直近の情報からもvivoは10月14日に北京で新製品発表会を開催することを明らかにしています。ティザー画像では確認することが出来ませんが、メディア向けに配信されたメールの内容からも「vivo X200」シリーズが正式発表される可能性が高いです。
事前情報からも、このイベントにおいて3モデルが正式発表される可能性があり、vivoとしてはAppleと真っ向勝負をしたい可能性があります。今回Digital Chat Station氏がvivo X200のカメラ構成に言及しているので簡単にまとめたいと思います。
カメラ構成が判明に。
今回同氏がweiboに以下のように投稿していることが判明しました。
天玑9400中カップ50Mp+50Mp+50Mp、メインカメラはIMX921 f/1.57 1/1.56″、超広角はJN1、潜望鏡はIMX882 f/2.57 70mm、望遠マクロ対応、10X融合超分アルゴリズムをサポート……
具体的な機種名に言及しているわけではありませんが、Dimensity9400を搭載していることからも「vivo X200」のことを示唆している可能性があります。
vivo X100 | vivo X200 | |
広角 | IMX920(1/1.49インチ) | IMX921(1/1.56インチ) |
超広角 | JN1(1/2.76インチ) | |
望遠 | OV64B(1/2.0インチ) | IMX882(1/1.953インチ) |
今回の情報通りであれば超広角は一緒ですが広角はセンサーサイズでみると小型しています。ただ型番的に進化している可能性が高いです。そして大きな変更となっているのが望遠でIMX882はLYT-600と同じセンサーと言われています。
同氏によるとLYT-600は今後中華系の機種を中心に望遠センサーとして採用される可能性があると指摘していました。少なくともOV64Bと比較して画質向上に期待できる一方でコストが増加するとも言われています。
ちなみに同じvivoでみるとvivo X100 Ultraが「超広角」としてLYT-600を採用しています。何よりテレマクロに対応した上で実質光学10倍の撮影が可能になるのかもしれません。
またvivo X100では画像処理チップであるV2を搭載していましたがvivo X100 Proなどと同じくV3チップを搭載することで画像処理が底上げされる可能性があります。
コスト増加からも進化が乏しい。
同氏によると各社の次期フラッグシップの「無印」はコスト増加からも進化に乏しい可能性があると指摘しています。少なくともvivo X200シリーズが搭載するDimensity9400はTSMCへの需要過多が原因でコストが増加していると言われています。
その中で値上げを極力回避するために無印は進化が抑え気味になっているとされています。一方でvivo X200は事前情報通りであれば5500mAh以上のバッテリーを搭載すると予測されており電池持ちの改善に期待できます。
ただ新しいシリコン技術の影響なのか充電速度は90Wと僅かに退化した上でワイヤレス充電は非対応との話です。何よりvivo X200は価格重視のモデルで、やはり本命となるのはvivo X200 Proの可能性があります。
vivo X100 Ultraと同じく2億画素の望遠センサーを搭載すると予測されておりカメラは大幅に進化する可能性。また今年は小型のProモデルが追加されると予測されているのでかなり楽しみな要素が多いです。