先日にGoogleはPixel 9シリーズを正式発表しており為替を考えればかなり頑張ってくれたと思います。
少なくともPixel 7シリーズの頃と比較すれば安いというイメージがなくなってしまいましたがその分品質も改善しておりスペックも他社と比較して大きく見劣りしなくなった印象です。
今回はGoogle JapanさんからGoogle Pixel 9 Pro XLをご提供して頂いたので開封レビューをしつつ前モデルからどのように進化したのかまとめたいと思います。
開封。
まず開封をしていきたいと思いますが化粧箱は従来と比較してデザインが大幅刷新です。
海外の動画を参考にする限り本体のカラバリに合わせてパッケージの色も違うみたいです。
また外側が簡単に言えば帯びみたいな感じで外側をはずすとシンプルなパッケージになります。
付属品を確認するとUSB-Cケーブル。
そしてSIMピンに説明書とお馴染みに見えますが変換アダプターがカットされています。Pixel 8シリーズの頃からだったと思いますがQRコードによるデータ移行が可能になりました。
そのため以前のようにケーブルが必須という感じでもないのでアダプターがカットされたのかもしれません。
そして合わせて確認しておきたい部分として電源アダプターでPixel 9 ProシリーズはPixel史上最速となる37Wの急速充電に対応しているため充電速度に拘る場合は45Wの電源アダプターを購入しておいた方がよくようやくPixelの充電速度もまともになってきた感じです。
ガラスフィルムを確認。
また今回自分が超愛用しているSpigenさんからガラスフィルムをご提供して頂きました。Pixel 8 Proからはガラスフィルムタイプが出ておりPixel 9 Pro XL用もガラスフィルムです。
またEZ Fitタイプとなっているのでガラスフィルムと専用のガイド枠が一体化したタイプです。
そのため裏面のシール部分を剥がした上で本体に合わせて押し込むだけと非常にシンプルです。なので自分のような不器用な人間であってもよほどのことがない限り失敗する可能性は低いです。
また気泡が入っても数時間で消えることがほとんどで今回のようにちょっと入ったとしても軽く浮かせてあげるだけで簡単に消すことができるので自分はお気に入りのガラスフィルムです。
まさかSpigenさんからご提供頂けると思っていなかったので個人的にめちゃくちゃ嬉しいです。何より自分のように不器用な人間かつ品質もそれなりに拘りたい人におすすめしたい感じです。
デザインを確認。
次にデザインを確認していきたいと思いますが自分好みのデザインに進化したのは嬉しいです。まず本体上部を確認するとマイクにアンテナスリットを搭載していますがミリ波非対応です。
前モデルのミリ波用のアンテナスリットと全く同じデザインとなっていますがよく分からずです。今までGoogleは上位モデルのみとはいえアメリカ版と同じくミリ波に対応してくれていました。
ただコストカットの観点からも今回はカットされたけどデザインはそのままなのかもしれません。
そして本体左側面は特段何もなく本体右側面に音量ボタンに電源ボタンが搭載されています。
最後に本体下部を確認するとマイクにスピーカーグリルにUSB-CにSIMトレイを搭載しています。
サイドフーレムは光沢仕上げとなっていますがバックパネルとディスプレイにかけて僅かに湾曲しているので想定していたほど持ちにくくはないですがフィット感は正直イマイチです。
何より個人的にはサイドフレームもマット仕上げにしてくれれば文句なしという感じでした。
ちなみに本体のカラバリはオブシディアン/ポーセリン/ローズ/ヘーゼルの4色展開です。今回ご提供頂いたのはヘーゼルで個人的にめちゃくちゃ気になっていたカラバリなので嬉しいです。
ちなみに先日参加させて頂いたイベントで実機を見た時の印象としてはヘーゼルとポーセリンがかなり良さげでした。
デザインの進化を確認。
そして改めてPixel 8 Proからどのように変化したのか確認していきたいと思いますが本体サイズはほとんど一緒ですがPixel 9 Pro XLの方が0.3mmと僅かに薄型化しています。
フレーム部分において大きな違いは2つで一つ目としてはSIMトレイの搭載位置が本体下部に移動したことです。
Pixel 9 Pro XLは前モデルと比較すると左右対称のデザインではなくなってしまいました。またスピーカーグリルも片側なくなったと思うかもしれませんが前モデルの時点で片側はマイクだったのデザインのバランスは崩れましたがスピーカーグリルの数自体は減っていないです。
