先日よりGoogle Pixel 9 Pro Foldを購入して使用していますが、手持ちの個体だと「通信関連」もしくは「Wi-Fi」関連に不具合が発生している可能性があり電池持ちがめちゃくちゃ悪いです。
ただ良くも悪くも不良個体を引いたので情報のためにもAndroid15へのアップデートが配信されるまでは様子見をしたいかなと思っています。今回9To5GoogleがGoogle Pixel 9 Pro Foldのカメラについて評価していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
Pixel 9シリーズの中では「最悪」のカメラ。
Google Pixel 9 Pro Foldは本体薄型化の影響なのかメインカメラセンサーは前モデルと同じですが、インカメラ含めたそれ以外のカメラセンサーは全て前モデル対比で小型化しています。
一方でGoogle Pixel 9 Proシリーズでみるとメインカメラセンサーは前モデルと同様に「GNK」を採用していますが、超広角に望遠にインカメラと全て「IMX858」に刷新されています。
折畳式機種は内部スペースの問題からもスペックは控えめになりがちのはよくあることです。特にストレートタイプのフラッグシップモデルのカメラセンサーの刷新が入るとカメラの差は余計に広まります。
Pixel 9 Pro Foldのカメラは決して悪くありませんが、他のラインナップほど良くありません。ベースのPixel 9ほど良いカメラを手に入れることはできませんし、昨年のPixel 8デュオほど良いカメラを手に入れることもできません。クレイジーなように見える最高の比較は、Pixel 8aです。
少なくともメインカメラセンサーが同じとなる「Pixel 8a」がライバルという感じで、正直なところ「Pixel 7a」でも遜色ないかもしれません。ただこれはAIによるカメラソフト機能を一切考慮していないことが前提になります。
折畳式機種の中では優秀な方。
あくまでもフラッグシップシリーズの中では「最悪」との評価ですが、一方で折畳式機種の中では「トップクラス」のカメラであることに違いはないと評価しています。
折りたたみ式電話の領域では、Googleは利用可能なもののより良い端にいます。繰り返しになりますが、Pixelのソフトウェアにより、このデバイスからのショットは一貫して堅牢で、特に良好な照明では、しばしばコントラストのある外観と十分なディテールがあり、ナイトサイトを通じて可能な低照度パフォーマンスを発揮します。
今年は、Night Sight VideoとVideo Boostも追加されました。どちらも、処理されたクリップがGoogleフォトを介して配信されるのを待つ限り、ビデオ部門でこのデバイスをはるかに有能にします。
Googleのカメラソフトの強さはハードが弱い機種こそ恩恵を受けやすい印象を受けます。そのためPixel 9シリーズよりはPixel 8aやPixel 9 Pro Foldなど同カテゴリーのライバル機種と比較して強さを発揮するという感じです。
個人的に完全に同意が出来ると思うのが動画ブーストへの対応で動画性能に関しては折畳式機種の中で抜群の安定性を誇るという感じです。
カメラにそこまで求めるユーザーは少ない。
先日のアンケート調査からも折畳式機種に興味があるユーザーで「カメラに拘りがある」ユーザーはかなり少なめと優先的なスペックではないことが判明しました。
このことを考えるとGoogleがPixel 9 Pro Foldので取り回しの良さを優先した進化を遂げさせたことが正解で、カメラのハードが多少犠牲になっても多くのユーザーはそこまで気にしないのかもしれません。
中華メーカーを中心に折畳式機種は薄型化/軽量化が優先されていますが、おそらくスペックとのバランスがとれなくなってくると思うので今後Vivo XFold 3 Proのようにデザインとスペックのバランス型もどんどん強化されてくるのかなと思います。