事前情報からもSonyは「Xperia 5シリーズ」の開発を中国企業に委託したといわれています。委託されたのは2024年の4月であることを考えると2025年の下半期にフォーカスしている可能性があります。
一方で情報が錯綜しているのが「Xperia 5Ⅵ」で専用ケースがリークしたとはいえ実際に発表されるのか不明です。少なくとも現時点でイベントの告知がないことを考えると例年と同じタイミングで正式発表されない可能性が高いと判断することができます。
今回は大手キャリアのオンラインショップにおいてXperia 5Ⅴの販売が終了していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
大手キャリアで終売に。
例年通りであればまもなく後継機種が正式発表されてもおかしくない「Xperia 5Ⅴ」ですが上記の画像からもドコモオンラインショップにおいて終売していることが判明しました。
少なくとも「ドコモショップの在庫から取り寄せ可能かを確認する」となっていることからも実店舗において在庫があれば購入することが可能という感じです。一方でSoftBankに関しては最初から取り扱いがなくauに関しては製品ページが削除されています。
ちなみにdocomoと違いauに関してはオンラインショップ限定での販売だったことからも完全に終売したと判断することができます。あと一応MNO扱いになっている「楽天」に関しては在庫ありの状態になっていますが、そもそも楽天ではほぼ売れないと思うのでよほどの叩き売りをしない限りは当面在庫は残っているかもしれません。
一方でSony Storeにおける直販版に関して執筆時点では全色とも在庫ありの状態になっています。単純にキャリアで購入がほぼ不可能であることを考えると直販版は当面過剰な値下げもすることなくのんびり売っていく可能性もあります。
結局直販版しか選択肢がないとなればニーズは多少なりとも増えるので。
後継機種はやはり登場せず?
単純にキャリアモデルの在庫状況をみる限りでは後継機種の登場に合わせて在庫を調整したようにも見えます。直販版は基本後継機種が登場しても即時値下げすることはなく発売以降半年前後の周期で値下げとほぼ定期的な値下げを重ねることで売り切るという感じに見えます。
一方で型落ちになっても在庫が残っているXperiaも歴代でみると多いので、そもそもXperia 5Ⅴの仕入れ量が限定的だったのかもしれません。在庫状況で見れば10月頃になにかありそうな予感もあれば事前情報通り後継機種はスキップされ来年になる可能性もあるかもしれません。
何より来年にスキップされるのであればXperia 5Ⅴが実質最後のSonyが開発をしたXperia 5シリーズになる可能性もあります。現時点で情報が全くないためなんともですが中国企業に開発が委託されているのであればアスペクト比含めて大きくデザインが変更されてもおかしくないです。
少なくともアスペクト比の変更は小型モデルほどデメリットで単純に考えれば取り回しが悪化します。このサイズ感が好きなユーザーにとってXperia 5Ⅴは貴重な選択肢になるのかもしれません。