3つの不安要素。Pixel 9シリーズが発表されたらこれだけは確認してほしいこと

まもなくGoogleはGoogle Pixel 9シリーズを正式発表との予測。現行モデルと異なり小型のProが追加された上で折畳式機種の命名規則を変更したことからもフラッグシップは4モデル構成とかなり気合が入っています。

何より市場規模が小さい「折畳式機種」をスマホメーカーとしてみれば弱小であるGoogleが2年連続で最新機種を導入してくる時点でかなり本気だと捉えることも出来ます。

今回はGoogle Pixel 9シリーズが正式発表されたら最初に必ず確認してほしいことについて主観的にまとめたいと思います。

Qi 2に対応しているのか。

今年の初めに「Qi 2」が正式発表された際にGoogleの幹部も今後対応することを示唆しています。とはいえPixel 9シリーズで対応するか定かではなく直近の情報をみる限り全くリークがありません。

仮に対応しているのであればリークがあってもおかしくないと思いますが現時点でリークがないことを考えると非対応の可能性の方が高いのかもしれません。

結局のところQi 2はAppleのMagSafeとほぼ同じで現状だと対応機種はMagSafeに対応しているiPhoneという感じになっています。一方でAndroidメーカーで見るとタイミング的に折畳式機種だったから悪いのかSamsungですら対応機種を発表していない状態です。

このことを考えるとGoogle Pixel 9シリーズで対応しないのであれば主要Androidメーカーから今年Qi 2対応機種は出ない可能性があります。ちなみに中華メーカーは独自のマグネットタイプを採用した充電方式を開発中との話です。

おそらくですがQi 2だと中華メーカーにしては充電速度が遅すぎることがネックになっているのかもしれません。何よりPixel 9シリーズが対応しているかしていないかでアクセサリーの選択肢に大きな差が出てきます。

仮に非対応となればマグネットシールやマグネット内臓のケースが必要になるため余計に嵩張る可能性。Pixelは国内でもシェアが拡大しているからこそQi 2に対応しているかどうかでアクセサリーの選択肢に大きな差が生まれる可能性があります。

本体の重さ。

次に2つ目としては本体の重さで現時点でPixel 9シリーズの中で重さがリークしているのはPixel 9 Pro Foldのみとなっています。ただPixel 9 Pro Foldは折畳式機種という特殊な立ち位置だからこそストレートタイプの重さがどうなるのか気になるところ。

シリーズ共通してバックパネルにサイドフレームとフラット化しています。さらに現行モデル対比でPixel 9とPixel 9 Proは大型化していることに違いはなくデザイン変更と合わせて考えると手のフィット感はいまいちになっている可能性があります。

リークしている実機画像をみる限りではサイドフレームも僅かに湾曲していることからGoogleも配慮している可能性が高いですが手に馴染みにくくなっている可能性が十分にありえます。

その上でやはり重要になってくるのが本体の重さでGoogleは他社と比較すると本体が重いことが多い。少なくともPixel 9やPixel 9 ProやPixel 8より大型化していることを考えると190g以上になっている可能性があります。

またPixel 9 Pro XLに関しては筐体サイズがほとんど変わらないとはいえ重さがどうなるのか全く検討もつきません。何より小型モデルの方が重くなる可能性が高いからこそ「重さ」はしっかりと確認した方がいいかなと思います。

バッテリー容量。

そして最後に3つ目としてバッテリー容量でイマイチ確度が高い情報が出てきていません。

 

Pixel 9 Pixel 9 Pro Pixel 9 Pro XL Pixel 9 Pro Fold
Display 6.24-inch / 1080 x 2,424 / 120Hz / 425 PPI
1,800 nits (HDR)
6.34-inch / 1280 x 2,856 / 120Hz / 494 PPI
2,050 nits (HDR)
6.73-inch / 1344 x 2,992 / 120Hz / 487 PPI
2,050 nits (HDR)
7.6-inch / QXGA+ / 120Hz (Internal)
6.3-inch / FHD+ / 120Hz (External)
Processor Tensor G4 Tensor G4 Tensor G4 Tensor G4
Storage 128/256GB 128/256/512GB 256/512GB 256/512GB
Memory 12GB 16GB 16GB 16GB
Battery 4,700mAh 5,050mAh 5,400mAh 4,800mAh

先日の台湾における認証情報からも「標準容量」はリークしていますがカタログスペックでどうなるのか不明で、先日リークしたバッテリー関連の情報も台湾の認証情報を考慮すると矛盾している部分があるように見えてしまいます。

何よりGoogle Tensorに移行してからのPixelは電池持ちがデメリットとなっておりバッテリー容量も重要な要素です。正直Google Tensorに過度の期待が出来ないからこそバッテリー容量は重要で実際に電池持ちがどうなっているのかなんて公式サイトでは確認できません。

少なくとも現行モデルと比較してバッテリー容量が減少しているのであればディスプレイ輝度が強化される可能性が高いことからも電池持ちに期待できなくなります。

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