先日にSamsungは新製品発表会を開催してGalaxy Z Fold 6やGalaxy Buds 3 Proなど多数の新製品を発表しており国内においても一部新製品は7月下旬に発売と従来と比較してタイムラグが大幅改善しています。
スマホもそうですが今年はアクセサリーもかなり魅力的でかなり気になっている感じです。今回はSamsungさんよりGalaxy Z Fold 6をお借りしたので開封レビューをしつつGalaxy Z Fold 5と比較レビューをしたいと思います。
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開封
まず開封をしていきたいと思いますが黒を基調とした化粧箱で相変わらず高級感があります。一方プリントされているロゴは前モデルと比較すると変更されており個人的には新鮮味があります。
また付属品に関してはいつも通りですが一つ注意点としては電源アダプターが同梱されていないことです。正直なところGalaxyの充電仕様は分かりにくいと思っており本体の購入に合わせて電源アダプターの購入を考えている人は純正品を購入するのが一番分かりやすいかなと思います。
自分は45Wの純正品を所持していますが価格を抑えたい人は25W版を購入するのもありだと思います。
ガラスフィルムを装着。
そして今回は借り物はとはいえ絶対に傷をつけたくないのでSpigenのガラスフィルムを購入しました。
Pixel用やXperia用だと本体を専用のガイド枠にはめてからガラスフィルムを装着しますがGalaxy Z Fold 6用はEZ Fitタイプなのでガラスフィルムとガイド枠が一体化しています。
そのためガラスフィルムを装着するのが非常にシンプルで何より簡単なので失敗しにくいです。
ちなみにメインディスプレイに関しては表面に保護フィルムのようなものが装着されています。ただこれは保護フィルムではなくディスプレイの一部と考えた方が分かりやすく剥がしたり貼り替えたりすると保証の対象外になる可能性があるので剥がさないように注意が必要です。
何よりフィルムを貼るとしてもサブディスプレイだけと考えておいた方が分かりやすいと思います。
デザインを確認。
そしてデザインを確認していきたいと思いますが前モデルと比較しながら進めたいと思います。まずGalaxy Z Fold 6の大きな特徴の一つとして薄型化で歴代で最も薄いデザインを採用しています。
本体を開いた状態で比較してみるとスペックでは前モデルから0.5mm薄型化しており比較すれば薄型化していることを確認できますが正直な話そこまで薄くなったかなという印象を受けてしまいます。
そのまま本体上部を確認するとマイクにスピーカーグリルで搭載位置に特段変更はないです。ただGalaxy S24 Ultraと同じですがスピーカーグリルのデザインはよりすっきりしています。
そして本体側面を確認するとSIMトレイにアンテナスリットのみと非常にシンプルです。
次に本体下部を確認すると上部と同じスピーカーグリルにマイクにUSB-Cを採用しています。
最後に本体右側面を確認すると音量ボタンに指紋認証が統合された電源ボタンを搭載しています。
ちなみに手持ちのGalaxy Z Fold 5はシンガポール版でミリ波対応のためアンテナスリットはないです。一方で国内版はキャリア/直販関係なくミリ波に対応しているためアンテナスリットを搭載しています。
また本体を閉じた状態で厚みを確認するとスペックで見れば1.4mmの違いはあるとはいえそこまで薄型化したかなという印象で前モデルを持っている人からすれば新鮮味を感じないかもしれません。
ちなみにサイドフレームはアーマーアルミフレームを継続採用していますが耐久性は改善しています。また好みの問題もありますが前モデルのレギュラー色に関してはサイドフレームが光沢仕上げを採用しています。
自分はマット仕上げの方が好きなのでオンラインショップ限定のブルーを個人輸入しましたがGalaxy Z Fold 6ではカラバリ関係なくマット仕上げが共通採用されているのは個人的にプラスです。
一方で本体を開いた状態だと縦幅はほぼ一緒です横幅は4mm近く長くなっており全体的に角ばったデザインに変更されたことでスペック以上に印象が大きく変わるという感じです。
また本体を閉じた状態だと横幅は僅か1mmしか違いがありませんが全体的に角ばった上でサイドフレームはよりフラットなデザインに変更されたことで持った時の印象が全然違います。
