充電速度は改善。ただPixel 9 Pro Foldの電池持ちは絶望的かも

事前情報からもフランスにおけるGoogle Pixel 9シリーズの価格がリークしており、合わせてカラバリや容量構成の組み合わせも判明。少なくとも販売地域によってカラバリや容量構成は異なる可能性があり、同じヨーロッパでも付加価値税の違いから価格も異なる可能性が高いです。

ましてリークしたヨーロッパの価格を単純に円換算したとしても国内における販売価格の参考にもならないという感じです。今回Android HeadlinesがGooglePixel 9シリーズ容量構成と充電速度に言及しているのでまとめたいと思います。

容量構成が判明。

まず今回の情報に基づきGoogle Pixel 9シリーズの容量構成をまとめると以下のようになります。

先日リークしたヨーロッパにおける容量構成とほぼ一緒です。今回の情報がどこの地域向けなのか定かではありませんが異なる部分としては「Pixel 9 Pro」に1TBモデルが存在していることです。

ヨーロッパ向けは512GBモデルのみだったことを考えると1TBモデルはアメリカのみと考えておいた方がいいです。また現行モデルと一緒だと思いますが1TBモデルのカラバリ「オブシディアン」に限定される可能性が高いです。

また注意点として繰り返しになりますが市場によって取り扱うモデルが異なる可能性が高いです。また国内でみてもGoogle Storeにおける直販版とキャリアモデルでは容量構成に違いがある可能性ももちろんあります。

少なくともアメリカがMAXという感じで他の市場は何かしらラインナップが制限されると思っていた方がいいと思います。

充電速度も判明？

また今回の情報によるとGoogle Pixel 9シリーズの充電速度に言及しています。

Pixel 9とPixel 9 Proに関してはバッテリー容量が明らかになっていませんが充電速度が改善している可能性があります。またGoogleはバッテリーケアのために充電時間をしっかりとるチューニングという感じですが最大充電速度がほぼ変わっていなくても平均充電速度の改善でトータルの所要時間が短縮されている可能性もあります。

一方で分かりやすい違いとしてはPixel 9 Pro XLで明らかに充電速度が改善。また認証情報からもGoogleは45Wの純正電源アダプターを開発しているので最高充電速度は45Wの可能性があります。

またリークした電池持ちにおける表記ですがバッテリー駆動時間が24時間以上は共通。一方でPixel 8シリーズやPixel Foldは「スーパーバッテリーセーバーモード」において最大72時間となっていますがPixel 9シリーズは「エクストリームバッテリーセーバーモード」で最大100時間となっています。

実際に「エクストリームバッテリーセーバーモード」でどこまで制限されるのか不明ですが節電モードが強化された上で本体の電池持ちも改善したからこそ結果的に最大時間が伸びている可能性があります。

一方でPixel 9 Pro Foldに関しては「エクストリームバッテリーセーバーモード」に対応ながらも最大時間が一緒ということは通常使う上で電池持ちが悪化していることになります。

電池持ちに過度の期待はしていませんでしたがPixel 9 Pro Foldの電池持ちはかなり厳しいかもしれません。