国内で見れば年々スマホが高価格化していますが「為替」の影響が大きい。例えばiPhoneの小型のProモデルでみると「iPhone X」以降価格は据え置きになっていますが国内で見ると5万円近く値上がりしている感じになります。
何より以前のようにフラッグシップモデルが売れにくい状況になっていますが2024年第１四半期において「iPhone 15 Pro Max」が世界で最も売れた機種となっています。
今回韓国のメディアサイトが2024年第２四半期における機種別ランキングについて言及していることが判明したのでまとめたいと思います。
世界で最も売れた機種に。
今回市場調査会社が2024年第２四半期/グローバル市場/機種別ランキングを公開していることが判明したとしています。まず1位を獲得した「iPhone 15」ですが発売された2023年第３四半期においては24位でした。
ただそれ以降安定しており「2024年第２半期」においてiPhone 15 Pro Maxを抜いた感じになります。逆にいえば$1000を超える機種が長らく一位を獲得していること異常とも言えます。
一方でiPhone 15 Proは3位を継続してめちゃくちゃ安定している感じです。少なくともトップ3をiPhone 15シリーズで独占していることがすごいです。トップ10までで見るとほぼiPhoneとGalaxyという感じで、Xiaomiが一年ぶりにトップ10にランクインしたという感じになります。
あくまでも今回のランキングを見る限り「安ければ売れる」というわけではないことをはっきり確認することができます。何よりフラッグシップモデルしか出していないAppleが売り上げランキングで上位を独占していることからも利益率も半端なく高いという感じです。
国内市場は厳しい流れに。
ドコモオンラインショップにおける売り上げランキングをみると叩き売りになっている「iPhone 14」が長らく1位を獲得しています。またiPhoneがよく売れる市場でみると「最新機種」ほどランキング上位にいますが国内においては安売りされる「型落ち機種」の方がランクインすることが多いです。
以前はキャリアがバンバンiPhoneをばら撒いていたこともあり実質価格をかなり抑制することができましたが今は総務省の横槍のせいで端末の値引きが制限された上に端末価格自体が上昇したことで以前より購入しにくい状況になっているんだと思います。
まもなくiPhone 16シリーズが正式発表される可能性が高いですが価格がどうなるのか。現地価格は「iPhone 16 Pro」以外は価格が据え置きになると予測されていますが為替の影響がどう反映されるかだと思います。
以前として圧倒的なシェアを誇るiPhoneですが今後シェアを維持できるのか気になるところです。
