Googleは以前より環境を意識したと取り組みを継続しており、例えばPixelに採用されているシャーシは機種によっては「再生金属」が採用されていることが判明しています。
またPixel 9はバックパネルに「Gorila Glass Victus 2」を採用していますが前モデルと比較して耐久性の面ではほとんど変わっていないとされています。ただ採用されている素材がよりエコになっていることからもGoogleはコストをかけてまで「Gorilla Glass Victus 2」を採用したのかもしれません。
今回9To5GoogleによるとGoogleがYouTubeにおいてデザインが刷新された化粧箱の説明動画を公開したと報告しているのでまとめたいと思います。
YouTubeで公開。
Googleは2022年10月に完全なプラスチックフリーを目指すことを明らかにしていましたがPixel 9シリーズでついにその目標が達成したことを明らかにしました。
少なくとも2022年10月時点では94%はプラスチックフリーの状態となっていた感じですが残りの6%を変更するのが大変だったとの話。この6%を変更するためにシュリンクラップ、プラスチックテープ、ラベルの「繊維ベースの代替品」を開発したとしています。
またPixel 9 Pro Fold、Pixel Watch 3、Google TV Streamer、第4世代Nest Learning Thermostat、Pixel Buds Pro 2、45W 電源アダプターを含むPixel 9シリーズの化粧箱は、「以前の紙よりも3倍強く、約70%伸縮性がある」新しい紙で作られており、全てが軽量としています。
箱の中には、デバイスを安全に保つのに役立つ新しい成形繊維パルプフォーミュラは、リサイクルされた新聞から部分的に作られています。そして、その斑点のある外観は、新しい紙を完璧に補完します。
また箱自体は段ボールで視覚的に斑点のある質感とコーティングされていない表面があるとしています。Googleによると自然に見えるもは全てリサイクルが可能と簡単に識別することが出来るように配慮しているとの話です。
また「ピーラブルクロージャーラベル」が一つの特徴になっており改ざんされているかどうか簡単に確認できるデザインを採用したとしています。少なくともGoogleが環境を意識した結果デザインが刷新されたことになりますが個人的には環境関係なく新しくなった化粧箱のデザインの方がよりGoogleらしく良さげに感じます。
地味に朗報。
少なくとも今年登場する新製品からは新しいパッケージが採用されていることになりますが個人的に気になったのは「Pixel 9 Pro Fold」です。今まで様々な折畳式機種を購入してきましたがPixel Foldの化粧箱だけは完全に異質でした。
その理由としては本体が折り畳んだ状態で梱包されていることで他社であれば絶対本体が開いた状態で梱包されています。これは単純にディスプレイへの負荷を避けるためだと思いますがGoogleは化粧箱のサイズ感を優先したのか折り畳んだ状態でした。
ただ上記の画像からもPixel 9 Pro Foldの化粧箱を確認することができますが、薄く横長のデザインに変更されていることからもおそらくですが本体が開いた状態で梱包されている可能性が高くなったように見えます。
これは個人的に朗報で折畳式機種のディスプレイはデリケートだからこそ最低限の配慮はしてほしいところです。何より化粧箱が刷新されたことで化粧箱も楽しめるデザインになったと思います。