直近の情報からも「Apple Intelligence」にiPhone 16シリーズで対応することから需要が爆増すると予測されています。少なくともAppleはディスプレイのサプライヤーに対して9000万台分以上を発注したと言われています。
一方でテトラプリズム機構のサプライヤーからの情報としてiPhone 16シリーズの生産構成比はProモデルが全体の7割を占める可能性があると予測されており、iPhone 16 Proシリーズを集中的に生産すると予測されています。
今回韓国のメディアサイトによるとiPhone 16 Proシリーズも主な進化点に言及していることが判明したのでまとめたいと思います。
デザインと基礎スペックの主な変更点。
今回iPhone 15 ProシリーズからiPhone 16 Proシリーズではどのような進化を遂げているのか。主な変更点に言及しているのでざっくりとまとめると以下のようになります。
デザイン | iPhone 15 Pro/Pro Max | iPhone 16 Pro/Pro Max |
ディスプレイサイズ | 6.1インチ/6.7インチ | 6.3インチ/6.9インチ |
ベゼルの太さ | 1.71mm/1.55mm | 1.2mm/1.15mm |
ディスプレイ輝度 | 2000nits(ピーク) | より明るいディスプレイ |
SoC | A17 Pro | A18 Pro |
Wi-Fi | Wi-Fi6E | Wi-Fi7 |
発熱対策 | 銅製ヒートシンク | グラフェンヒートシンク |
バッテリー容量 | 3274mAh/4422mAh | 3577mAh/4676mAh |
バッテリーの形状 | 単層式 | スタック式 |
充電速度 | 27W(有線)/15W(MagSafe) | 40W(有線)/20W(MagSafe) |
あくまでも「噂」なのでご注意下さい。その上でデザイン面でみるとベゼルがスリム化された上でカラバリの変更と予測されています。ちなみに事前情報通りであればiPhone 16 ProシリーズはSamsung M14を採用しているとの予測です。
SoCの底上げに伴い通信規格が底上げされるのは特段驚きはありませんが発熱対策はより強化。むしろ前モデル対比でSoC自体の発熱がひどくて強化したのか、それともパフォーマンスの持続性を改善するために強化したのかでも印象が変わってくると思います。
バッテリー容量の増加などは事前情報通りですが嬉しい部分としては充電速度の改善です。個人的に嬉しい部分としてはMagSafeの充電速度が改善されたことで、いずれQi 2でも最大20Wに対応する可能性があるのかもしれません。
カメラの進化。
また合わせてカメラ関連の進化を確認すると以下のようになります。
カメラ | iPhone 15 Pro/Pro Max | iPhone 16 Pro/Pro Max |
超広角カメラ | 12MP(F2.2) | 48MP(F2.2) |
ズームの改善 | 光学3倍ズーム | 光学5倍ズーム |
JPEG-XLのサポート | – | 対応 |
ビデオ撮影 | – | ドルビービジョンで120fps撮影 |
キャプチャーボタン | – | 対応 |
今回の情報通りでみるとiPhone 16 Proはカメラの進化が分かりやすいですが一方でiPhone 16 Pro Maxにはほとんど言及していません。事前情報通りであればメインカメラセンサーが刷新するとも予測されていますが実際にどうなるのか非常に気になるところです。
少なくとも今回の情報をみる限りでは「安定性」を中心に底上げした上でiPhone 16 ProとiPhone 16 Pro Maxのカメラの差がある程度なくなるとイメージしておくのが分かりやすいのかもしれません。