Galaxy Z Fold 7に超期待。今後の開発目標は9mm前後と超薄型化

直近の情報からも9月下旬に正式発表が予測されているGalaxy Z Fold Special Editionは本体を開いた時の厚みは5mm以下になると予測されており、世界トップクラスのサイズ感には及ばないもののデザインは一気にブラッシュアップされることになります。

少なくともこれだけでも物欲が刺激されるところですが「Galaxy Z Fold Special Edition」の期待値が高いからこそ気になるのはGalaxy Z Fold 7です。今回韓国のメディアサイトがGalaxy Z Fold 7などの開発目標に言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。

10mm以下が目標に。

少なくともSamsungの幹部が開発チームに対して薄型化を目標に開発を進めることを指示したことが判明しています。そして今回の情報によると「Galaxy Z Fold Special Edition」以降のGalaxy Z Foldシリーズの開発目標として折り畳んだ時の厚みが「9mm」以下であることが判明したとしています。

現状だとHonor Magic V3が世界で最も薄く「9.3mm」となりますが、Samsungは世界トップを超えるために開発を進めていくことになります。そして本体の薄型化に最も重要な要素としては「ヒンジ」の刷新です。

ただ現状のヒンジ構造だと10mm以下にした場合耐久性などSamsungの要件を満たすことが出来ないことから新しい形状を採用したヒンジの開発をすすめるとしています。

また耐久性の改善はもちろん操作駆動性やディスプレイの折目などを改善させつつヒンジ構成部品を1/3に減らすことが目標だとしています。少なくともヒンジの刷新に合わせて最大30%程度軽量化できる可能性があるとしています。

このことからも薄型化に伴い軽量化も進む可能性があるとの話です。

現行モデルのサイズを維持するのは厳しい。

少なくとも今回の情報通りであれば期待が膨らむ一方で現行モデルのサイズ感を維持することはほぼ不可能になる可能性があります。これは「Galaxy Z Fold Special Edition」を見れば分かりやすくメインディスプレイが8インチと大型化しています。

現行モデルのサイズ感を維持しながら薄型化しようとした場合おそらく内部スペースが足りないことに加え排熱のバランスなどもとれず非常にバランスが悪い仕上がりになる可能性があります。

少なくともスペックを劣化させて薄型化させることは可能だと思いますが、それではユーザーが納得しないと思います。一方で中華メーカーの一部機種を使って思うのは薄型化/軽量化に固執しすぎた結果バランスがどんどん悪くなっていること。

またソフトの完成度が低いことからも余計にでかくて薄いだけみたいな感じになってきているのでスペックとのバランスはしっかり考えてほしいように感じます。

ソフトが強いSamsungがどのような仕上がりにするのか非常に気になるところで、Galaxy Z Fold 7からは目標が達成しなくてもデザイン刷新から始まるかもしれません。

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