前モデルよりも僅かですがデカくなったと思うからこそ本体の軽量化がより実感しやすいです。Galaxy Z Fold 6は239gと前モデルから14g程度の差しかありませんが全然違います。
前モデルは小さくて重いという感じだったのがGalaxy Z Fold 6は小さくて軽いという印象です。
また国内においてキャリアは2色展開でSamsungオンライン限定色として2色用意されています。
カラバリによると思いますがシルバーだと個人的には割と指紋が目立つかなと思いますが高級感が半端ない感じでオンラインショップ限定のブラックもかなり気になっており非常に悩ましいです。
あと今回お借りしたのはドコモ版でキャリアロゴは完全になくなっておりFelicaロゴもないです。そのため以前のようにキャリアロゴが嫌だからといってキャリア版を避ける必要もないです。
正直リーク段階では薄型化しても他社のようなトップクラスのサイズ感になるわけでもなくあまり期待していませんでしたが実機を触ってみると着実に進化していることを実感できます。
質感に関しては申し分ないという感じなのであとはカラバリをどうするか非常に悩まみます。
メインディスプレイを確認。
次にメインディスプレイを確認していきたいと思いますがデザインの変更と重複する部分としてディスプレイサイズ自体は変わらずアスペクト比が僅かとはいえ変更され正方形に近づいた感じです。
またアスペクト比の変更に合わせて表示解像度も変更されていますが画素密度でみればほぼ一緒です。
ディスプレイ輝度の違い。
正直なところスペック的にみればほぼ違いがありませんがディスプレイ輝度に大きな違いがあります。前モデルはピーク輝度で1750nitsでしたがGalaxy Z Fold 6では2600nitsに強化されています。
海外サイトのディスプレイテストの結果を待つ必要がありますがHDR表示の場合前モデルは1257nitsだったのがGalaxy S24 Ultraと同じであれば1400nits程度まで上がる可能性があります。
実際に比較しても明るくなっていることを実感することが出来ますが前モデルでも個人的には十分なくらいです。Galaxyは平均値が高いのか常に明るいというディスプレイで基本輝度で困ることはないです。
むしろ常夜灯だとディスプレイが明るすぎと感じるくらい輝度は十分に感じていました。とはいえGalaxy Z Fold 6で強化されたことで屋外での視認性が改善したことも実感できます。
コンテンツの大きさの違い。
そしてメインディスプレイのアスペクト比の変更の影響として本体の縦幅がスリム化したことで本体を横向きで全画面表示をした際にコンテンツが本当に僅かですが小さくなっています。
縦幅がスリム化して横幅増していますがコンテンツの大きさに影響がでるほど幅広になっていないです。
そのため本体を縦向きにした状態でアスペクト比16:9のコンテンツを再生した場合だとほぼ変わりませんが本体を横向きにした状態にすると小さくなると評価が分かれるところだと思います。
個人的には本体を横向きにするのが面倒なので影響はありませんがスピーカーの兼ね合いからも本体を横向きにして使うことが多い人にとってはちょっと気になる部分かなと思います。
ただフレックスモードの場合は横幅がました分僅かですがコンテンツが大きく表示されます。
ディスプレイの折目。
そしてもう一つ気になる部分としてディスプレイの折目ですが改善しているけどそこまでではないように感じます。最も折目が目立たないと言われているOppo Find N3など他社の機種をみていることに加えGalaxy Z Flip 6の折目がほとんど目立たなかったからこそ余計にそう思えるのかもしれません。
ちなみに折目としては狭く深くという感じで音ゲーなどをやるユーザーは気になる可能性はあります。ただゲームをやらない自分からすると折目で困ることはほとんどないので気にしていません。
折畳式機種を使ったことがない人からすれば折目はかなり気になると思いますが実際のところ使っている時はほとんど気にならない感じで極端に言えばベゼルの太さを意識しながら使っているのと同じ感じでコンテンツに集中しているのであれば正直気にならないと思います。
これはGalaxyどうこうの話ではなく折畳式機種全体に言えることかなと思っています。手持ちで見れば購入してから約1年経過したGalaxy Z Fold 5で新品同様のGalaxy Z Fold 6で折目に違いを感じるのは当たり前の話で今後1年程度使った時にどうなるが重要だと思います。
