先日公開された市場調査結果からもGoogleは2024年第2四半期/国内市場において前年度同期比でみると成長率は約半減しています。一方で2023年通期でみると成長率がぶっ飛んでいることを考えると今までの異常な成長が落ち着いてきた感じで、むしろこれから国内でどれだけシェアを維持することができるかが重要になってくると思います。
その上でやはり重要になってくるのは先日発売されたGoogle Pixel 9シリーズ含めた新製品の売れ行きです。今回は現時点におけるGoogle Pixelの絶対的に足りない部分のついて主観的にまとめたいと思います。
スペックや価格ではない。
自分のようなオタクからすれば、新製品が発表されればカメラ性能やパフォーマンスなどスペックの細かい部分が気になりますが多くのユーザーはそこまで気にしない可能性が高いです。
少なくとも自分が気にしている部分は自分の周辺の一般層と会話していると大きく乖離していることを痛感します。またGoogle Pixelシリーズは世代を重ねるごとに高価格化されており批判的な声も多いです。
ただそれは「一括」で購入することが多いオタク層からの声であって、ほとんどのユーザーはキャリアからスマホを購入します。そのため「一括価格」よりも実月額いくらで使えるかの方が重要です。
少なくともXiaomiによるとauにおいて8割のユーザーはプログラムを利用して購入しているとの話です。このことを考えると一括で購入する層は限定的でほとんどのユーザーは分割購入になるので「実質負担金」の方が重要です。
もちろんキャリアによって温度差があるとはいえauとSoftBankはかなり積極的にプロモーションしている印象なので一括価格が高くなっても実質負担金で見ればそこまで高くなっていません。
このことを考えると価格やスペックよりも多くのユーザーが重要視していることがあることに。
アクセサリーの豊富さ。
あくまでも個人的な印象ですがPixelは国内で販売されているAndroidの中ではアクセサリーが充実している方だと思います。ただやはりAppleと比較すると圧倒的に物足りなさを感じることに違いはないです。
自分の周辺の人に聞いてみると、iPhoneから買い替えてもいいかな?と思う一方でアクセサリーがイマイチで決め手にかけるとしています。多くの一般ユーザーからすればアクセサリーは店頭で買うことが多い。
そうなった時にPixel用のアクセサリーコーナーはやはり限定的で物足りなさを感じてしまうと思います。自分のようなオタクはアクセサリーももちろん重要だと思いますが優先度はそこまで高くないです。
一方で話を聞いているとスマホ本体のデザインやアクセサリーが充実しているかがまず重要になってくるみたいです。GoogleはMade for Googleプログラムからアクセサリーメーカーと提携して強化しているとはいえ、まだまだ今後の課題という感じになるのかもしれません。
今まではPixelの方が安いからと多少の妥協はあったのかもしれませんが価格差がなくなったことからも、今後はアクセサリーの充実などシンプルな部分をしっかり強化していく必要があるのかもしれません。