本当に開発を中国に委託したなら。次期Xperia 5シリーズはコスパが大幅改善かも

モバイル部門に今後「成長性」もなければ「収益性」もないことが判明しており利益率の改善からもラインナップの見直しが入った可能性があります。その影響を受けた可能性があるのがXperia 5シリーズで事前情報通りであれば今年の9月に最新機種が正式発表されない可能性があります。

一方で先日の情報からもXperia 5シリーズの開発は中国企業に委託された可能性があるとの話です。今回は中国企業に委託したことで今後「コスパ」がいいXperiaが登場する可能性があるので主観的にまとめたいと思います。

SHARPのようにコスパ重視になるかも。

SHARPはガラケーの時代から国内市場で頑張ってきましたが年々シェアは減少する流れに。その中で大きな転機となったのがFoxconnに買収されたことだと思います。

Foxconnに買収されたことがどの程度影響したのは定かではありませんが、エントリーモデルであるAQUOS wishシリーズにに加えミドルレンジであるAQUOS Sneseシリーズに力を入れたことで国内におけるシェアを一気に拡大。

Googleにシェアを抜かされるまでは国内シェア2位の時もあり順調だったように見えます。「無駄」を省いた上で分かりやすい特徴に加え「安い」と多くのユーザーにとって分かりやすい存在だったと思います。

実際のところ製品企画にFoxconnがどこまで関与しているのか定かではありませんが、やり方としてはコスパが良いと言われる「中華メーカー」のやりかたに似ています。

何よりAQUOSも分かりやすいスペックに価格が安いからこそシェアを大きく拡大できたと思われます。このことを考えるとXperia 5シリーズも中国企業に開発が委託されたのであれば「コスパ」がいい機種に生まれ変わるのかもしれません。

結局近年のXperiaで最も売れたのが「Xperia Ace II」でOEM製品であることを考えると、Xperia 5シリーズもOEM製品になった方が売れるのかもしれません。

分かりやすいスペックが重要。

2019年から2023年までの現行シリーズを見るとSonyの拘りを強く反映させており多くのユーザーにとって分かりにくかった。一方でXperia 1Ⅵではアスペクト比の変更でコンテンツがより大きく表示されるようになりディスプレイ輝度の改善で見やすくなった。

さらに電池持ちの改善と進化した部分は非常にシンプルになったからこそ多くのユーザーが興味を持つようになったと言えます。何より分かりやすい特徴は重要で中華メーカーは特に見せ方が上手いからこそ分かりやすくコスパがいいと評価されやすいです。

アピール方法
SoC ベンチマークで最大○○点突破
発熱 原神の長時間プレイでも発熱しない
ディスプレイ 最大○○nitsに対応
価格 前モデル○○円安くなった

ディスプレイ輝度やベンチマークにバッテリー容量など多くのユーザーが意識する部分をしっかり強化した上で価格が安いからこそコスパがいいと評価されやすい。

逆に使ってみないと分からない部分をうまく隠している感じで、とりあえずユーザーに買ってもらうことが優先で仮に不満が出たとしても価格が安いからこそユーザーは妥協しやすいという流れになります。

中華メーカーの一部機種はバッテリー容量は多いのに電池持ちは全く安定しないとかパフォーマンスの持続性を優先するために放熱性を大幅強化した結果本体の発熱がひどくて持っているのが辛いとかユーザビリティの部分は割と疎かなこともあります。

ただなんだかんだこのやり方でもしっかり売れているのが事実で、Xperia 5シリーズも中国企業に委託されたのであれば似たような方向に進化する可能性があります。

少なくともSoCのランクを下げても価格がそこまで下がらないことはある意味AQUOS R9が証明しているので、スペックの見せ方を変えた上で価格である程度勝負してくるのではないかなと思います。

仮に推測通りであれば同じXperiaでもXperia 1シリーズとは全く違う方向性になるのかもしれません。

 

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