今年の第2四半期にはvivoがvivo X Fold 3 Proをグローバル展開しており、先日中国市場で正式発表されたHonor Magic V3も公式サイトで「まもなく登場」となっていることからもIFA2024で正式発表された上でグローバル展開される可能性。
さらにSamsungはGalaxy Z Fold 6やGalaxy Z Flip 6を発売しており、今年正式発表される可能性かつグローバル展開される主要メーカーの折畳式機種は大体出揃った感じになります。
また先日にGoogleは「Google Pixel 9 Pro Fold」を正式発表予定で早ければ8月に発売される可能性も。今回9To5GoogleがGoogle Pixel 9 Pro Foldの本体の重さに言及しているのでまとめたいと思います。
アメリカで最も薄い折畳式機種になる可能性。
Googleは2023年6月下旬よりアメリカで同社発の「Google Pixel Fold」を発売。Google自身が折畳式機種市場において後発のため不可能ではありませんが折り畳んだ時の本体の厚みは「12.1mm」と当時最も薄い機種でした。
その後Galaxy Z Fold 5が登場しましたが13.4mmだったことから抜かされることはないかと思いきやOnePlus Openが11.7mmだったので王座は奪われました。ただ今回の情報によるとPixel 9 Pro Foldの折り畳んだ時の厚みは「10.5mm」になるとしています。
折り畳んだ時の厚み | |
Pixel 9 Pro Fold | 10.5mm |
OnePlus Open | 11.7mm |
Galaxy Z Fold 6 | 12.1mm |
Pixel Fold | 12.1mm |
直近の情報からもOnePlus Open 2は今年正式発表されないと予測されていること。さらにアメリカで発売されるか不明ですが「Galaxy Z Fold 6 Slim」は11.5mmになると予測されていることからも年内はアメリカにおいて最も薄い折畳式機種になる可能性があります。
重さもついに判明。
また今回本体サイズが完全にリークしたのでまとめると以下のようになります。
開いた状態 | 閉じた状態 | 重さ | |
Pixel Fold | 139.7×158.7×5.8mm | 139.7×79.5×12.1mm | 283g |
Pixel 9 Pro Fold | 155.2×150.2×5.1mm | 155.2×77.1×10.5mm | 257g |
vivo X Fold 3 Pro | 159.96×142.4×5.2mm | 159.96×72.55×11.2mm | 236g |
Honor Magic V3 | 156.6×145.3×9.2mm | 156.6×74.0x4.35mm | 226g |
Galaxy Z Fold 6 | 154x133x5.6mm | 154×68.1×12.1mm | 239g |
まず現行モデルと比較すると開いた状態において横幅は僅かにスリム化された上で縦幅は一気に拡張しています。そのため単純に考えれば大型化していることになりますが開いた状態とも閉じた状態でも薄型化しており重さに関しても1割程度軽量化されたことになります。
一方でライバル機種と比較するとPixel 9 Pro Foldは開いた状態で本体はかなり大きめです。このことを考えると他社より重いのは仕方ないかなと思います。何よりGalaxy Z Fold 5より全然でかいのに圧倒的に薄くて重さは同じくらいと考えるとイメージしやすいのかもしれません。
本体の薄さに関して中華メーカーには及びませんがデザインだけで見ればvivo X Fold 3 Proより重いですがデカくて薄型化している感じになります。個人的には250g前後まで軽量化されれば印象は大きく変わるかなと思っていたので今回の情報は朗報。
むしろ持ちやすさや本体サイズを考えるとGalaxy Z Fold 6やvivo X Fold 3 Proより軽く感じる可能性もあるくらいです。個人的にはめちゃくちゃ朗報なので非常に楽しみになってきました。