実際のところは不明ですがXperia 5Ⅵがスキップされた理由の一つとしてSamsungからのディスプレイの供給に問題が発生したと言われています。少なくとも直前に通告されることはないと思うので、Xperia 5Ⅵのためのディスプレイを確保出来ない可能性があることはだいぶ前から分かっていた可能性があります。
一方でXperia 5Ⅵのディスプレイを確保できなかったということは「アスペクト比21:9」が終わりを迎えるのかもしれません。今回は2025年に登場するXperia 1ⅦやXperia 10Ⅶではデザインが刷新される可能性があるので主観的にまとめたいと思います。
ディスプレイの供給に問題。
事前情報で矛盾する部分があるとすればXperia 5Ⅵ用のディスプレイは確保出来なかったのに、Xperia 10Ⅵ用のディスプレイはなぜ確保出来たのだろうか？ということです。
単純に生産時期の違いの問題なのか不明ですがアスペクト比はもちろんディスプレイサイズもほぼ一緒なのに、片や供給に問題がなく片や問題があるとちょっと分からない状況にあります。
以前よりXperiaのディスプレイのサプライヤーはSamsungと言われていますが直近でどうなっているのか不明です。何よりXperia 5Ⅵ用の確保が出来なくなっているのであればXperia 10Ⅵ用も在庫がなくなれば入手できなくなる可能性もあります。
また一部情報によるとXperia 1Ⅵがアスペクト比に表示解像度を変更した理由として「コスト」の問題と言われていますが、この噂通りなのであればSamsungの生産体制の変更が影響している可能性があるのかもしれませんが実際のところ不明です。
少なくとも「噂」通りであればの話になりますが、今後Samsungから「アスペクト比21:9」を採用したディスプレイを供給してもらうこと自体が難しいという流れになるのかもしれません。
デザイン刷新の可能性。
もちろんSonyがアスペクト比21:9のディスプレイを供給してくれるサプライヤーを新たに見つける可能性もありますが、大手サプライヤーではないコストが増加する可能性もあるので、候補としてはBOEあたりになると思います。
ただ勝手な予測ですがSamsung製を継続する代わりにアスペクト比を変更する可能性があるのかなと思います。となればXperia 1Ⅵのようにデザインを刷新してくる可能性があるのかなと思います。
Xperia 1Ⅶはそこまでデザインが変わらずともXperia 10Ⅶはディスプレイに合わせて刷新されてもおかしくないです。また事前情報通り中国企業に開発が委託されているのであればXperia 5Ⅶではデザインが刷新されてもおかしくないです。
少なくとも事前情報通りであればSonyは拘りの一つである「アスペクト比」自体を継続すること自体が難しくなった可能性があります。それなりの生産規模があるのであればSamsungも頑張って工場を維持したのかもしれませんが年間で200万台もないと言われているXperiaでは貢献出来なかった可能性。
結局のところ拘りを通すには「売上」が必要で利益重視というスタンスはモバイル部門を継続する上では重要だと思いますが、サプライヤーから見れば旨味は少ないのかもしれません。
仮に推測通りにデザインが刷新されるのであれば評判が良くなかったアスペクト比21:9からはおさらばになる可能性があります。一方で横幅が増すことで取り回しが悪化する可能性がある中でどのようにバランスをとってくるのか非常に気になるところです。
