Ultraの頂上対決。カメラスマホが欲しければ2025年1月まで待つべし

半導体メーカーが最新SoCをどんどん前倒しで正式発表していることからも搭載機種も年々正式発表が早くなっており2024年で見れば10月14日にvivo X200シリーズが正式発表に。

少なくとも実質2025年モデルの新製品ラッシュが年内にはある程度落ち着く可能性があります。一方でカメラに拘るユーザーであれば年内は様子見した方がいいのかなと思います。

今回はvivo X200 Ultraなど2025年1月がカメラスマホ好きにとって本命になる可能性があるのでまとめたいと思います。

Xiaomi 15 Ultraの存在。

この記事執筆時点ではまだ正式発表されていませんがvivo X200 ProやOppo Find X8 UltraにHonor Magic 7 Proなどかなり欲しい機種はチラホラいる感じです。ただカメラスマホが欲しいと思うユーザーにとって年内はあくまでも前座になる可能性があります。

事前情報からも2025年の1月にもそれなりの新製品が発表される可能性があり一つ目の機種はXiaomi 15 Ultraでリーク情報通りであればカメラのハードは最強になる可能性があります。

事前情報ではメインカメラセンサーが1インチ以上になるとの予測もありましたが直近の情報だと1インチのLYT-900を継続採用した上で可変絞り機能にももちろん対応している可能性があります。

そして超広角に一つ目の望遠は現行モデルと同じIMX858の搭載とある意味Pixelと一緒です。ただ2つ目の望遠センサーがIMX858から2億画素のHP9センサーに刷新される可能性があります。

HP9はvivo X100 Ultraも搭載しており1/1.4インチと望遠で採用するにはかなりデカいです。

またペリスコープ構造を採用すると予測されていることからもvivo X100 Ultraのようにかなり嵩張る可能性があるからこそ望遠センサーを2つ搭載している可能性があるのはすごいです。

ちなみにXiaomi 15 Ultraの概略図がリークしておりレンダリング画像も合わせて公開されています。有名なリーカーによるとカメラ部分に一部違いはあるとはいえ大体のデザインは合っているとの話です。

少なくともXiaomi 14 Ultraと同じくサークル型のカメラデザインを採用している可能性があります。またレンダリング画像では分からないですがHP9を搭載することを考えるとカメラバンプは現行モデルより悪化している可能性がありXiaomiがどのように目立ちにくくするのか気になるところです。

そして現行モデルはレギュラーが2色展開ですが両方ともレザー基調を採用しています。ただ事前情報通りであればレギュラーにガラスを採用したカラバリが追加される可能性があります。

あとは大陸版限定となっていますがセラミックモデルやチタンモデルの後継が出るかどうかです。

そしてデザインに直結する部分でもありますが現行モデルと同じくベゼル部分が湾曲したマイクロクアッドカーブディスプレイを採用している可能性があり表示解像度は2Kとの予測です。

おそらくディスプレイサイズやリフレッシュレートはほぼ一緒であとは輝度がどうなるかだと思います。また現行モデルの最大のデメリットは電池持ちの悪さですが5300mAhから6200mAhに増強との話です。

最新SoCを搭載するだけでも電力効率が改善する可能性がある中でバッテリー容量を大幅増加することで電池持ちを力技で底上げする可能性があり現行モデルよりはマシだと思います。

ただ現行モデルでみると大陸版とグローバル版ではバッテリー容量が異なるためグローバル版は6200mAh以下になってもおかしくないですが現行モデルより増えることはほぼ間違いないと思います。

また超音波式画面内指紋センサーの搭載やIP69への対応など基礎スペックは底上げされるかもしれません。まだまだ分からない部分がありますがカメラスペックはヤバいという感じで個人的に気になります。

また認証情報からもグローバル展開される可能性があり国内でも発売される可能性があります。今まで望遠がパッとしなかったのがXiaomi 15 Ultraでは最大の武器になりそうで楽しみです。

vivo X200 Ultraの存在。

次に2つ目の機種としてはvivo X200 Ultraで一部情報によると1月に正式発表との予測です。ただ現行モデルが2024年5月に発表されたことを考えると8ヶ月程度で型落ちになります。

XiaomiのUltraモデルはXiaomi 12シリーズでSnapdragon 8 Gen 1に問題があったためSnapdragon 8+ Gen 1を搭載するために発売時期をずらした上でマイナーアップデートシリーズであるXiaomi 12s Ultraとして発表しましたが後継機種では4月に前倒しになりXiaomi 14 Ultraでは2月下旬と徐々に前倒しをするなら分かります。

一方でvivo X90シリーズまでは最上位モデルも同時に発表されていましたが現行モデルは開発が遅れたのか定かではありませんが一気に半年くらいずれてしまった感じになります。

そのためvivoとしては以前のように同時期に戻したいということなのかもしれませんが何ともです。

直近の情報通りであればカメラ構成は大きな変化はなくメインカメラセンサーにLYT-900を搭載すると予測されています。そして望遠に関しても2億画素のカメラセンサーを採用すると予測されていますがHP9を継続採用するのか一部噂にあるように1/1.3インチのセンサーを搭載するのか不明という感じです。