何よりメインディスプレイでみると分かりやすい進化はディスプレイ輝度かなという印象です。
サブディスプレイを確認。
そして自分が最も気にしていたサブディスプレイを確認していきたいと思いますがアスペクト比が22:9に変更された上でディスプレイサイズでみても6.3インチと僅かに大型化しています。
相変わらず縦長であることに違いはなく閉じた時の横幅も僅か1mmしか変わっていません。
ただ実際に触ってみると本当に僅かな違いですが前モデルよりは視認性が改善しています。もちろん他社の6.5インチにアスペクト比21:9を採用した機種と比較すれば物足りないです。
ただGalaxy Z Fold 6は個人的に前モデルの最大のデメリット部分は着実に進化させたくれた感じです。
コンテンツの大きさの違い。
YouTubeを再生してみても本当に僅かとはいえコンテンツはより大きく表示されています。
個人的には横幅が70mmを超えてもいいのでもっとサブディスプレイを横長にしてもらってもいいと思っちゃいます。ただSamsungが今できる中でサブディスプレイに最大限の配慮をしてくれた可能性があります。
視認性の改善。
またコンテンツが見やすくなったと実感する部分としてはメインと同じくディスプレイ輝度が最大2600nitsに改善したことで実際に比較しても明るさの違いをしっかり確認できます。
個人的に外出時はサブディスプレイを使うことが多いからこそサブディスプレイの視認性の方が重要だと思っておりGalaxy Z Fold 6では他社に見劣りしないディスプレイ輝度に対応しました。
結局自分の場合はカメラ撮影をする際も本体を閉じていることが多いのでサブディスプレイが見にくい=ユーザビリティが下がるのでメインディスプレイよりも重要視している感じです。
またサブディスプレイにおける文字入力も前モデルでは厳しかったですが僅かに改善しています。
正直なところ折角ならもっとデザインを大胆に変更して欲しかったところですがコストを考えるとなかなか厳しい中で僅かとはいえ着実に進化させてくれたのは嬉しいところです。
使い方次第ですがメインは僅かにコンテンツが小さくなりサブは大きくなったのが興味深いです。
折畳式機種特有機能を確認。
そして折畳式機種特有の機能を確認していきたいと思いますが一つ目としてヒンジです。前モデルは全体的に固いという感じですがGalaxy Z Fold 6は120度以上開くと一気に固くなります。
おそらくフレックスモードで角度を維持しにくい部分での体験を向上させるためにメリハリをつけた感じです。前モデルは他社の機種と比較しても固いので最初開く時にストレスを感じることもありました。
一方でGalaxy Z Fold 6は開きやすくなっておりフレックスモードを使う時に真価を発揮する流れです。
マルチタスク機能。
タスクバーに関しては健在で直近で使ったアプリは最大4つまで表示することが可能となっておりマルチタスク機能に関しては大きく変わらずでが2分割の場合は僅かに視認性が改善しています。
そしてGalaxy AIに対応したことが大きな特徴の一つでまず一つ目としてはリアルタイム翻訳をメインディスプレイとサブディスプレイの両方で同時に表示することが可能になっています。
そのため相手に翻訳内容を見せながら会話をすることが可能になっているので分かりやすくなってます。次に翻訳機能が一部サードパーティ製のアプリに拡張されておりLINEなどにも対応しました。
自分は他の言語の人とSNSでやりとりすることがないのでほぼ恩恵を受けないと思いますがグローバルワイドに使っている人にとってGalaxy AIの翻訳機能はかなり重宝すると思います。
またSmart Swichがアップデートによって異なるOS間でも全トーク履歴の移動が可能になっています。厳密に言えばiPhoneからGalaxyへLINEの引き継ぎをする際は直近2週間分の履歴しか移動できませんでしたがSmart Swichを経由することで全て移動することが可能になりました。
個人的にはかなり驚きでこれだけでもGalaxyを持っている価値が増したかなと思っています。
その他某リーカーが示唆していた新機能がおそらくですがAIスケッチなのかなと思います。ざっくり言えば落書きでもAIを使ってそれなりの品質に仕上げてくれる機能になります。
撮った写真に対してスケッチをしたい人にとっては嬉しい機能でS-Penの付加価値が強化されると思います。
