Xperia 1Ⅶではより一般化?ただ絶対避けるべき2つのこと

直近の情報からも来年に登場するXperia 1Ⅶではより一般化が進む可能性があると予測されています。ただXperia 1Ⅵでコンセプトは別としてもスペックで見れば一般化されたことを考えると、この流れを継承してもおかしくないと思います。

何より先日のSonyの発表からもXperia 1Ⅵの売れ行きは好調だとしており、一般化されたことで歴代と比較して注目度が上がったと考えることができます。今回は来年に登場するXperia 1Ⅵでは絶対避けて欲しいと思うことについて主観的にまとめたいと思います。

4Kディスプレイの復活。

直近の情報によるとSnapdragon 8 Gen 4の完成度が高ければSonyはXperia 1Ⅶで「4K」を復活させる可能性があるとの噂があります。個人的には歴代Xperia 1シリーズのディスプレイが好きだったので復活は嬉しい反面矛盾が反面に感じてしまいます。

SonyがXperia 1Ⅵを発表した際に2Kに対応しなかった理由は明らかにしていますが4Kに対応しなかった理由にははっきりと言及していません。単純に考えれば大人の事情と推測することができますが、仮に大人の事情としてXperia 1Ⅶで復活することがあればブレることになります。

Sonyが近年で廃止したけど復活させたスペックとしては「イヤホンジャック」くらいですが、新シリーズへの移行も重なり特段問題はなかったように感じますが、来年も命名規則を継続するのであれば4Kの復活は「迷走」と評価されてもおかしくないです。

少なくとも4Kを復活させるのであればリフレッシュレート/ディスプレイ輝度/電池持ちにも影響が出る可能性があり、仮に現行モデルより悪化するのであればメリットに感じるユーザーもデメリットに感じるユーザーが増えてしまう可能性もあります。

何より復活させるのであればXperia 1シリーズ以外にした方がいいかなと思います。

望遠機構の変更。

次に2つ目としては望遠機構の変更でXperia 1Ⅵでは光学シームレスズームが強化された最大7.1倍の撮影に対応しています。デザインとのバランスをとるためにセンサーサイズはほぼ変えずスタイリッシュさを維持しつつズーム性能を強化しています。

一方で他社と比較すれば「光学シームレスズーム」で差別化をとっており、他社のように望遠センサーを2つ搭載に切り替えてしまうと特徴がなくなってしまいます。

改善するとしてもセンサーサイズの大型化などを優先するべきであって望遠機構自体を大きく変えるべきではないかなと思っちゃいます。何よりズームといえばは最大ズーム倍率の方が意識されがちですが多くのユーザーは100倍よりも10倍の方が使う頻度が高いかもしれません。

少なくともsonyは中距離撮影に力を入れていることからも、このまま中距離撮影重視を継続してほしいように感じます。何より今まで拘って継続してきたことやコンセプトを一気に変更してしまうのは一番良くないです。

分かりやすいスペックとSonyの拘りが絶妙なバランスでとれているのがXperia 1Ⅵですが、今後このバランスが崩れてくると「コスパ」という言葉に負けてしまう。一方で専門性を強化すると一般ユーザーからの注目度が下がる可能性もあるので難しいです。

何よりXperia XZ2の時のように「迷走」しているとならないようにしてほしいところです。

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