何より現時点での情報で見るとvivo X200 Proとカメラ構成は非常に似ている可能性があります。大きな違いとしてはメインカメラセンサーで望遠に関してもポートレートで135mmの画角に対応するなどvivo X200 Proで追加される新機能はある程度踏襲される可能性があります。

あとは執筆時点で正式名称は不明ですがSoCはSnapdragon 8 Eliteを搭載する可能性があります。さらに画像処理チップはV4になる可能性があり写真や動画の画質は底上げされる可能性もあります。

ちなみにメインカメラセンサーが違うことも影響していると思いますがvivo X100 Proにvivo X100 Ultraにvivo X Fold 3 Proでは画質に差があることを確認することができます。

なのでvivo X200 Proとvivo X200 Ultraでは画像処理に搭載SoCにメインカメラが違うので撮れる写真も地味に変わってくる可能性があり最上位らしく仕上げてほしいところです。

また容量構成はRAM16GBがベースと言われておりバッテリー容量は6000mAhを超えるとの話です。おそらく筐体サイズやディスプレイサイズはvivo X200 Proにかなり近い仕上がりになるかもしれません。

またマイクロクアッドカーブディスプレイの採用とデザインもある程度統一される可能性があります。あとは現行モデルの充電速度はカメラによって内部スペースが逼迫されていることからも最大80Wと制限されていますがvivo X200 Ultraではどのようになるのか非常に気になるところです。

何よりvivo X200 Proとの最大の違いはメインカメラセンサーという感じになりそうですが正直それだけだとUltraを名乗るにはインパクトが弱いのでどのような仕上がりになるのか。

とはいえvivoのフラッグシップの中でカメラスペックはもっとも豪華になる可能性が高いです。Xiaomi 15 Ultraと異なりvivo X200 Ultraはグローバル展開されるのか現時点で情報はありません。

ただグローバルでシェアを獲得するにはvivo X Fold 3 Proが展開されたインドネシアやインドなど一部市場だけでも展開してくれればグローバル版がかなり欲しい感じになります。

Galaxy S25 Ultraの存在。

2024年の1月で見ればOppo Find X7シリーズやNubia Z60 Ultraの発売がありました。一方でグローバル市場で注目を集めたのはGalaxy AIに対応したGalaxy S24シリーズです。

直近の情報通りであればGalaxy S25シリーズも2025年1月に正式発表されるとの予測です。現時点での情報を考慮するとデザインは最小限のアップデートに留まる感じでスペックもマイナーアップデートになりそうでカメラに関しても大きな変更はないとの予測です。

おそらくGalaxy AIやOneUI7.0を中心にアピールする可能性がありますがハードで見れば新鮮味はなく既存機種でもある程度の恩恵を受けられるという感じになるのかもしれません。

その中でGalaxy S25 Ultraはグローバル市場ではないとはいえXiaomiとvivoのUltraとタイミングが被る可能性があることになり中国市場では存在感がほぼなくなる可能性があります。

一方でGalaxy S25 Ultraが発表されたタイミングでXiaomi 15 Ultraが海外向けに発表される可能性は低いと思うのでグローバル市場では直接対決という感じにはならないかもしれません。

何よりリーカーの指摘によるとvivoやXiaomiのUltraとSamsungのUltraでは方向性が違うと指摘しています。Galaxy S25 UltraはiPhoneのPro Maxのように一般ユーザーの中でも拘りが強い人をターゲットにしている感じであくまでもスペックに固執する機種ではないとの指摘です。

一方でXiaomiやvivoのUltraはオタク向けかつカメラに拘りが特に強い人向けとなっています。そのため欲しがるユーザーの母数が全く違い中華メーカーのUltraモデルの販売台数を足してもGalaxyのUltraの販売台数には全く及ばないと良くも悪くもターゲット層が被っていないです。

ちなみにiPhoneのPro Maxに対してGalaxyのUltraの販売台数は遠く及ばない感じです。これは方向性が同じかつグローバル展開されているのでGalaxyのUltraが惨敗という感じです。

少なくとも販売台数で当面ひっくり返される可能性は低いかもしれませんが折畳式機種だとすでにSamsungはシェア1位を維持するのが難しくなってきており中華メーカーが徐々にグローバル展開している中でGalaxy Zシリーズには競争力がほとんどないとの指摘もあります。

そのためストレートタイプにおいても中華メーカーが今後Ultraモデル含めてグローバル展開に力をかなり入れてくる流れになればSamsungのシェアも徐々に減少していく可能性があります。

まとめ。

少なくともオタクがXiaomiやvivoのUltraに興味を持つのかGalaxy S25シリーズに興味を持つのか非常に気になるところで個人的にはvivoやXiaomiのUltraモデルが気になる感じです。

使いやすさの部分ではGalaxy S25シリーズの方が優秀であることに違いはないと思います。ただそれだと最新機種が必ずしも必須という感じではなくハードでワクワクする機種の方がいいと思っちゃいます。

最新情報をチェックしよう!