日米のGoogle Storeにおいて一部モデルの在庫状況はかなり不安定になりましたが、多くの市場で問題なく発売されたGoogle Pixel 9シリーズ。スペックだと分かりにくいですがデザインは洗練されたことに加えGoogle Tensor G4のチューニング強化など細かい部分での改善がユーザビリティの改善に繋がっています。
一方でネックとなっているのは価格で前モデル対比で値上げとなったことからも、より多くのユーザーにとって購入しにくくなった印象を受けます。今回Android HeadlinesがGoogle Pixel 9aのほぼ確定的なレンダリング画像を公開したことが判明したのでまとめたいと思います。
ほぼ確定的なデザインが判明。
今回同サイトがデザイン関連のリーカーとして定評のあるOnLeaks氏の協力の下、来年発表される可能性があるGoogle Pixel 9aのCADを元に作成したレンダリング画像を公開していることが判明しました。
ざっくりと確認すると本体右側面に電源ボタンと音量ボタンを確認でき、本体下部にSIMトレイ/USB-Cにスピーカーグリルを確認することができます。
本体左側面は何もなくサイドフレームはフラット化されていることを確認することができます。
またPixel 9aはPixelのデザインがベースになるためバックパネルがフラット化されていることも大きな特徴になると思います。一方で個人的に違和感しかないのがカメラデザインで従来と同じく並列型のデュアルレンズカメラとLEDフラッシュを搭載していますがカメラバンプが全くないです。
Pixel 9シリーズと同様にカメラフレームから独立したカメラデザインを採用するかなと思っていましたが、まさかカメラバンプ自体がなくなるとは思っていませんでした。
カメラバンプをなくして欲しいという声もありますが、Pixel 9aは最適化せず、ただカメラフレームをなくしたように見えるからこそダサく感じてしまうのかもしれません。
ちなみに今回の情報では本体サイズに言及していないことから現行モデル対比で大型化したかどうかも不明です。またフロント部分に関して太いベゼルは健在という感じです。
例年と同じ時期に発表される可能性。
少なくともPixel 9シリーズが8月に発表されたことで、今年はPixel 8aとのタイムラグが僅か3ヶ月しかなくバランスが悪いようにも感じます。またPixel 8aがGoogle I/Oと関係ないタイミングで発表されたことを考えるとPixel 9aの発表はもっと前倒しになるかなと思っていました。
ただデザインがリークしたタイミングはPixel 8aの時とほぼ一緒なのでPixel 9aもおそらくですが来年の5月頃の発表になる可能性があります。ちなみにPixel 8aのデザインがリークしたのはPixel 8シリーズが発表された直後の2023年10月10日頃でした。
今回の情報だけだとバックパネルは現行モデルのようにマット仕上げを採用しているのか。それともプラスチックではなくガラスに変更されているのかなど気になることはありますが詳細は不明という感じです。
先日にはPixel 9aのプロトタイプを撮影した画像がリークしていましたが、今回のレンダリング画像とデザインが一致しています。実物を見れば印象が変わるのかもしれませんがレンダリング画像をみる限り、個人的には安っぽいデザインになってしまった印象を受けます。