Sonyによるとアップデートサポート期間は市場の反応をみつつ調整しているとの話で、Xperia 1ⅥやXperia 10Ⅵではついにアップデートサポート期間が拡張されました。セキュリティアップデートサポートは従来の3年から4年に拡張された上でXperia 1Ⅵは3回のメジャーアップデートに対応しています。
もちろんアップデートサポート期間が拡張されたのは嬉しいところですが近年のXperiaで注目すべきは「ソフトの安定性」の改善です。今回RedditにおいてXperia 5Ⅳなどの不具合が投稿されていることが判明したのでまとめたいと思います。
2023年モデルが大きな転換期。
今回以下のように投稿されていることが判明しました。
1〜2か月前のソフトウェアアップデートの後、電話は1日に数回再起動し始めました。その後、別のアップデートで再起動が減少しましたが、それでも発生します。
今まで情報収集のためにスレッドをよく確認していましたが大きな境目となっているのは「2023年モデル」です。少なくとも発熱が原因で評判が悪いXperia 1ⅣやXperia 5Ⅳですが加えて不具合もかなり多い印象を受けます。
歴代Xperiaでよく発生する不具合 |
指紋認証が機能しなくなる(指紋認証が設定ごと消失) |
ディスプレイに縦のラインが発生する |
勝手に再起動を繰り返す |
Wi-FiやBluetoothに不具合 |
通信が安定性しない現象が発生 |
これら不具合が2023年モデルから一気に報告事例が減っていることが大きな特徴となっています。もちろんXperia 1ⅤやXperia 1Ⅵに全く不具合が発生していないわけではありませんが安定性が全然違うという印象です。
Sonyがアップデートの開発にかなり注力するようになったのか定かではありませんが従来の大きなデメリットであった「ソフトの安定性」がここ数年で一気に改善している印象を受けます。
既存ユーザーは買い替える価値がある。
何より「ソフト」が安定してきたことだけでもXperiaのイメージが大きく変わると思います。従来のXperiaは周回遅れのスペックでソフトはピュアAndroidに近いながらも不具合が多めという感じでした。
ただXperia 1Ⅵでみればスマホとしてみればかなり安定した印象を受けます。
Xperia 1Ⅵの大きな特徴 |
常に明るくディスプレイ(アスペクト比の変更でコンテンツがより大きく表示) |
驚異的な電池持ちの実現と発熱時の挙動が改善 |
圧倒的なスピーカーの音質 |
確かに前モデルと比較すると従来の拘りが緩和されたことで「つまらなくなった」と感じてしまうかもしれません。ただソフト含めて安定性の部分は大幅に改善しており既存ユーザーこそ「本当にXperiaか?」と思うくらい電池持ちが改善しています。
キャリアの施策などからも型落ちのXperiaがよく投げ売りされ話題になりますが個人的には最低でも2023年以降のモデルを選んでほしいところです。何より2023年以前のXperiaを使っているユーザーにこそXperia 1Ⅵに買い替えるのはありかなと思います。
もちろんXperiaに嫌気がさして他社に乗り換えるのは全然ありだと思います。ただ次もXperiaがいいなと思っている人ほどXperia 1Ⅵに少しでも早く買い替えた方が幸せになるのかもしれません。