事前情報からもGalaxy S25 Ultraでは横幅がスリム化した上で本体自体も薄型化している可能性があるとの予測。さらに四隅は現行モデルのように角ばったデザインではなく丸みを帯びると予測されていましたがデザインの全体像は掴めない状態に。
今回Android HeadlinesがGalaxy S25 Ultraのほぼ確定的なレンダリング画像を公開したので簡単にまとめたいと思います。
ほぼ確定的なデザイン判明。
今回同サイトがデザイン関連の情報に精通しているリーカーであるOnLeaks氏協力の上で、Galaxy S25 Ultraのほぼ確定的なレンダリング画像を公開したことが判明しました。
事前情報通り四隅部分が僅かに丸みを帯びていることを確認できる一方で大きな変更点としてはサイドフレームがフラット形状になったことです。Pixel 9シリーズでGoogleはiPhoneのデザインをパクッたと批判されましたが、今度はSamsungがPixel 9シリーズやiPhone 16シリーズのデザインをパクったと言われても仕方ないと思います。
結局効率性やデザイン性を考えるとバックパネルもサイドフレームもフラット化するのがベストなのかもしれません。
物理ボタンの搭載位置に大きな変更はなくフロント部分をみるとベゼルがスリム化しているように見えます。ただ現行モデルでもかなりスリム化されていたので、以前リーカーが指摘した通りサイドフレーム含めた中間フレーム部分がスリム化した結果ディスプレイのベゼルがスリム化したように見えるだけかもしれません。
またカメラ配置は現行モデルと同じですがカメラデザインはGalaxy Z Fold 6と同じで特段新鮮味は感じません。
少なくともデザイン全体で見ればブラッシュアップされていることに違いはないですが新鮮味がないことに違いはなくGalaxy S22 Ultraの時から大きくデザインは変わっていないことになります。
本体サイズ | 重さ | |
Galaxy S24 Ultra | 162.3×79.0x8.6mm | 233g |
Galaxy S25 Ultra | 162.8×77.6×8.2mm | 219g |
iPhone 16 Pro Max | 163×77.6×8.25mm | 227g |
現行モデルと比較すると縦幅がほとんど一緒ですが横幅がスリム化された上で本体も薄型化。さらに軽量化が進んだことで現行モデルの最大の欠点だった取り回しの悪さは大幅に改善する可能性があります。
一方で先日正式発表されたiPhone 16 Pro Maxとほとんど同じ大きさで、本体サイズまでパクったのか?と思われても仕方ないくらい似ています。ただ重さに関してはGalaxy S25 Ultraの方が軽いという感じです。
基礎スペックはほぼ変わらず。
一方で薄型化/軽量化を優先した結果なのか。それともコストの問題なのか不明ですが現時点で判明している基礎スペックでみるとほとんど変更点はないです。
Galaxy S24 Ultra | Galaxy S25 Ultra | |
RAM | 12GB | 16GB |
SoC | Snapdragon 8 Gen 3 | Snapdragon 8 gen 4 |
超広角 | IMX563(1/2.55インチ) | JN3(1/1.57インチ) |
ディスプレイサイズに関しては一緒ですがディスプレイスペックで進化に期待できる部分があるとすれば「ディスプレイ輝度」くらいです。そしてバッテリー容量や充電速度は一緒と予測されており、SoCの刷新で電池持ちがどの程度改善するのか気になるところです。
またカメラに関しては超広角のみ刷新されるとの予測で大型化されることからも画質改善に期待することができ、マクロ撮影でもおそらく恩恵を受ける可能性があります。
何よりほとんどのセンサーが変わらないと予測されているのSoCとカメラソフトでどこまで底上げできるかだと思います。あくまでも個人的な印象ですがGalaxy S25 Ultraではやはり保守的な進化に留まりそうという感じです。
何よりSamsungが大きく動くことがあればAppleがiPhoneのデザインを刷新する時なのかなと思います。