かなり情報が錯綜していますが有名なリーカーによると今年の後半にSonyは新型Xperiaを発表しない可能性があると指摘。一方で直近の情報によるとXperia 5Ⅵ用のケースがリークするなど今年の後半に新製品が出てもおかしくない状況にあります。
何よりXperia 5Ⅵはリークしている画像からも現行モデルからほぼデザインは変わらず、一方でデザインが似ているXperia 10Ⅵと差別化するため質感は現行モデルから大きく変更してくる可能性があります。
今回海外の投稿フォーラムであるESATOにおいて来年登場するXperiaの価格について投稿されていることが判明したのでまとめたいと思います。
国内における価格はどうなったのか?
今年は直販版の限定色が強化されたことに加えXperiaとしては初めてストレージオプションが用意されるなどキャリアモデルより圧倒的に直販版の方が魅力的な構成になっています。
SamsungもGalaxy S 24シリーズやGalaxy Z Fold 6で直販版をかなり強化していることを考えるとフラッグシップを中心にキャリアの販売力は以前ほどないのかもしれません。
だからこそメーカー自身がしっかり売ることを強化している可能性があります。まずXperia 1Ⅵの国内における価格を確認すると以下のようになります。
Xperia 1Ⅴ | Xperia 1Ⅵ | |
docomo | 21万8680円 | 20万9440円 |
au | 21万240円 | 21万4800円 |
SoftBank | 19万8000円 | 21万960円 |
直販版 | 19万4700円 | 21万8900円 |
改めて価格に確認するとdocomoに関しては値下げされており、SoftBankに関してXperia 1Ⅴの時はオンラインショップ限定かつXperia Streamセットのバンドル販売だったので正確な比較は出来ませんが値上げされています。
ちなみにキャリアモデルは256GBと同じですが直販版に関してはXperia 1Ⅴと同じく「RAM16GB/ROM2512GB」の価格で比較すると2万5000円近くの値上げになっています。
この状況だとdocomoが逆になぜ値下げできたのか不明ですが全体的に値上げ傾向です。ただ直販版に関しては256GBを用意した上に19万円以下に抑えたことで前モデルよりぱっと見は安くなったように見えます。
来年の価格はどうなるのか?
そして今回以下のように投稿されていることが判明しました。
次をさらに悪化させる可能性はまだあります。
8g4は8g3よりも少なくとも40ドル高いと言われています。3つのオプションがあります。
1) ソニーはマーク7の価格を上げる
2)ソニーは小売価格の上昇を避けるために利益率を下げる
3)ソニーは、同じBoMと小売価格を維持するために、より多くの削減を行います。皆さんは、オプション2が不可能であることを知っています。それは1か3のどちらかです。
今回の投稿にあるようにSnapdragon 8 Gen 4含めて一部コンポーネントのコストが上昇することは間違いないです。一方でSonyはグローバル企業ということもありドルベースでコスト計算をしています。
今回円高が進めば為替の影響からドルの価格は高くなっても円の価格は安くなる可能性は十分にあり得ます。他のメーカーの機種もそうですがフラッグシップの価格が一気に高価格化したのは「Xperia 1Ⅲ」の頃で半導体不足とドル高が重なった感じです。
Xperia 1Ⅳの頃には20万円近くになり、それ以降は20万円前後を推移しており合わせて円安も進行しています。今後円高傾向が続けば今回の投稿にあるように必ずしも値上げされるとはいいきれない状態にあるかもしれません。
また先日のSonyの発表からもモバイル部門の今後の優先課題は「利益率」の改善なので今回の投稿にあるように利益率を下げる可能性はかなり低いのかなと思います。