そして2つ目としてはフレーム自体がフラット化したことでフィット感は悪化しています。
本体サイズはほぼ一緒ですがPixel 9 Pro XLの方が角ばった影響で手に馴染みにくいです。ただ一方でメリットと言えるのか定かではありませんが手へのフィット感が悪くなったことからPixel 9 Pro XLの方が重くなっているにも関わらず実際にはちょっと軽くなったように感じます。
少なくともスペックほど重いという感じではありませんが取り回しが優れている感じでもないです。なので落下防止など含めてケース+バンカーリングなどアクセサリーを併用した方がいいかもしれません。
そしてバックパネルに関して両機種ともガラス+Gorilla Galass Victus 2は共通です。ただPixel 9 Pro XLはバックパネルがフラット化したことに加えサイドフレームとの高さがほぼ一緒となっていることから万が一落とした時により割れにくくなっていると思います。
そしてカラバリによっても印象が違うと思いますが前モデルの質感はマット仕上げとはいえツルツルした感じで指紋も地味に目立つ感じでしたがPixel 9 Pro XLの質感はサラサラ寄りになりました。
その結果指紋も目立ちにくくなった印象で何より片手で持った時に滑りにくくなった印象です。
またカメラ部分のデザインも大きく変更されておりPixel 9 Pro XLはカメラ部分が独立したデザインを採用したこともありサイドフレーム部分含めて非常にスッキリしたデザインです。
ただ前モデルと比較してカメラ部分込みの本体の厚みはほぼ一緒だからこそPixel 9 Pro XLは本体の薄型化+カメラ部分のデザイン変更によってカメラバンプ自体は目立ちやすくなっています。
その他カメラフレーム部分がマット仕上げになったのは個人的にはめちゃくちゃ嬉しいところです。少なくともデザインはより洗練された印象ですが取り回しの良さは悪化しています。
ただスペックほど悪いという感じではないので気になる人は店頭でしっかり触ることをおすすめします。
ディスプレイを確認。
次にディスプレイを確認していきたいと思いますがフラットディスプレイは変わらずです。ただ前モデルと比較するとディスプレイサイズは0.1インチと本当に僅かですが大型化しています。
筐体サイズがほとんど一緒であることを考えるとベゼルがよりスリム化されたという感じです。
表示解像度は一緒ですがディスプレイサイズの違いから僅かに画素密度は下がっています。またリフレッシュレートは1Hzからの可変式120Hzと基礎的な部分としてはほぼ一緒です。
ディスプレイの品質が改善。
一方で進化点の一つとして事前情報通りであればSamsungのM14を採用した世界初の機種です。Samsungが出しているディスプレイの中でもトップクラスの品質を誇る高級ディスプレイです。
実際にYouTubeを再生してみると発色がより良くなっているように見えますがそれよりもディスプレイ自体の電力効率の改善などディスプレイ自体が最新世代を採用しているのが大きいと思います。
またダークモードに設定した上で本体の設定アプリを開いているとPixel 8 Proは寒色系の色味に見えますがPixel 9 Pro XLはより黒に近い色味になっていることを確認できます。
単純にチューニングの差なのか定かではありませんが色はより忠実になった可能性もあります。
ディスプレイ輝度の改善。
そして2つ目の大きな進化点としてはディスプレイ輝度で最大3000nitsに対応したことです。前モデルは最大2400nitsで海外サイトのディスプレイテストの結果を見てもGoogleの発表通りHDR表示で1600nitsとなっておりオールシーンで暗いと感じることはほぼないです。
ただ一方でiPhoneやGalaxyと比較すると明るいと感じることもなく平均値が低いのかもしれません。少なくとも前モデルでも困ることはないですがPixel 9 Pro XLを実際に触ってみると屋内においても明らかに明るくなっていることを確認でき前モデルとの違いがわかりやすいです。
屋外で高照度の環境でサンプルを撮っている時も十分に見やすいディスプレイは健在です。スペック的にみれば最大3000nitsと中華系と比較すれば大したことはないように感じるかもしれません。
