事前情報からもGoogle Pixel 9 Pro XLがフリマに多数出品されていることが判明しています。そのため中古市場における市場価値が下がっていることが話題になっています。
今回在庫状況が不安定なGoogle Pixel 9 Pro Foldもフリマに多数出品されていることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
じゃんぱらに多数の在庫あり。
先日には「Google Pixel 9 Pro XL」がフリマで転売されていることが判明しましたが、今回が「Google Pixel 9 Pro Fold」も多数の在庫があることが判明しました。上記の画像からも256GBで見れば100個近くの在庫があることを確認できます。
また未使用品とはいえGoogle Storeにおける定価と比較すると2万円近く安く購入できることを確認することができます。とはいえ価格関係なしに欲しいと思う人以外はGoogle Storeにおける予約/購入特典がないので実質負担金はかなり高いです。
少なくともPixel 9 Pro XLと比較すれば市場価値はそこまで下落していない感じですが、9月9日で特典期間が終了すれば「未使用品」が売りに出される頻度は下がるのかもしれません。
ストアクレジット目的の可能性。
少なくとも9月9日までの話になりますが「Pixel 9 Pro Fold」は購入特典として「5万7700円」分のストアクレジットが貰えます。さらにPixel Foldを下取りに出すと最大10万円の還元を受けることが出来ます。
つまり26万円に対して特典を最大限活かすことで実質10万円程度で購入できることになります。少なくとも特典を最大活かした状態で転売することで利益を得ることができるかもしれません。
一方で今回の動向を見ている限り「ストアクレジット」が目的のユーザーが転売している印象を受けます。ストアクレジットはGoogle Storeでしか使うことが出来ないので周辺アクセサリーなどを購入して売却することで現金化することも可能です。
ただ買取業者に買い取ってもらえば利益はどんどん減っていく感じで、正直転売するにはあまり魅力がないように感じます。このことを考えると「Pixel 10」シリーズを目的にしているユーザーもいるのかもしれません。
例えばPixel 9 Pro Foldの場合は「5万7700円」のストアクレジットが貰えるので、次期Pixel 10シリーズをGoogle Storeで購入する際に5万7700円の値引きが可能になります。またおそらくですがPixel 10シリーズの購入特典としてまたストアクレジットが貰える可能性もあります。
仮にこの推測通りであれば、Pixelに興味はないけどPixel 10シリーズが気になる人。もしくはPixel 9シリーズをホールドにするにはちょっと余裕がないけどPixel 10シリーズは欲しい人などが購入特典を上手く活かしているのかもしれません。
結局のところPixel 9 Pro XLもそうですが購入特典を上手く利用して購入した場合の実質負担金は大幅に値下がりした未使用品より安いです。結局どんなに表面的な価格が安くなってもお得かと言われれば微妙に感じてしまいます。
自分はPixel 9 Pro XLを実質4万円程度で購入できたので未使用品が11万円程度になったとしても全然高いかなと思っちゃいます。