事前情報からもXiaomiはSnapdragon 8 Gen 4を搭載したXiaomi 15シリーズを10月下旬頃に正式発表すると予測されています。一方で昨年までであればQuaolcommにちょっと遅れてMediaTekが最新のSoCを正式発表するという流れでした。
ただ今年はSnapdragon 8 Gen 4よりDimensity9400の方が先に正式発表されると予測されています。今回GizmoChainaによるとvivo X200シリーズは10月初旬に正式発表されると報告しているので簡単にまとめたいと思います。
10月初旬に正式発表へ。
今年の5月にvivoはマイナーアップデートモデルであるvivo X100sシリーズと最上位モデルであるvivo X100 Ultraを発売しましたが売り上げはかなり好調との話です。そのためこの勢いを継続するためにvivo X200シリーズでラインナップをさらに強化してくると予測されています。
そして今回の情報によるとvivoは7月と8月において中国市場でシェア19.4%を獲得して市場シェア1位を獲得したとしています。また4000〜6000元の価格帯でみると16%のシェアを獲得して、Apple/Huaweiに次いで3位のシェアを獲得したとしています。
少なくともフラッグシップモデルがしっかり売れてきていると判断することができます。さらに今回の情報によるとvivo X200シリーズを10月初旬に正式発表してiPhone 16シリーズと真っ向勝負をしかける可能性があるとしています。
仮に今回の情報通りであればvivo X100シリーズが11月中旬に中国で正式発表されたことからも、vivo X200シリーズは1ヶ月以上の前倒しで正式発表される可能性があることになります。
以前はAppleより前に正式発表するメーカーが多かったですが、逆にAppleとあまりタイムラグを開けずにiPhoneより凄いぞとアピールしながら新製品を発表した方がより効果的なのかもしれません。
仮に今回の情報通りで、Appleへの牽制を考えるとiPhone 16シリーズが発売される9月20日より前にイベントの告知をするのかもしれません。
カメラで大きな差になるかも。
何よりvivoのフラッグシップモデルといえば「カメラ」でvivo X200 Proのリークしているハードスペックで見ればiPhoneが太刀打ちできるような存在ではありません。あとは画像処理の部分でiPhoneが強い「動画」にどれだけ迫ることができるかだと思います。
またAppleを意識しているのか。それとも技術的な制約を解決できたからなのか不明ですがvivo X200 Proをベースにした6.3インチの小型モデルを新たに追加するとも予測されています。
少なくともiPhone 16 Proに対しては噂通りであれば小型モデルが真っ向勝負で、iPhone 16 Pro Maxに対してはvivo X200 Proをぶつける感じになるのかもしれません。
また例年通りであれば来年の第2四半期ころに最上位モデルであるvivo X200 Ultraが正式発表される流れになると思います。中国市場で完全に勢いを失っているAppleに対してvivoがどこまで勝負をできるのか非常に気になるところです。