先日にSamsungは主力機種となるGalaxy Z Fold 6とGalaxy Z Flip 6を正式発表しており、国内においても直販版とキャリア版が7月31日より発売予定となっています。
特に直販版の価格を見る限り国内市場において非常に積極的な印象で今後売上次第ではさらに力を入れてくる可能性もあります。今回GSM ArenaによるとSamsungがGalaxy Z Fold 6などのデザインストーリーを明らかにしたと報告しているのでまとめたいと思います。
フローティングデザインの採用。
今回の情報によるとSamsungはGalaxy Z Fold 6とGalaxy Z Flip 6のデザインについて以下のようにコメントしています。
「モダンで洗練されたデザインを具現化」し、「シンプルで堅実な外観と直線的な形を通して、これらのデバイスはギャラクシーのデザインアイデンティティが何であるかを表現している」
Samsungによるとこの世代で新たに「フローティングデザイン」という新しいデザイン言語を採用しています。このフローティングデザインの特徴としては上記の画像のように横からみると折畳式機種のディスプレイが浮いているように見えること。
そして本体を折りたたむと側面に沿った「大胆な線」がなめらかで直線的な形を表現していることだとしています。またGalaxy Z Fold 6に関しては今まで以上にユーザーフレンドリーのデザインを採用していることに言及。
その理由としてはほぼ対照的なコーナーを備えたさわやかな新しい外観を備えているからだとしています。何より薄さや軽さなどスペックに極度に拘るのではなくバランスのとれたデザインこそがユーザーに最大限の快適さを保証することができるとアピールしています。
新たなカメラデザイン。
また今回の情報によるとSamsungはGalaxy Z Fold 6とGalaxy Z Flip 6では新たにシグネチャーリニアカメラレイアウトを採用したことに言及。特にGalaxy Z Fold 6は個々のカメラサークルを強調するデザインを採用した一方でGalaxy Z Flip 6のカメラデザインはリング部分と本体のカラバリを一致させることで「活気に満ちた陽気な精神を醸し出す」としています。
少なくとも今回の情報でSamsungがGalaxy Zシリーズにこめた想いは分かりますがユーザーが実感することが出来るかは別の話になります。少なくともGalaxy Fold 6はスクエアデザインを採用した上でアスペクト比の変更からも進化がわかりやすいです。
一方でGalaxy Z Flip 6は細部で違いはあれどわかりやすい変更点としてはカラバリくらいとなっています。中華メーカーで見ると薄さや軽さなどスペックで競っている中Samsungは得意なソフトの強さを活かした「快適性」を優先するためにデザインは細部のアップデートに留めたのかもしれません。