ただ中華系はHDR表示でそこまで高い感じではなく結果そこまで明るく感じないことが多いです。Pixel 9 Pro XLのディスプレイはめちゃくちゃ明るいとは言えませんが改善したことは実感できます。
生体認証の進化。
またディスプレイと合わせて確認したい部分として進化した生体認証で顔認証に関してはDPAFに対応したカメラセンサー+Google Tensor G4の組み合わせでクラス3に対応しています。
多くのAndroidも同じく2Dの顔認証に対応していますがセキュリティの問題から本体のロック解除のみに限定されていますがPixel 9 Pro XLは支払い時の本人確認にも使えます。
ここは前モデルと同様ですがPixelが他社と比較して地味にアドバンテージがある部分です。
そしてPixel 9シリーズでPixel初となる超音波式指紋センサーを搭載したことで底上げされています。従来の光学式と比較すると濡れた手でも認証しやすくなっており高照度の環境でも影響されにくいです。
実際に試してみてもGalaxyやvivoなどの一部機種が搭載している超音波式と遜色ないです。ちなみに自分はSpigenのガラスフィルムを装着した状態で試していますが特段問題ないです。
Pixel 8 Proと比較しても認証部分に軽く触れるだけで認証できるのでめちゃくちゃ楽です。
またAndroid15で実装されると予測されていたアダプティブタッチがすでに実装されています。自分はアダプティブタッチのみをオンにした状態で使っていますが問題なく使えます。
ちなみに画面保護シートモードと両立できるみたいで合わせて指紋を複数回登録すると指紋認証対策は完璧だと思います。何よりPixelの指紋認証に不満を持つ人が多かったからこそかなり大きな進化かなと思います。
基礎スペックを確認。
そして基礎スペックを確認していきたいと思いますがPixel 9シリーズは例年より発表時期が前倒しになったことも影響したのか標準搭載で見れば前モデルと同じくAndroid14です。
またアップデートサポート期間も最大7年と一緒ですが発売時期に違いあるため単純にPixel 9シリーズの方が約1年多くサポートされる感じでメジャーアップデートで見れば8回のサポートになります。
何よりAndroid15にアップデートしてからが本当の始まりだと思うので現時点でのソフトで評価してもあまり意味がないと思っており不具合やバグもアップデートしてからが本番です。
容量構成を比較。
そして容量構成を確認するとPixel 9 Pro XLはRAM16GBと大幅強化されているのが特徴です。Googleによると最新世代のGemini Nanoを統合していることを明らかにしています。
さらにGemini Liveをよりスムーズに使えるようにするために底上げした可能性が高いです。何よりAIをガツガツ使わない人にとってもRAMに余裕があればアプリの挙動は安定しやすいと思います。
なのでRAM16GBに増強されたことは多くのユーザーにとってメリットがあるかなと思います。そしてストレージオプションに変更はなくアメリカのように1TBモデルがないのはちょい残念です。
ちなみにストレージに関しても余裕を持たせるのが理想なので実際に使う期間を想定した上でストレージオプションを選んだ方がよく長く使いたい人ほど余裕を持たせることが重要です。
そして搭載SoCはGoogle Tensor G4となっておりベンチマークを3回連続で回してみました。
発熱とパフォーマンスを確認。
空調が効いた室内でベンチマークを計測してみましたがスコア的にはリーク通りという感じです。室内温度が25度くらいだったので発熱しやすい環境でよりスコアが下がったという印象です。
少なくとも内部温度を見るとPixel 8 Proは43度弱でスロットルダウンをかけていますがPixel 9 Pro XLは40度前後でスロットルダウンをかけているのでスコアがより伸びにくい感じです。
ちなみに計測終了ごとに外部温度を計測してみましたがPixel 8 Proは35.8/36.0/36.7度でPixel 9 Pro XLは33.6/34.8/34.7度と発熱はかなり抑制されている印象を受けます。
少なくともCPUのパフォーマンスを強化してベンチマークスコアを高くするという感じではなくCPUは最適化優先で発熱抑制に電池持ち改善を優先してGPUでAIをしっかり動かす感じに見えます。
