Pixel 9 Pro Foldの耐久テスト結果公開。耐久性は前モデルから変わらず

先日より一部市場で発売された「Google Pixel 9 Pro Fold」はデザインが刷新されておりビルドクオリティが明らかに改善されていることを確認できます。少なくとも耐久性含めて今後しっかり使っていく必要があるとはいえ使いやすくなっています。

一方で先日アンケート調査を行ったところ「耐久性」を気にしているユーザーも一定数います。今回9To5GoogleによるとGoogle Pixel 9 Pro Foldの耐久テストの結果が公開されたと報告しているのでまとめたいと思います。

耐久テストの結果が公開。

今回耐久テストで有名な「JerryRigEverything」がGoogle Pixel 9 Pro Foldの耐久テストの結果を公開したことが判明したとしています。まず注意点として同チャンネルの耐久テストは非日常的なのでテスト結果からも耐久性がないと断言することは難しいです。

その上でバックパネルに関しては「Gorilla Galass Victus 2」を採用しているとはいえレベル6で傷がつきレベル7でより深い傷がつくとしています。一方でUTGを採用したメインディスプレイはレベル2で傷がつき、最悪爪でも傷がつく可能性があることが判明しました。

ただこれはライバル機種でも同等で特にメインディスプレイに関しては似たり寄ったりという感じです。また本体を閉じた状態においての折り曲げテストは問題がありませんが本体を開いた状態でみれば割と簡単に曲がるとしています。

何よりヒンジ横にある「アンテナライン」が原因になっている可能性もあります。結局今回の動画のサムネのようにヒンジ部分は壊れなくてもサブディスプレイ側が折れる感じに。

ちなみにGalaxy Z Fold 6は同様のテストに生き残った上で、Pixel 9 Pro Foldのように壊滅的に曲がることはないとしています。なのでこのことからもPixel 9 Pro Foldは少なくとも同チャンネルのテスト結果からみると耐久性は前モデルから大きく改善していないと指摘しています。

落下テストの方が参考になる。

少なくともストレートタイプのスマホと比較すれば折畳式機種は本体を開いた時に薄いこともあり折り曲げテストに弱いことは明白です。またメインディスプレイに関しても折り曲げることが可能な超薄型のガラスを採用していることからも耐久性が劣るのも当たり前です。

一方で日常的な使い方において本体を開いた状態で折り曲げるような負荷をかけることは考えにくいです。またバックパネルの耐久テストにおいてもフラッグシップモデルであればGorilla Galass Victus 2を採用していることからも傷のつきやすさは一緒でサブディスプレイも同様と考えることができます。

基本折り畳んだ状態であればメインディスプレイは本体外側にカバーされる構造になっているので個人的にはそこまでの問題はないと思います。一方でこの手のテストで参考になるとすれば「落下テスト」かなと思います。

結局日常的な使い方で最も負荷を与える可能性があるとすれば「落下」です。現時点だと落下テストを公開しているチャンネルは皆無に見えますが落下テストでどの程度の耐久性があるのの方が重要で、自分のPixel Foldも落下によってヒンジが故障しました。

なので個人的には閉じた状態と開いた状態においての落下テストの結果があれば参考になるかと思っており、落下テストの方が多くのユーザーにとってもイメージしやすくなるかなと思います。

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