すでに国内含めて一部市場でGoogle Pixel 9シリーズの予約が開始しており、Pixel 9とPixel 9 Pro XLは8月22日より発売予定。そしてPixel 9 ProとPixel 9 Pro Foldは9月4日より発売予定となっています。
先日の情報からも米Google Storeにおいて「Pixel 9 Pro」の在庫状況が壊滅的で、その次に「Pixel 9 Pro Fold」の在庫が不安定という感じでした。今回9To5Googleによると米Google StoreにPixel 9 Pro Foldの在庫状況が壊滅的と報告しているのでまとめたいと思います。
ちょっと売れすぎでは?
先日の情報からもアメリカのGoogle Storeにおいて「ポーセリン」は初期在庫が僅か1日で完売したことが判明しています。そして今回の情報によるとオブシディアンも完売したことが判明したとしています。
ちなみにGoogle Storeにおいて在庫が完売してしまった場合は在庫確保という意味での「予約」は出来なくなり再入荷した際に通知が受け取ることが可能になるという感じです。
そのため現状だと予約することすらできず次に購入手続きがいつできるようになるのか不明です。ちなみにGoogle Fiにおいても同様に初期在庫が完売しており米Amazonにおいてはまだ注文が出来るという感じです。
少なくともアメリカ全ての販路で入手困難になっている感じではありませんがGoogle Storeでは真っ先に売れたことになります。何より発売まではまだ時間があるのでそれまでに在庫を復活させてほしいところです。
ただ先日の在庫状況をみる限り在庫が復活したとしても「1ヶ月」以上待ちになる可能性もあります。
ちなみに執筆時点において国内におけるGoogle Storeの在庫状況を確認するとオブシディアンの512GBモデルのみを購入することが可能です。基本予約期間内に予約するユーザーは「アーリーアダプター」であることが多いです。
そのため上位構成から売れやすい傾向にありますがPixel 9 Pro Foldに関しては逆に在庫が残っていることを考えると初めて折畳式機種を使ってみたい人の割合が地味に多い可能性があり、その結果ベースモデルの方がよく売れている可能性があります。
大刷新に近い進化。
Pixel Foldの時はあまり評価が良いとは言えない状況にありましたがPixel 9 Pro Foldではそのほとんどを改善しています。デザインで見れば軽量化した上でアスペクト比も普遍的にしたことでコンテンツがより大きく表示される可能性があります。
Pixel Foldは漫画など見開き表示できるのが大きなメリットですがゲームアプリなどスマホ向けに最適化されたアプリの多くは左右に大きな余白が出来るなど微妙な感じに。
また評判が悪かったメインディスプレイのベゼルも均一化した上でスリム化しており、本体もしっかり180度に開けるようになっています。さらにGoogle Tensor G4にRAM16GBと容量構成をしっかり底上げされており、Google AIもカメラのハード的な制約から一部非対応ですが2世代分進化を遂げています。
実際に使ってみないと分からない部分が多いですがスペックやデザインで見ればPixel Foldのデメリット部分を一気に改善してきたからこそユーザーからの評価が高いのかもしれません。
また国内でみると嬉しい部分としてGoogle Storeにおいて「Preferred Care」が用意されたことでPixel 9 Pro Foldは「3万3000円」のコストがかかりますが、従来のメーカー保証に加えて「偶発的な事故」も保証してもらえるようになります。
今までは間違って落としてしまった場合、ユーザーの故意ではなくても「過失」があるので保証対象外でしたがプランに加入することで保証してもらえます。キャリアのように柔軟な支払いプランがあるわけではありませんがGoogle Storeにおける保証がしっかりしたからこそ購入しやすくなったと思います。
追記:更新直前に確認したら国内のGoogle Storeにおいても初期在庫が完売していました。