPixel 9とそこまで差がない可能性があります。

ただ価格差をしっかりつけることが出来ればaシリーズへの印象が変わるかなと思います。少なくともPixelのラインナップの中で分かりやすい立ち位置にしておかないとライバル機種と比較しても中途半端に感じてしまう可能性がありiPhone SEに対しても同様だと思います。

結局のところパフォーマンスの部分ではiPhone SEに勝つことは出来ない可能性が高いです。そのためカメラとAIがiPhone SEに勝てる部分だと思うのでどのように仕上げてくるのか。

何よりaシリーズが楽しみの人にとって発表時期が前倒しになるのは非常に楽しみだと思います。

まとめ。

今回はGoogle Pixel 9aの発表時期が前倒しになるとの話が出てきたのでまとめてみました。少なくともAppleからシェアを奪うためにiPhoneに牽制をしかけてきている印象です。

一方でやはり本命と言えるのはPixel 10シリーズですがGoogle Tensor G5を搭載するPixel 10aのコストは爆増する可能性があるので価格をどれだけ維持できるのか気になるところです。

 

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