Pixelの重要課題。同じアクセサリーなのにiPhoneと選択肢が違いすぎる

GoogleによるとAppleからシェア奪還するためには「プレミアム部門」の拡充を必須だったことを明らかに。そのためGoogle Pixel 9シリーズにおいてはPixel 9 Proシリーズがかなり充実した印象を受けます。

一方でSamsungのM14含めたビルドクオリティが改善したことや、Google Tensor G4のチューニングからもアプリの応答性が改善した上で動作性も非常に快適になっており前モデルとは大きく印象が変わりました。

とはいえiPhoneと比較してPixelが大きく劣ることもあります。今回はPITAKAさんからiPhone 16 Pro Max用のケースを多数ご提供頂いたので簡単にレビューをしてみたいと思います。

iPhone用のケースが充実。

まずiPhone 16シリーズ用のケースとして以下のようになります。

種類 カラバリ
Ultra-Slim Case 黒/森/海
Tactile Woven Case サンセット/ムーンライズ/山/星
Military-Grade Protective Case 黒/サンセット/ムーンライズ

ケース自体が3種類ある上で、それぞれにカラバリがあるのでめちゃくちゃ種類があります。

Ultra-Slim Case

そして「Ultra-Slim Case」を確認していきたいと思いますがパッケージの方法が他のシリーズと異なります。

今回ご提供を頂いたのは「海」で今までのPITAKAのイメージと異なりポップな印象を受けます。何方かと言えば可愛らしいケースが欲しい人向けで男性よりは女性をターゲットにしているのかもしれません。

ケース単体の重さを計測すると21gとなっています。

そしてガラスフィルム+ケース+本体で重さを計測してみると「261g」なので、アクセサリー込みでこの重さなら軽いと思います。

着脱は非常にしやすくと物理ボタンに干渉しないように配慮されています。もちろんカメラコントロールの操作性にも影響が出ないです。

Tactile Woven Caseを確認。

次に「Tactile Woven Case」を確認したいと思いますが、自分の中ではPITAKAのイメージが最も強いシリーズになります。

ケース単体で重さを計測したところ「21g」となっています。

そしてケース+ガラスフィルム+本体で261gなので、先ほどのUltra-Slim Caseと重さは一緒になります。なので好きなデザインで選ぶとなれば分かりやすいかもしれません。

もちろんシンプルな「黒も」もいいですが、個人的にはムーンライズの色味やデザインが好きという感じです。

Ultra-Slim CaseもTactile Woven CaseもMagSafe用のマグネットを内蔵しています。逆にマグネットを内蔵しながら、ケース自体がこの薄さに軽さを実現しているのはすごいと思います。

磁力も十分でMagSafe対応やQi 2対応のアクセサリーと合わせて楽しむことが出来るのは便利です。

限定コラボモデルも用意。

また今回Ariesとコラボした限定ケースも用意されています。

左からクレジットカード/エイリアン/NoProblemoという3種類のデザインが用意されており、個人的にはNoProblemoが好きです。また面白いと思うのは真っ暗の環境だとケースのロゴ部分が光ることです。

ケース単体で重さを計測すると26gとなっています。

そしてケース+ガラスフィルム+本体で267gなので、先ほどのUltra-Slim Caseなどと発光することも影響しているのか僅かに重いという感じです。とはいえ比較しても重さの違いはほぼ分からないです。

何よりPITAKAのケースは大型モデルほど相性が良いと思っており、ケースをつけても取り回しに影響が出にくいです。

そのためPixel 9 Pro FoldなどはPITAKAのMagEZ Caseを愛用しています。フロント部分はカバーしてくれませんがケースをつけていることを忘れるくらい取り回しに影響がないという感じです。

何よりこれだけ種類があれば自分の好きなケースが見つかると思います。

多機能スマホストラップ

そして多機能スマホストラップもご提供頂きました。

個人的にはめちゃくちゃ嬉しくて、普段スマホショルダーを愛用しているからこそPITAKAから出たのは嬉しい。

ケースと本体の間にプレートを挟むだけと装着も非常に簡単なのでおすすめです。少なくとも材質を考えれば簡単に引きちぎれる心配はないかなと思います。またPITAKAのケースと合わせて使うのもいいですが構造を考えれば他のケースと組み合わせ使うことが出来るので便利です。

ただ注意点としては現状だとiPhone 16シリーズを想定している可能性があるので、ケースのタイプにもよりますがiPhone 16 Pro Maxより重い機種と組み合わせて使うのはリスクがあるかもしれません。

例えばPixel 9 Pro Foldだと本体が重いことからもPITAKAのケースであってもケースごとはずれちゃいます。とはいえストラップが出たのは非常に嬉しいところです。

Pixelの今後の最大のハードル。

同じPITAKAでみるとGoogle Pixel 9シリーズはTactile Woven Caseの黒一色のみとiPhone用と比較すれば非常に寂しいです。年間に2億台近く出荷するiPhoneと1000万台程度のPixelであればアクセサリーメーカーの対応に違いが出るのは仕方ないかもしれません。

ちなみに年間3億台近く出荷するSamsungですらPITAKAで見るとiPhoneほど充実はしていません。その理由として廉価モデルの構成比が非常に多く、フラッグシップであるGalaxy ZシリーズとGalaxy Sシリーズは頑張っても4000万台いかない感じです。

一方で事前情報通りであればiPhone 16シリーズは年末までに1億台近く出荷される可能性が高いとの話で、本体価格が高い機種こそアクセサリーを合わせて購入するユーザーの比率も多くなると言われています。

このことからもiPhone用のアクセサリーはフラッグシップの中では圧倒的な出荷台数でアクセサリーメーカーも力を入れるのは分かる。何より現状だとPixel 9シリーズ用は1色なので、せめてGalaxy Sシリーズ用みたく3色展開になれるように頑張ってほしいところ。

何よりPixelは出荷台数を増やすことによって、アクセサリーの選択肢を増やすことができれば、今後Appleからよりシェアを奪還しやすくなる可能性があり、現状だと本体のデザインやスペックと合わせてアクセサリーの乏しさが大きなネックになっていると思われます。

製品提供:PITAKA Japan

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