想定以上に電池持ちがいい。Pixel 9 Pro Foldの各種テスト結果判明

国内においては9月4日から発売された「Google Pixel 9 Pro Fold」ですが発売以降はメイン機種として約3週間使ってきました。もちろん気になる部分もあれど前モデルと比較しても満足度はかなり改善しています。

一方で個人的に気になる部分としてはメインディスプレイを使用した場合の電池持ちの悪さです。今回GSM ArenaがGoogle Pixel 9 Pro Foldのバッテリーテストなど各種テスト結果を公開したので簡単にまとめたいと思います。

バッテリーテストの結果が公開。

今回同サイトが「Google Pixel 9 Pro Fold」のバッテリーテストの結果を公開していることが判明しました。上記の画像から「11時間54分」と個人的には想定よりめっちゃ良いスコアを獲得しています。

グローバル展開されている折畳式機種の中で見ると標準的な電池持ちという印象です。少なくともスコアで見ればPixel 8a含めたPixel 8シリーズよりも電池持ちが優秀ということになります。

一方で自分の手持ちでみると体感は10時間以下という感じです。通信関連の不具合が影響しているのか不明ですが何かしらのバグが発生している結果本来の電池持ちを実現出来ていないという感じになりそうです。

また執筆時点で「Pixel 9 Pro」のバッテリーテストの結果は公開されていませんが、サブディスプレイだけで見ればPixel 9シリーズの中で電池持ちが最も優秀という感じになります。

今後メインディスプレイの燃費とSoCの電力効率が改善すれば電池持ちはさらに化ける可能性があります。

充電速度を合わせて確認するとPixel 9 Pro Foldは最大で21Wということもあり遅いです。単純にバッテリー容量の差からもGalaxy Z Fold 6よりさらに時間がかかるという感じです。

ワイヤレス充電に関しては7.5W程度の可能性があるので3時間以上かかる可能性もあります。

ディスプレイテストの結果も判明。

また今回同サイトはディスプレイテストの結果を公開していることが判明しました。

少なくとも自動調節で2000nitsを超えていることからもかなり明るいディスプレイを搭載していると判断することができます。またGoogleは手動調節でも明るさが出るようにしており今回の比較した機種の中でも圧倒的という感じです。

少なくとも今回比較した中だとGalaxy Z Fold 6が大きく劣るように見えてしまいますが実使用において問題ないディスプレイ輝度に対応しています。このことからもどんどんディスプレイ輝度も過剰になってきているとも言えます。

流石に同じPixel 9シリーズと比較すると劣りますが折畳式機種の中ではトップクラスという感じです。少なくともディスプレイの見やすさや電池持ちなど多くのユーザーが気にする部分で見るとPixel 9 Pro FoldはGalaxy Z Fold 6を大きく上回っていることになります。