先日にAppleがiPhone 16シリーズを正式発表。iPhone 16とiPhone 16 Plusは「A18」を搭載している一方でiPhone 16 Proシリーズは「A18 Pro」を搭載しています。
従来であれば無印はコストカットのためなのか差別化のためなの型落ちSoCを搭載することが多かったですがiPhone 16シリーズでは差別化されているとはいえ搭載SoCのナンバリングは揃った感じになります。
一方でやはり気になる部分としてはSnapdragon 8 Gen 4のパフォーマンスです。今回ICE UNIVERSE氏がSnapdragon 8 Gen 4を搭載したOnePlus 13のベンチマークに言及しているのでまとめたいと思います。
ついにAppleを超えた。
今回同氏が以下のようにポストしていることが判明しました。
Qualcomm Snapdragon 8 Gen 4
Geekbench6 from OnePlus13
3236/10049! pic.twitter.com/Ov87nKK483— ICE UNIVERSE (@UniverseIce) September 11, 2024
Snapdragon 8 Gen 4を搭載した「OnePlus 13」のベンチマークだとしています。さらにこのスコアはチューニングが完了していないとも言われているので今後最適化が進めばスコアは上昇する可能性もあります。
一方でリークしているiPhone 16シリーズのスコアを確認すると以下のようになります。
iPhone 16 Plus | iPhone 16 Pro Max | |
シングルコア | 3402 | 3018 |
マルチコア | 8418 | 7751 |
注意点として現時点でリークしているスコアは「平均値」ではないこと。さらに端末がどのような状態でテストしているかも不明です。その上でシングルコアはiPhoneの方が優秀な可能性が高いですがマルチコアに関してはSnapdragon 8 Gen 4の方が優秀な可能性があることに。
以前よりCPU性能だけでみればSnapdragonの方が上とか部分的で見れば優秀みたいな評価が多かったですが、今回の情報通りであれば、多くのユーザーにとってわかりやすいベンチマークにおいて圧倒していることを確認することができます。
自分はOnePlusのフラッグシップを使ったことがないので普段どのようなチューニングをしているのか把握していません。なのでGalaxyのようにスコアを落としてもバランスを重視するのか。
それともXiaomiやvivoのようにベンチマークスコア優先になるのか不明ですが、今後登場するSnapdragon 8 Gen 4搭載機種はiPhone 16シリーズよりベンチマークが優秀という流れになるのかもしれません。
あとは最適化が重要。
とはいえここまでベンチマークが上昇しても多くのユーザーにとって日常使う上で恩恵を実感しにくいかなと思います。一方で重要になってくるのはアプリの最適化でどんなにベンチマークが高い機種でもアプリが最適化されていないのであればポテンシャルを発揮することが出来ません。
特にベンチマークを重要視するユーザーはゲームガチ勢だと思いますが、ゲームこそアプリ側がしっかり最適化していないと正直意味がないかなと思っちゃいます。
Xでみた限りA18シリーズのCPUにはSnapdragon 8 Gen 4と同じく「オリオンコア」が採用されていたはずです。なのでアーキテクチャの構成の差がベンチマークの差につながっているのかもしれません。
またAppleにとってはApple intelligenceをどれだけ快適に動作させることが出来るのかが重要になってくるのかなと思います。何よりこの感じだとAnTuTuで見た場合に3割近く改善している可能性があるのでスコアは260万点前後になるのかもしれません。
Xiaomi 15シリーズはもちろん、Dimensity9400を搭載したvivo X200シリーズのスコアもとんでもないことになりそうです。