発売以降Xperia 1Ⅵに発生している大きな不具合の一つとしてリフレッシュレートが安定していないこと。可変式に対応したことが影響したのか定かではありませんがスクロールが安定しないとの報告も地味にあります。
一方でRedditにおいて海外では修正用のアップデートの配信が開始しています。そして今回SonyがXperia 1Ⅵに対して最新のアップデートを配信開始したことを明らかにしたので簡単にまとめたいと思います。
アップデートの配信開始。
今回SonyがXperia 1Ⅵに対して発売以降2回目のアップデートを配信したことが判明しました。ちなみにアップデートの内容としてauのサポートページにおいて以下のように記載されています。
セキュリティ機能の改善。Androidセキュリティパッチを適用します。セキュリティパッチレベルが2024年7月となります。
最低限の記載となっておりセキュリティパッチが強化されるだけのように見えます。ただセキュリティパッチの更新は海外と同じなので海外と同様にリフレッシュレートに制御が変更された可能性があります。
リフレッシュレートの制御。
少なくとも手元の実機でも確認できますがアップデート前の待機状態でリフレッシュレートは「15Hz」に設定されていましたがアップデート後は「30Hz」に変更されています。
このことからもタッチした時のリアクションやスクロールの際に指に追いついてこないという現象は完璧と言えずとも改善する可能性があります。自分の手持ちだとアップデート前から問題がなかったので何ともですがアップデート後に動作性は僅かに改善した印象を受けます。
少なくとも発売以降問題となっていたのは「リフレッシュレート」でここが今回のアップデートで改善されるのであればユーザーの満足度はかなり改善する可能性があります。
YouTubeのコメントを見ていると本当に細かいバグは個体によって発生しているみたいですが多くの個体で共通している不具合が改善されるだけでも全体的な印象が変わります。
一方で今回のアップデートで待機状態におけるリフレッシュレートが底上げされたということは消費電力も増えるため電池持ちに悪影響を及ぼす可能性があります。ただXperia 1Ⅵの電池持ちが圧倒的だからこそそこまで気にしなくてもいいかなと思います。