そしてパフォーマンスの持続性を調べるために3D Mark Wild Life Stress Testを実施してみました。
ちなみにGoogle Play Storeにおいて自分が試した時はブロックされたのでapkを使っています。計測終了後に外部温度を計測してみましたがPixel 9 Pro XLは40.0度でPixel 8 Proは40.4度とほとんど差がありませんが安定率においてPixel 9 Pro XLは75.6%と圧倒的です。
少なくともフラッグシップモデルでここまでの安定率を誇る機種は珍しいかなと思います。何よりゲームをやらない自分からすれば発熱を抑制してくれている方が圧倒的に嬉しいです。
バッテリー関連を確認。
次にバッテリー関連を確認していくとバッテリー容量は本当に僅かですが10mAh増加しています。まだ使い始めたばかり電池持ちを評価することは難しいですが待機状態における消費電力は抑制された印象を受けますが使っていると割と簡単に電池が減っていくかなという印象です。
少なくともバッテリーの最適化が終了していないため今後使っていけば評価が変わる可能性があります。ただ現時点での評価をするとPixel Foldほどひどくはないけど電池持ちが良いとは言えないです。
ちなみに公式サイトを確認するとスーバーバッテリーセーバーを利用した場合Pixel 8 Proは最大72時間に対してPixel 9 Pro XLは100時間なので待機状態は改善している可能性があります。
充電速度に関してGoogleの公式サイトを確認すると前モデルは充電開始30分で50%の充電が可能です。ちなみに海外サイトを参考にすると充電開始30分で53%でフル充電に要した時間は83分です。
一方でPixel 9 Pro XLに関しては充電開始30分以内で70%までの充電が可能と明らかに高速化しています。海外サイトのテスト結果を待つ必要がありますが前モデル対比で20分弱高速化した感じになると思います。
ただ最速で充電するには新たに発表された45Wの電源アダプターが必要になるので注意が必要です。またワイヤレス充電に関しては前モデルと同様に最高速度で充電する場合はPixel Standが必要です。
そしてかなりに気になっていたQi 2ですが残念なことに非対応でなぜ対応しなかったのか。少なくともマグネット関連のアクセサリーを使いたい場合は対応ケースを購入するしかないです。
Qi 2対応ハイブリットケース。
先ほどのガラスフィルムと同様にSpigenさんからQi 2対応のハイブリットケースをご提供頂きましたが以前のSpigenのケースとちょっとイメージが違ったのは装着感です。
以前のケースはピッタリすぎて外す時にかなり大変なものもありましたがPixel 9 Pro XL用はそこまでの力が必要なくても外せるので屋内でケースなし派の自分にとってありがたいです。
クリアケースなので本体のデザインを楽しみつつQi 2対応なので各種アクセサリーと合わせて楽しむことができます。
ちなみにマグネットの磁力はめちゃくちゃ強い感じではなく個人的には丁度良いという感じです。
その他。
そして音量を70%に設定した上でスピーカーテストをしてみました。実際に聞いた印象としてはPixel 9 Pro XLの方が音量が小さくなったけど高音の軽さが全体的に改善されたという感じですが全体的に音質はまだまだ優秀とは言えない感じです。
カメラを確認。
最後にカメラを確認したいと思いますが事前情報通りなら広角以外のカメラが全て刷新になっています。Googleがカメラセンサーの詳細を明らかにしていないため事前情報を参考にすると超広角に望遠にインカメラと全てIMX858と割と新しいSony製のセンサーに刷新されたのは嬉しいところです。
この感じだと来年にはメインカメラセンサーもSony製に変更されればオールSony製になるかもしれません。ただIMX858は50MPのセンサーだと思うのでスペックをみる限りクロップしている可能性があります。
とりあえず写真のサンプルを撮影してきたのでご確認下さい。
超広角で撮影。
今回のサンプルはPixel 8 Pro/Pixel 9 Pro XLの順番になっているので予めご了承下さい。
僅かにPixel 9 Pro XLの方がダイナミックレンジが改善されたようにも見えますが、正直センサーが変更されたからといって分かりやすい違いがあるようには感じません。
広角で撮影。
雲が多かった日なのでPixel 9 Pro XLは日差しのタイミングからちょっと暗く感じてしまうかもしれません。