Android14を標準搭載しておりアップデートサポート期間は最大7年に対応しています。ソフト関連はSamsungなので特段問題ない感じですが気になるのはハードの保証だと思います。
キャリアの保証に関しては基本月払いですがGalaxy Careだと2年の一括払いがあります。正直な話Galaxy Careは2年分を一括払いの場合はシンプルですが月払いにした場合はちょっと分かりにくい感じで自分だったらキャリアの保証の方が分かりやすいかなと思います。
基礎スペックを確認。
そして基礎スペックを確認していきたいと思いますが容量構成は前モデルから特段変更ないです。また512GBモデルと1TBモデルはシルバーのみでオンラインショップ限定なので注意が必要です。
グローバルモデルだとレギュラー色に3色目としてピンクがありますが国内での取り扱いはありません。
一方で意外だったのがオンラインショップ限定カラバリのブラックとホワイトがあることです。限定色は256GBかつSamsungオンラインショップに限定されますが個人的にかなり気になります。
またSDカードスロット非搭載なのでストレージは慎重に選んだ方がいいのかもしれません。
自分のように写真や動画は全部Google Photoにバックアップをとっておりゲームも大してやらないので256GBもあれば十分ですが長くサポートしてくれる機種だからこそ長期的に使っても余裕があるストレージを選んだ方がよくパンパンになると動作性にも影響がでる可能性があります。
パフォーマンスと発熱。
そして搭載SoCは順当ともいえますがSnapdragon 8 Gen 3を搭載しています。ちなみに前モデル対比でベイパーチャンバーは1.6倍大型化しており放熱性能を強化しています。
とりあえず発熱と持続性を調べるためにベンチマークを3回連続で回してみました。なんかGalaxy Z Fold 6はスコアに異常が発生しておりGalaxy Z Fold 5はなぜか内部温度が表示されないとちょっとよく分からない状況になっているためスコアは参考になりません。
Galaxy Z Fold 6は内部温度が40度を超えないようにスロットルダウンをかけている印象を受けます。そして計測終了後ごとに外部温度を計測してみましたがGalaxy Z Fold 5は39.8/38.1/39.1度でGalaxy Z Fold 6は40.1/40.4/40.4度となっており外部温度が僅かに高くなっています。
ベイパーチャンバーが大型化したことで放熱性能が強化されているので当たり前といえば当たり前です。
そしてパフォーマンスの持続性を調べるために3D Mark wild Life Stress Testをしてみました。トップスコア自体はGalaxy Z Fold 6の方が高いですが安定率はほぼ一緒となっています。
ちなみに計測終了後に外部温度を計測してみましたがGalaxy Z Fold 5は37.4度に対してGalaxy Z Fold 6は40.4度なので同じ負荷をかけた場合は発熱を感じやすくなっています。
ここは正直ユーザー次第で発熱抑制を優先するかパフォーマンスを優先するかになります。
バッテリー関連を確認。
バッテリー関連に関しては前モデルと比較して特段変更がないのがちょっと残念です。充電速度に関してSamsung自身があまり強化に積極的ではなくケアの方を重要視しています。
おそらく充電速度は大して変わっていない可能性がありフル充電に1時間30分程度はかかると思います。一方で個人的に残念だったのがQi 2に非対応であることでSamsungに頑張ってほしかったです。
内部スペースがよりシビアな折畳式機種では厳しいのかもしれませんが折畳式自体が普通のスマホと比較すると重いからこそアクセサリーであまりがんじがらめにしたくない感じです。
Qi 2に対応していれば折角の軽さをさらに活かすことが出来たのではないかなと思っちゃいます。
その他を確認。
その他現状折りたたみ式機種としては世界初となるIP48に対応したので防塵性能が強化されています。ただ砂などの侵入はNGであることに違いはないので前モデルから実質ほとんど変わらないです。
そして生体認証に関してメインディスプレイもサブディスプレイも2Dの顔認証に対応しています。一方で側面に指紋認証を搭載しているのでXperiaに慣れている自分にとっては非常にしやすいです。
わざわざ画面を見ずともロックを解除できるので側面の指紋認証はやはり楽に感じます。ちなみに認証速度などは前モデルから大きな進化はないですがそもそも進化の余地がないのかもしれません。
