Xperia 1Ⅵでは改善。結局サポート期間が伸びてもハードが弱ければ快適に使えない

SonyはXperia 1Ⅵで歴代Xperia最長となるメジャーアップデートに3回に対応した上でセキュリティアップデートは最大4年に拡張しました。Sonyによると市場のニーズに合わせてアップデートサポート期間を拡張しているとの話ですが仮に日本市場を優先しているのであればもうちょい頑張ってほしいかなと思ってしまいます。

今回RedditにおいてXperiaのアップデートについて投稿されていることが判明したので簡単にまとめたいと思います。

ハードが弱ければ意味がない。

なんかRedditにおいて「Xperiaのサポート」期間について議論になっているスレットがあり、その中で個人的に納得した投稿が以下のようになります。

多くの人が技術サブで行っているのを見たように、購入決定はほぼ完全にソフトウェアサポートに基づいているべきだと思いますか?いいえ。全然。この種のものは「持っているといい」ものであり、私は堅実なソフトウェアサポートを持つ電話よりも堅実なハードウェアを持つ電話を選びます。

Pixelは反対の典型的な例です(審査員はまだP9に反対していますが、長期的な使用に関する限り、他のすべてのPixel世代とより同じであると強く感じています)。確かに、彼らが携帯電話を5〜7年間一貫して更新しているのは素晴らしいことですが、彼らのハードウェアが実際に2年を過ぎてからそれをやり始めると信じることができないのに、その意味は何ですか?

結局のところハードが弱ければ長く快適に使うことは厳しいためハードが安定している方が重要だとの趣旨です。Xperia 1ⅣやXperia 5Ⅳなどが分かりやすいですが発熱に悩まされた挙動が全く安定していないです。

さらに指紋認証や無限再起動など深刻な不具合報告もちらほら見られる感じでアップデートサポートが最大3年といっても、Xperia 1Ⅳの価格帯の機種を購入するような人が無理に我慢して3年も使うとは考えにくいです。

結局のところアップデートサポート期間がどんなに長くてもハードが安定していなきゃ多くのユーザーは買い替えてもおかしくないことになります。

サポート期間は受け身の人が多い。

また今回の投稿にあるように「アップデートサポート期間」を目的に買っているユーザーは限定的で何より受け身の人が多い印象を受けます。コストの問題からもフラッグシップモデルを中心にアップデートサポート期間が拡張されていますがフラッグシップを好んで購入するようなオタクはそこまで長く使わないことが多いです。

一方で一般ユーザーこそ使えるだけで長く使いたいという感じで、アップデートサポートに合わせてフラッグシップモデルを選ぶ人は限定的で結局サポート期間が長い機種であればラッキーくらいで、サポート期間がきれても使い続けている人が多い印象を受けます。

またGalaxy S24シリーズやPixel 9シリーズなどアップデートサポートが最大7年に対応した機種が登場してきていますが、正直なところ7年後に端末が快適に使えるかどうかなんて現時点で判断できません。

YouTubeではベンチマークスコアからもPixel 9シリーズは長く使うなんて無理だとの声がありましたがSnapdragon 8 Gen 3を搭載しているからといって7年快適に使えるかどうかなんて分からないです。

結局はメジャーアップデートに加えてメーカーがどのようなアップデートを重ねていくかだと思います。またストレージなどコンポーネントの寿命がどこまで耐えられるか。

結局現時点だとアップデートサポートが長いほど「安心」して使えますが、決して「快適」に使えるかどうかは別の話になります。またキャリアモデルの販売方法は結局2年分割がメインなのでアップデートサポートが拡張しても恩恵を受けにくいので販売方法と乖離しているのも難しいところです。

何よりiPhoneはアップデートサポート期間が5年近く対応した上で、ハードが安定していたからこそ快適に使える期間も長く結果ユーザーの満足度も高かった。こう考えるとXperia 1Ⅵでは安定性をしっかり改善してきたのはアップデートサポートを拡張したことよりも重要だったのかもしれません。

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