5月下旬より中国市場で発売されたvivo X100 Ultraですが残念なことに現時点では「グローバル展開」の予定はないとされています。スマホとしてみればかなり撮影するには過酷な環境の一つである「ライブ会場」でもユーザーの思い通りに撮影できるようにカメラを強化。
そのために低照度における撮影が強化されているのはもちろんズーム性能はバカみたく強化されています。少なくともここ短期間使ってきた上でズームで撮影するのが最も楽しい機種であることを実感できます。
今回GSM Arenaがvivo X100 Ultraの各種テスト結果を公開しておりディスプレイ輝度が特に優れていることが判明したのでまとめたいと思います。
iPhoneをようやく抜いた機種。
今回同サイトがvivo X100 Ultraのディスプレイテストの結果を公開していることが判明したのでまとめたいと思います。
ピーク輝度 | 手動調節 | 自動調節 | |
vivo X100 Ultra | 3000nits | 558nits | 1801nits |
iPhone 15 Pro Max | 2000nits | 846nits | 1787nits |
HONOR Magic 6 Pro | 5000nits | 774nits | 1578nits |
vivo x100 Pro | 3000nits | 575nits | 1472nits |
Galaxy S24 Ultra | 2600nits | 755nits | 1447nits |
Oppo Find X7 Ultra | 4500nits | 811nits | 1165nits |
中華メーカーを中心に「ピーク輝度」の競争が激化していますが、実際に使う上で重要になってくるのは「自動調節」においてどの程度の明るさを実現しているのかです。
結局のところ高輝度モードなどは「自動調節」の一種なのでピーク輝度がどんなにすごくても「自動調節」であまり明るさが出ないのであれば意味がないという感じです。
その中でiPhone 15 Pro Maxはピーク輝度と自動調節の差があまりなく何より明るいディスプレイを搭載していました。ただ今回のテスト結果を見るとvivo X100 Ultraが僅かに上回っており現状で同サイトが公開した機種の中で最も実用的な明るさに対応した機種となっています。
正直iPhone 16 Pro Maxが登場するまで抜かせる機種はないと思っていましたがようやく現れたという感じです。
電池持ちはそこそこ。
次にバッテリーテストの結果を確認すると「12時間55分」であることを確認することが出来ます。
バッテリー容量 | スコア | |
iPhone 15 Pro Max | 4441mAh | 16時間01分 |
vivo X100 Pro | 5400mAh | 13時間53分 |
Galaxy S24 Ultra | 5000mAh | 13時間49分 |
vivo X100 Ultra | 5500mAh | 12時間55分 |
Oppo Find X7 Ultra | 5000mAh | 12時間47分 |
Xiaomi 14 Ultra | 5000mAh | 11時間25分 |
あくまでも主観ですが13時間後半のスコアを獲得している機種だと電池持ちがかなり安定しているという印象を受けますが12時間前後になってくると電池持ちがそこそこで11時間前後になってくると電池持ちが悪いという印象です。
その中でvivo X100 Ultraはそこそこの電池持ちという感じで、やはりチューニングが甘いのか電池持ちは不安定なことが多いです。ただvivo X100シリーズにvivo X Fold 3シリーズを見るとバッテリー容量を増加させることで電池持ちを底上げしている印象です。
これでソフトによるチューニングも改善すれば今後電池持ちは化け物になる可能性があります。何よりディスプレイ輝度がまさかだったので個人的には朗報です。