接写をしてみましたがPixel 9 Pro XLの方が僅かですが寄って撮影しやすくなった印象です。
僅かですがPixel 9 Pro XLの方がより現実に近い色味で撮影できている印象を受けます。
ポートレートで撮影。
前モデルと同様にポートレートモードは最低倍率が1.5倍からになっています。
この被写体にすぐにフォーカスが合うのはPixelの大きな強みという感じです。他の機種だとフォーカスを合わせるのがかなり大変です。
次にポートレートの2倍で撮影してみました。
センサーが一緒のため大きな違いを感じませんが何よりポートレートモード時のフォーカスの優秀さは相変わらずです。
望遠で撮影。
次に2倍で撮影してみました。
そして光学となる5倍で撮影してみました。
次に10倍で撮影してみましたが僅かにPixel 9 Pro XLの方がノイズが少ない印象を受けます。
次に20倍で撮影してみましたがPixel 8 Proの方が色潰れしたような感じになっています。
最後に30倍で撮影してみましたがPixel 9 Pro XLの方がよりシャープに撮影できていることを確認できます。
ズームで接写。
次に2倍で接写してみました。
次に光学5倍で撮影してみましたがPixel 9 Pro XLの方がクリアに撮れる印象です。
最後に10倍で撮影してみましたがPixel 9 Pro XLは被写体をだいぶ明るく補正していることを確認できます。
またマクロ撮影をしてみましたがPixel 9 Pro XLの方がより鮮明に撮れている印象を受けます。
ズームエンハンス機能。
ズームエンハンスに関してちょっと勘違いしていたのですが写真撮影時の画質改善ではないみたいです。撮影した写真をで切り抜き+画質改善する機能となっておりGoogle Photoの編集機能の一つになります。
上記の画像は30倍で撮影したサンプル。
ただ今回は2倍で撮影した画像をズームエンハンスで30倍で撮影した画像と近い画角にしてみましたが感動するほど進化したという印象はなくどっちもどっちという印象です。
超広角(低照度)で撮影。
次に低照度の環境でナイトモードかつ手持ちでサンプルを撮影してきました。
僅かですが白飛びが抑制されていることを確認することが出来ます。
広角(低照度)で撮影。
Pixel 9 Pro XLの方が全体的に落ち着いた印象です。
超広角ほどではないですが白飛びが僅かに抑制されていることを確認できます。
本当に僅かですがPixel 9 Pro XLの方がフレアが抑制されていることを確認できます。
望遠(低照度)で撮影。
最初に1倍で撮影してみました。
次に2倍で撮影してみましたが空の色味が全然違います。
そして5倍で撮影してみましたがPixel 9 Pro XLの方がよりシャープに撮れている印象を受けます。少なくとも広角は一緒のため5倍以下は大きな違いがあるように感じませんがフレアや白飛びなどソフトの強化によって改善した印象を受けます。
その他動画ブーストに関しては従来と同じくGoogle Photoからサーバーでアップロードされ処理が完了すればGoogle Photoに戻される感じとオンライン処理に違いはないです。
また海外サイトの記事からも処理速度が2倍になったとされていましたが試した感じだと30秒弱の動画で処理に2時間かかる感じで処理完了の通知もほとんど一緒という感じです。
ちなみに動画のオプションから8K/30fpsを選択すると動画ブーストも合わせてオンになります。ただ自分の使い方だと8K撮影に対応したことに正直そこまでメリットを感じません。
ちなみに動画ブーストはPixel 9 Pro XLで最大60fpsで撮影可能なので地味に強化されています。
まとめ。
今回はPixel 9 Pro XLを開封しつつPixel 8 Proとの比較レビューをしてみました。やはり前モデルと比較するとしっかり進化していますが物足りなさを感じる部分もあります。
まだまだ安定性の部分を検証しきれていないですが安定性が改善しているだけでもPixel 8シリーズユーザーは予約/購入特典期間内に買い換えるのはありかもです。
一方で128GBモデルでも17万7000円と為替を考えるとかなり頑張ってくれましたがこの価格帯になってくるとPixel 9 Proの方が納得できるユーザーが多いかもしれません。
製品提供:Google Japan & Spigen Japan