一時期は廃止になった予測されていたXperia 5シリーズですが先日にはXperia 5Ⅵの専用ケースがリークするなど今年の後半に後継機種が発表される可能性が出てきたことに。
一方で今年の4月にSonyはXperia 5シリーズの開発を中国企業に委託したとの話もあります。少なくともSonyの手元を離れたことに違いはなく今後どうなるのか何とも言えないです。
今回YouTubeにおいてXperia 5Ⅶは「Xperia」の名称を残しただけの機種になる可能性があるとコメントを頂いたのでまとめたいと思います。
OEM製品にする狙い。
直近の情報からもXperia 5ⅥはSonyが開発した最後の「Xperia 5シリーズ」になる可能性がありますが来年登場するXperia 5Ⅶが中国企業に委託されるのであればXperia Aceと同じく「OEM製品」になる可能性があります。
少なくとも研究/開発を委託するためにコストが発生するとはいえ自社で直接開発するよりはコストカットが出来る可能性があります。さらにXperia 5シリーズは「フラッグシップモデル」の立ち位置ですが単純に考えればフラッグシップモデルの開発を他社に委託するなんて考えにくいです。
なのでXperia 5ⅦはフラッグシップモデルではなくXperia 10シリーズの上位モデルという感じになるのかもしれません。今のSonyだとハイエンドを2機種開発する余力もなければ販売力もないという感じだからこそXperia 5シリーズをミドルレンジ寄りにしてシェア拡大+売上拡大を狙うのかもしれません。
Xperiaの名前だけ残る感じに。
また今回YouTubeにおいて以下のようなコメントを頂きました。
とりあえず5シリーズ自体は残るようで一安心ですが、 「Xperiaという名前だけは残った。けど実際中身はほぼ……」という形にはならないで欲しいな……と思うところです。 (自分が聞いた話だとその可能性はかなり高そうですが……)
実際にSonyがXperia 5Ⅶの開発にどこまで関与するか次第ですが今回頂いたコメントを見る限りでは「丸投げ」に近い可能性があります。少なくともフラッグシップモデルでなくなるのであればSonyの今までの拘りは反映されなくてもおかしくないです。
現にOEM製品であるXperia Aceシリーズを見るとアスペクト比が統一化されていないことやSony自身が否定していた水滴型ノッチを採用するなど、ある意味独自路線という感じになっています。
このことを考えるとXperia 5Ⅶではイヤホンジャックやフルステージステレオスピーカーを継続するか定かではなくSDカードスロットも廃止になってもおかしくないのかもしれません。
またYouTubeにおいて「日本メーカーが開発しているか購入している」との声も多いですが多くのユーザーはどこで開発されどこで生産されているか把握している方が少ないです。
現にXperiaのフラッグシップは「タイ」で生産されていると言われている中で「国産」と勘違いしているユーザーも多いです。その中でXperia 5Ⅶが例え中国企業が開発した製品になったとしても「Xperia」という名称を継続していれば興味を持つユーザーは一定数いるのかなと思います。
少なくとも直近の情報をみる限りXperia 5ⅦはXperia 1Ⅵより一般向けの進化を遂げる可能性があり、来年登場するXperia 1Ⅶとは全く別物になるのかもしれません。
あと個人的には中国企業に委託してコンセプトが変わるのであれば命名規則は変更してほしいようにも感じます。