そして音量を70%に設定した上でスピーカーテストをしてみました。Galaxy Z Fold 6の方が僅かに音量が小さくなったように感じますが音のバランスが改善されている印象で個人的にはGalaxy Z Fold 6のスピーカーの改善は嬉しいところです。
カメラを確認。
最後にカメラを確認していきたいと思いますがハードの進化はないと指摘されています。
ここに関しては後日詳細が明らかになるのを待つ必要があり現行モデルと同じであれはメインカメラセンサーは1/1.56インチのSamsungのGN3で超広角は1/3.06インチのIMX258で望遠は1/3.94インチのS5K3K1を搭載しており光学3倍にデジタル30倍ズームに対応しています。
とりあえず写真のサンプルを撮影してきたのでご確認下さい。
超広角で撮影。
今回のサンプルはGalaxy Z Fold 5/Galaxy Z Fold 6の順番になっているので予めご了承下さい。
超広角で見るとGalaxy Z Fold 6の方が明るめに補正されている一方で彩度が高めなので補正がきつめにみえるかもしれません。
広角で撮影。
やはり彩度が高いシーンだとGalaxy Z Fold 5の方がちょっと塗り絵っぽく見えてしまいます。
接写をしてみましたがGalaxy Z Fold 5の方が寄れたと思いきやフォーカスがずれてしまいました。
超広角の時は逆で広角になるとGalaxy Z Fold 6の方が僅かに明るく補正されている印象を受けます。
ポートレートで撮影。
次にポートレートで撮影してみましたがGalaxy Z Fold 6の方がフォーカス精度がかなり甘めです。
単純にGalaxy Z Fold 5の方が寄って撮影しやすいです。
次にポートレートで2倍で撮影してみました。
しっかり撮れている時は色味含めてGalaxy Z Fold 6の方が安定しています。
次にポートレートで3倍で撮影してみました。
今後アップデートで修正される可能性があるとは思いますが現時点で見るとフォーカス精度はGalaxy Z Fold 6の方が圧倒的に甘めで今回のサンプルだと苦手という感じに見えます。
望遠で撮影。
まずは1倍で撮影。
次に光学となる3倍で撮影。
そしてデジタルズームとなる5倍で撮影してみました。
7倍で撮影してみましたがGalaxy Z Fold 6の方が僅かにノイズが少ない印象を受けます。
次に10倍で撮影してみました。
20倍で撮影してみましたがGalaxy Z Fold 6の方がやはりノイズが僅かに少ないように見えます。
最後に最大となる30倍で撮影してみました。残念なことに天候に恵まれず曇りの日に撮影したので晴れの日であれば違いがもっとわかりやすいのかもしれません。一方でハードが一緒ということもあり正直そこまで進化を感じられません。
むしろ今回のサンプルでみるとポートレートのフォーカス精度などチューニング不足が目立つという印象です。
超広角(低照度)で撮影。
次に手持ちかつナイトモードでサンプルを撮影してみました。
僅かにGalaxy Z Fold 6の方がフレアが気になるという感じでしょうか。
全体的にGalaxy Z Fold 6の方が明るめに補正されることが多いです。
また気になった部分として同じシーンだとGalaxy Z Fold 6の方が露光時間が1〜2秒短いので手ブレが発生しにくいです。
望遠(低照度で撮影)
次に1倍で撮影してみました。
そして2倍で撮影してみました。
最後に3倍で撮影してみました。全体的にみてGalaxy Z Fold 6の方が露光時間が短く手ブレはしにくいけどシーンによってはフレアや白飛びが発生しやすいという感じです。
まとめ。
正直なところ全体的にみれば保守的な進化に感じますが使いやすさを求めているユーザーが圧倒的に多いこと考えると順当な進化でGalaxy Z Fold 5ユーザーこそ興味を持つかもしれません。
またアメリカで見ると前モデル対比で$100の値上げで$1899で現時点での為替で計算すると税込で約33万円になってくる中で直販版は25万円以下になっているのでかなり安く感じます。
金額だけ見れば安いとはいえませんが為替を考慮するとめちゃくちゃ安いと思います。正直スペックだけ見ると残念な感じに見えますが実際に使ってみると想定以上に進化しています。
特にSamsungやAppleなど完成度が高い機種こそ以前より使ってみないと良さが分からないです。
製品貸与: Samsung Japan