先日には長らく在庫が不安定な状態だったXperia 1Ⅵの「スカーレット」の在庫が復活したことが判明しました。さらに当初は日本と台湾のSony Store限定カラバリでしたが香港においても販売を開始するなど販売地域が徐々に拡大しています。
このことからもSonyにとって想定を超えるニーズが発生していると判断することが出来ます。今回Sony Storeや一部家電量販店においてXperia 1Ⅵの最上位構成の販売がようやく開始したので簡単にまとめたいと思います。
ついに発売へ。
なぜここまで発売時期が遅かったのか定かではありませんがXperia 1Ⅵ/Sony Store限定となる最上位構成がようやく発売されました。ちなみにキャリアモデルと比較する約2ヶ月半のタイムラグがあったことになります。
下位/中位 | 最上位 | |
RAM | 12GB | 16GB |
カラバリ |
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最上位構成の主な違いとして2つあり一つ目としては唯一RAM16GBに対応していることです。少なくとも歴代Xperia 1シリーズで見るとXperia 5シリーズのようなタスクキル問題は発生しておらず、残念なことにGoogleやSamsungのようにAIにほとんど力を入れていません。
このことからも日常使いでRAM12GBだと足りない人。もしくはゲームをがっつりやりたい人向けという感じになります。ちなみに最上位構成は512GBとなっていることに加え最大1.5TBのSDカードと上手く組み合わせることでストレージ不足にはなりにくいかなと思います。
そして2つ目としてはカラバリで最上位構成はブラックとグリーンの2色とスカーレットがないのは残念です。少なくともSonyとしてもここまでスカーレットが売れるか分からなかったからこそ人気が出る可能性が高いカラバリのみにしたのかもしれません。
いきなり在庫が不安定。
一方で8月23日よりSony Store及び一部家電量販店で販売になりますがSony Storeにおいてはいきなり「ブラック」が在庫なしの状態になっています。グリーンに関しては問題なく在庫があるみたいですがブラックに人気が集中した形になります。
ただSony Store銀座など実店舗にはスカーレットの在庫があることを考えると最上位モデルも在庫があるかもしれません。何よりこれでようやくXperia 1Ⅵの前モデルが発売されたことになります。
あとは今年の下半期にXperia 5Ⅵが正式発表されるのか不明で昨年と同時期に発表されるのであればそろそろ告知があってもおかしくない時期です。Sonyによるとモバイル部門は収益性もなければ成長性も期待出来ないことを明らかにしています。
ただ今後何かしらの形で利益率を改善させる必要があることにも言及しており、わかりやすい方法としてはラインナップの削減でXperia 5シリーズがカットされた上でXperia PROシリーズが復活する可能性も低いと言われています。
何よりXperia 1Ⅵがようやく揃ったことで今後Sonyがどのような動きを見せるのか非常に楽しみです。