個人的に今のXperiaのコンセプトは好きですが、後継機種では「このような進化をしてくれたら嬉しいな」ということももちろんあります。特にカメラ周り関連で、Xperiaはカメラソフトがあまり強いとは言えないからこそハードをもっと底上げして欲しいように感じます。
一方でXperia関連のリークは昔から過度に期待を煽るものが多いです。今回はXperiaの数多く存在する噂の中でも特に実現化する可能性が低いと思う噂について主観的にまとめたいと思います。
大型望遠センサーの搭載。
Sonyによると中華メーカーのように大型センサーを搭載しない理由の一つとして、スマホだからこそデザインはスタイリッシュであるべきだとしています。少なくとも中華メーカーのようにカメラ部分を大きくするのであれば大型センサーを搭載出来ないことはないとしています。
またメインカメラセンサーに関してもXperia 1Ⅵが搭載しているIMX888は一定の条件下でフルサイズのカメラと同等の写真を撮影することが可能としています。だらこそデザインとのバランスを考えた時に大型カメラセンサーの採用に消極的なのかもしれません。
一方で先日にYouTubeのコメントでも頂きましたが大型望遠センサーを搭載すべきだとの噂もあります。
This is the Periscope zoom lens in the Vivo X100 Ultra. Look at how huge it has to be to house all the elements and large sensors. This is why people who complain about phone camera bumps baffle me. The bumps are big to house BETTER cameras. pic.twitter.com/z558v1jLYW
— ben sin (@bencsin) September 24, 2024
現状で最も大型のセンサーを望遠に採用しているのがvivo X100 Ultraでさらにペリスコープ構造となっていることからも望遠ユニットが他の機種と比較にならないくらいデカいです。
少なくともvivo X100 Ultraと同程度の望遠センサーを搭載するとなった時に、最低でもvivo X100 Ultraと同程度の厚みになると判断することができます。個人的にはvivo X100 Ultraのデザインは「カメラ」という感じで問題ないですがSonyが目指すスタイリッシュなデザインではないことに違いはないです。
Under Display Cameraの搭載。
Xperiaのこだわりの一つとしてコンテンツの邪魔にならないようにパンチホールやノッチを採用していません。そのため上下ベゼルが他社の機種と比較しても太いことから批判の声もありますが、パンチホールデザインやノッチデザインを採用していないから太いということ自体が間違いの可能性があります。
Sonyによるとデュアルフロントスピーカーを搭載している以上、構造上からも上下部分にスペースが必要としています。その結果ベゼルをスピーカーのために太くしている感じで、ディスプレイ技術がなくてスリム化出来ないとかではないです。
少なくともSonyがデュアルフロントスピーカーの構造を劇的に進化させてスリム化出来ない限り、ベゼルのスリム化にはあまり期待できないです。このことからも以前よりUnder Dsiplay Cameraを搭載するとの噂がありますが、搭載する可能性は低いと思います。
結局インカメラを目立たないようにしたとしてもスピーカーの構造上からもベゼルはスリム化しにくいこと。さらにコストの問題からもXperiaが採用する可能性は低いと思います。
今までGalaxy Z Fold 6などUnder Dsiplay Cameraを搭載した機種を使ったことがありますがインカメラとしては破綻していることが多いです。そもそもインカメラにそこまでの性能を求めていない可能性がありますが、セルフィーに力を入れているメーカーこそ不採用となっています。
少なくともXperiaにも当面採用されることはないのかなと思います。