Xperia 1Ⅵでは現行シリーズの特徴だったアスペクト比21:9をやめ19:9に変更しています。Sonyによるとアスペクト比の変更は時代の変化に合わせた結果としており、何よりSonyはクリエイターからのフィードバックを大切にしている。
2012年にXperia Zが登場してから現行シリーズは3シリーズ目となっていますが歴代シリーズではもっともナンバリングが続いているシリーズで今後もクリエイターからのフィードバックを重要視する限り現行シリーズが継続すると思います。
今回YouTubeにおいて歴代Xperiaのデザインの進化についてコメントを頂いたので主観的にまとめたいと思います。
デザインが進化していない。
今回YouTubeにおいて以下のようなコメントを頂きました。
もうXperiaは発展する気が無く、Xperia信者やルポのヨイショに乗っかってるだけの(言い訳のように)焼き直し回してばかりなデバイスしか登場しないのでフルモデルチェンジのような未来への期待は諦めた。
ちなみに今回の投稿者は以前のコメントにおいて「過去10年においてXperiaのデザインは全く進化を感じられない」としています。正直歴代Xperiaのデザインが進化しているかどうかは主観的要素が強いので難しいところです。
ただ10年前の機種となればXperia Z3の頃からデザインに変化がないと感じていることになります。
デザイン言語 | |
Xperia Z | オムニバランスデザイン |
Xperia X | ループサーフェイスデザイン |
現行シリーズ | アスペクト比21:9を採用したただの板 |
現行シリーズに関してはアスペクト比21:9を採用したことが大きな特徴となっていましたが、SonyはXperia 1を正式発表した際に特段決まったデザイン言語には言及していません。
また先ほどの話と重複しますがXperia 1Ⅵでアスペクト比が変更されたため余計に決まったデザイン言語がない感じに。少なくともXperia XZ2シリーズのデザインで刷新と感じないのであれば歴代Xperiaのデザインに新鮮味を感じるのは厳しいのかもしれません。
進化がないは自身がターゲットではない。
自分もそうですが最新機種が発表された「進化を感じない」時がありますが、これはハッキリ言ってしまえばメーカーのターゲット層に含まれていないと考えた方がいいです。
結局のところユーザー自身が拘っている部分や気にしている部分が強化された場合は「進化した」と感じることが出来ますが、興味がない部分や拘っていない部分が強化された時は「進化していない」と捉えがちです。
Xperia 1Ⅴまでの現行シリーズはSonyの拘りが強く反映されたことからも、多くのユーザーにとって拘りがない部分で進化していたからこそ全体的に進化がないと判断されがちでしたが、結局のところは進化していないのではなくターゲット層ではないという感じです。
これはデザインに関しても一緒で自分の拘っている部分が変更されないとなると「進化していない」と感じることがあります。何よりユーザー一人一人に合わせたスペックやデザインが反映されることはありません。
また国内市場は選択肢がそれなりに豊富な方なのでより自分の好みに近い機種を選べばいいだけだと思います。これは他社も同様で自分好みの機種が出るのを待つのではなく他の選択肢から選んだ方がわかりやすいと思います。