Pixel 9 Pro XLの各種テスト結果判明。電池持ち微妙だけど長所は強すぎ

いよいよ8月14日より「Google Pixel 9」と「Google Pixel 9 Pro XL」が国内でも先行発売。ネットでの声を見る限りは9月4日に発売予定となっているPixel 9 ProとPixel 9 Pro Foldに需要が集中しているのかなと思います。

少なくともPixel 9 Pro XLの開封レビューを公開させて頂きましたが派手な進化がない一方で今までのドタバタしていたPixelがようやく落ち着いてきた印象を受けます。

そして今回GSM ArenaがPixel 9 Pro XLのバッテリーテストの結果を公開していることが判明したのでまとめたいと思います。

電池持ちは微妙。

今回同サイトがGoogle Pixel 9 Pro XLのバッテリーテストの結果を公開していることが判明しました。

バッテリー容量 スコア
iPhone 15 Pro Max 4441mAh 16時間01分
Galaxy S24 Ultra 5000mAh 13時間49分
Pixel 9 Pro XL 5060mAh 12時間32分
Pixel 8a 4492mAh 11時間25分
Pixel 8 Pro 5050mAh 11時間14分

前モデルと比較するとバッテリー容量はほぼ一緒でありながらもディスプレイ輝度は大幅に強化。このことを考えると電池持ちが悪化してもおかしくないですがGoogle Tensor G4の恩恵が大きいのか電池持ちは大幅に改善しています。

少なくとも歴代Pixelユーザーからすれば電池持ちが良くなったと実感できる可能性があります。一方でGalaxy S24 Ultraなど他社と比較すると電池持ちが悪いことに違いはないです。

今やスコア的にみればGalaxy S24 Ultraでも電池持ちが良いと言えない状況になっているのでPixel 9 Pro XLの電池持ちはハードユーザーからすれば圧倒的に物足りないと思います。

充電開始30分 フル充電に要した時間
Galaxy S24 Ultra 69% 65分
Pixel 9 Pro XL 67% 78分
Pixel 8 Pro 53% 83分
iPhone 15 Pro Max 46% 109分

また同サイトは充電テストの結果にも言及していますが注意点としてGoogle純正45Wの電源アダプターを使っテストが出来なかったこと。そのためSamsungの45W電源アダプターを使用してテストしてみたいですが純正を使用した場合充電開始30分で70%と発表されているので純正じゃなくてもほぼ同じ速度で充電できることを確認できます。

少なくとも前モデル対比で改善していますがトータルでみれば5分しか違いがないので劇的はではないです。

ディスプレイ輝度が強い。

少なくとも電池持ちは実際に使っていても改善していることを実感できますがさほど良くないという感じで今回のスコアは想定ほどは良かったという感じです。一方でびっくりだったのが「ディスプレイ輝度」でめちゃくちゃ強いです。

手動調節 自動調節
Pixel 9 Pro XL 1333nits 2365nits
iPhone 15 Pro Max 846nits 1787nits
Pixel 8 Pro 954nits 1600nits
Honor Magic 6 Pro 774nits 1578nits
Galaxy S24 Ultra 755nits 1447nits
Xiaomi 14 Ultra 710nits 1281nits
Oppo Find X7 Ultra 811nits 1155nits

あくまでも同サイトのテスト結果を参考にした場合になりますが公式のスペックシートよりも明るさが出ていることを確認することができ現時点で見れば圧倒的な存在です。

これは比較する機種にもよりますがHDR対応の動画を見ている時や外で写真や動画を撮っている時にかなり明るいことを実感できます。一方で屋内でHDR関係ないコンテンツを見ると前モデルより僅かに明るい程度でGalaxyやiPhoneと比較するとむしろ暗く感じるくらいです。

なのでユーザーの使用方法によって印象が異なる可能性があります。今後正式発表されるiPhone 16シリーズ次第ではどうなってくるのか非常に気になるところです。ただAndroidの中では絶対的な存在になっており中華系のようにピーク輝度のみを強化しても仕方ない感じです。

むしろピーク輝度をあまり強化していないvivo X100 Ultraやvivo X Fold 3 Proが中華系の中では好成績を残せている感じです。何より事前情報通りであればPixel 9シリーズはSamsungのM14を採用しており品質的に優秀で今回の情報を合わせればディスプレイのユーザビリティは大幅に改善したと判断することが出来ます。

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