バカみたく高くなるかも。Xperia 1Ⅵで大型センサーを搭載しなくて正解だったかも

残念なことに現時点でSonyに大きな動きがないことからも事前情報通り「Xperia 5Ⅵ」は正式発表されない可能性があります。少なくとも例年と同じ時期に発表されることはなくなった感じで、仮に下半期に正式発表されるとしてもこうなってくるといつ発表されるのか不明です。

ラインナップが今後削減される可能性が高い一方で来年のXperiaはどうなるのか。今回RedditにおいてXperiaが大型センサーを搭載しない理由について投稿されていることが判明したので簡単にまとめたいと思います。

大型センサーを搭載しない理由。

今回以下のように投稿されていることが判明しました。

携帯電話の厚さを犠牲にすることなく、カメラのハードウェアに大きな違いを生むことはできないので、Xperiaには来ないと思います。

1インチセンサーを備えた中国の競合他社のカメラモジュールのサイズを確認するだけです。このサブのコメントにより、それはひどいものであり、ソニーだけがスリムでエレガントな形と寸法を維持しているため、ソニーファンに受け入れられにくいでしょう。

これはSonyの担当者の方も仰っていたことなので間違いないと思います。また担当者の方が大型センサーを搭載しないもう一つの理由として2層トランジスタ技術を採用した「IMX888」を搭載していることです。

IMX888を搭載したことで一定の条件下でみた場合にフルサイズと同等の撮影が可能であることをアピールしています。つまり大型センサーを搭載せずとも大型センサーと同等の写真が撮れるのであれば不要だよねって話です。

またXperia 1Ⅵでは望遠機構自体は強化されましたが望遠センサー自体は大型化していません。その理由もやはりデザインとのバランスでスタイリッシュなデザインを継続しつつもズーム性能を強化したかったことを明らかにしています。

コストが爆増?

ただXperia 1Ⅵのカメラでみても完璧とはいえず「白飛び」がしやすいなどカメラソフトの問題もあると思いますが超広角や望遠になると余計に他社との差が目立ちます。

このことからもカメラに拘るユーザーからすればカメラをもっと強化してほしいと思うかもしれません。その上で今回以下のようにも投稿されていました。

また、ソニーの価格を考慮する必要がありますので… 1インチセンサー+300$可変絞り+250$ポップアップカメラレンズ+200$

実際のところのコストは不明ですが1インチセンサーを搭載した上で可変絞りに対応するとバカみたくコストが増加するみたいです。少なくともXperia PRO-Iで実現していますが、あの当時でもフラッグシップの最上位モデルより5万円近く高かったことを考えると今であれば25万円オーバーという感じになるのかもしれません。

何より中華メーカーのように「薄利多売」かつ「規模の経済」が使えるならコストはもっと抑制できるかもしれません。ただSonyの生産規模では難しいことに違いはなくコストの増加は単純に値上げになると思います。

何よりXperia 1Ⅵで一般化した今カメラの大型化は当面考えにくいのかなという感じで、仮に大型センサーを搭載した場合本体価格からも多くのユーザーはついてこれないとなり何より「コスパが悪い」と批判されそうです。

ただ大型センサーを搭載したXperiaも見てみたいところで、だからこそPROモデルには復活してほしいところ。

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