このまま順調に開発が進めば8月頃に本配信が開始する可能性があるAndroid15ですがPixel専用の独自機能が用意されている可能性があります。それら独自機能の多くは「自動調節」がメインで最適化されることで結果電池持ちの改善に繋がる可能性があります。
何よりGoogle Tensorに移行してからのPixelの電池持ちは微妙だからこと電池持ちの改善に期待したいところです。今回はRedditにおいてGoogle Pixel 9シリーズのディスプレイについて投稿されていることが判明したのでまとめたいと思います。
ディスプレイ輝度の改善。
事前情報からもPixel 9シリーズはSamsungのM14を搭載している可能性が高いとの予測です。現時点でM14を採用している機種は存在しておらず事前情報通りであればGoogle Pixel 9シリーズが世界初の搭載機種になる可能性があります。
また事前情報通りであれば今年の9月に正式発表が予測されているiPhone 16 Proシリーズも採用との話。Samsungに関しては来年の1月に正式発表が予測されているGalaxy S25 Ultraで採用する可能性があると予測されており、コストの問題からもGalaxy S25シリーズでは採用しないとの予測。
だからこそPixel 9はシリーズで共通採用する可能性があるのでGoogleはかなり拘っている可能性があります。そんなM14において今回以下のように投稿されていることが判明しました。
それは画期的なビジュアルキャンディーと一緒に、あなたに3000nit以上を与えるでしょう。
今後のPixel 9シリーズは、サムスンのM14パネルを使用する予定です。iPhoneもこのM14パネルを使用します。どうやらPixel 9と9 Proと9 Pro XLに来るようですが、それは私の推測です。私が知っているのは、iPhoneがそれを使うなら、何か素晴らしいものを見ることを期待しているということです。100%合法なので、この投稿をしようと思いました。
実際のところどうなるのか不明ですが最新世代のディスプレイを採用すればディスプレイ輝度を強化しやすくなることに違いはないです。
電池持ちが不安。
より最新世代のディスプレイを採用すれば発色が改善した上で電力効率が改善する可能性があります。コストが高い分メリットも多いですが仮に今回の投稿にあるようにディスプレイ輝度が強化されてしまうと燃費が悪化する可能性があります。
単純にSoCだけで見ればGoogle Tensor G2よりGoogle Tensor G3の方が電力効率が優れていますがディスプレイスペックを大幅強化したことを影響したのかバッテリー容量が増えたにも関わらずPixel 7に対してPixel 8は電池持ちが悪化しています。
結局M14を採用することで発生する電力効率の改善というメリットがディスプレイ輝度の改善によって相殺される可能性があることに。また中華メーカーを中心に「ピーク輝度」の苛烈な競争が発生していますが正直ベンチマークより実用性がないかなと思っています。
一定の明るさを超えるとユーザーの満足度は変わらない感じで何より「ピーク輝度」よりもHDR表示や平均値の方が重要です。現にHDR表示で1300nits程度しかないXperia 1Ⅵですが平均値が高いのか十分に明るく見やすいです。
またiPhone 15 Pro Maxに関してはHDR表示で最高クラスの明るさを実現しており平均値も高いのでシーン問わず明るく見やすいです。なのでGoogleには変にディスプレイに拘らず電池持ちとのバランスを最優先してほしいところです。
仮に3000nits以上のピーク輝度に対応しても電池持ちが悪化するようなことがあればユーザーの満足度は下がるだけの可能性があります。