待つ必要ある？Pixel 9 Pro FoldがGalaxy Z Foldより優秀な特徴

国内においてSamsungは7月31日よりGalaxy Z Fold 6とGalaxy Z Flip 6を発売予定。今年はキャリアモデルと直販版にタイムラグがない上で直販版は限定色の用意に豊富なストレージオプションの用意などかなり魅力的な仕上がりになっています。

一方で折畳式機種が気になるユーザーにとって8月にはGoogle Pixel 9 Foldの存在も楽しみです。今回はリーク情報を元にPixel 9 Pro FoldはGalaxy Z Fold 6にどこまで優れているのか主観的にまとめたいと思います。

デザイン性。

おそらく全体的な完成度で見るとGalaxy Z Fold 6の方が優れている可能性があり、おそらくソフト面の安定性やカスタマイズ性もGalaxy Z Fold 6の方が優れていると思います。

そのため「安定性」を優先するユーザーはGalaxy Z Fold 6の方が満足度が高くなるのかなと思います。一方でリークしているスペックを見る限りPixel 9 Pro Foldの方が優れていると思われる部分もあり一つ目としてはデザイン性です。

まず開いた状態を確認するとPixel 9 Pro Foldの方が薄いです。また本体を開いた時の横幅に20mm近くの差があるため単純にPixel 9 Pro Foldの方が大きいと思います。

ただ一方で薄いとはいえデカいということは重い可能性があります。現行モデルが280gを超えていることを考えると250g前後に落ち着くのかなと思いますがGalaxy Z Fold 6より重い可能性が高いです。

折畳式機種のメインディスプレイを使う時は必然的に両手になるため重さはそこまで気にならないところ。少なくとも250g前後になるのであれば単純にデカいPixel 9 Pro Foldの方が結果的に軽いという印象になるかもしれません。

また閉じた状態においてPixel 9 Pro Foldは11mm以下に収まる可能性がありデザインだけでみればvivo X Fold 3 Proなど中華メーカーにも通用するレベルとなっています。

本体の薄さが全てはありませんが取り回しの良さに影響する部分でありGoogleが地味に技術力が高いことを証明しています。何より現時点だとGalaxy Z Fold 6は小さくて分厚いでPixel 9 Pro Foldはデカくて薄いという感じです。

コンテンツの視認性。

そして折畳式機種の最大のメリットとなればコンテンツの視認性だと思います。

アスペクト比が大きく異なることからも単純にディスプレイサイズで比較することは厳しいですが本体サイズとデザインを考慮するとPixel 9 Pro Foldの方がディスプレイは大きいためコンテンツはより大きく表示される可能性が高いです。

Galaxy Z Fold 6は折畳式機種の中ではコンパクトでありながら大画面を楽しめるのに対してPixel 9 Pro Foldは単純にデカいからこそコンテンツの満足度はさらに上の可能性があります。

またリークしているデザインを見ても初代のようにベゼルが太いということもなく気になるレベルではない可能性があります。実際に実機で比較する必要がありますが本体を縦向きの状態だと特にコンテンツの大きさに違いがあると思います。

カメラの違い。

最後にカメラですが現時点でPixel 9 Pro Foldのカメラに関する情報はほとんどありません。ただ初代と比較してここまでデザインを刷新してくることを考えるとカメラも刷新している可能性があります。

一方でGalaxy Z Fold 6は前モデルとカメラ構成が一緒ということもあり実際に比較してもほとんど差を感じません。もちろん実際に比較してみないと分からない部分ですがPixel 9 Pro Foldの方がGoogleのカメラソフトの完成度の高さを考えると優秀な可能性があります。

折畳式機種に何を求めるかユーザー次第ですがエンタメを優先するユーザーが多いと思います。その中でPixel 9 Pro Foldはアドバンテージがある可能性がある一方で単純にデカいことからも取り回しの良さは劣るのかもしれません。