リークしているスペックからもPixel 9 ProシリーズはRAM16GBに強化されているとの予測。少なくともゲーム性能に力を入れていないGoogleがここまでRAMを強化する理由としては「オフライン処理」におけるAIのためだと思われます。
またGoogle I/OにおけるGoogleからのヒントとしてPixel 9シリーズは第2世代のGemini Nanoを統合している可能性がありAIがより強化される可能性がありますが、ユーザーからすればどのような新機能が追加されているのか気になるところです。
今回9To5GoogleによるとPixel 9シリーズが対応しているGoogle AIの一部機能が判明したと報告しているのでまとめたいと思います。
一部新機能が判明に。
今回の情報によるとGoogle Pixel 9シリーズにおける「Google AI」のヒントのページがリークしたことに言及しています。上記の画像からも「Gemini」や「かこって検索」に関しては一部Pixelでもすでに実装されているため新鮮味はありません。
そして上記の画像において3つ目に記載されている「Add Me」は全員が集合写真に含まれているかどうかを確認することができる新機能になります。グループ写真を撮影した際に、それぞれの人物の顔を認識した上で修正をかける「ベストテイク」の拡張機能の可能性がありますが出番がそこまであるのか不明です。
また仮に全員揃っていなかった場合にどのような挙動になるのか不明で、単純にグループ写真を撮った時に一部人物の顔が何かに隠れて上手く映らなかった時に修正するのか。それとも警告止まりになるのか不明という感じです。
そして上記の画像で見ると5つ目となる「Studio」は以前生成AIツールの拡張として詳述されていた「クリエイティブアシスタント」の新しい名称だとしています。
ただ残念なことにどのように動作するのか不明で、「Pixelが作成する」となっていることからも本体のAIが判断して最適化してくれる機能になるのかもしれません。
スクリーンショットの分析が可能に。
そして3つ目の新機能として「スクリーンショット」が追加されていることを確認することができます。上記の画像からも「スクリーンショット」はAIを使用してスクリーンショットを検索して情報やコンテキストの拡張ライブラリーとして使用することが可能になると思います。
例えばユーザーはあとで何か調べておきたいことをスクリーンショットで残しておけばあとで検索することできるようになると思いますが、素人から見るとかこって検索とどのように区別化しつつ身近な存在にするのかちょっとよくわからないという感じです。
また今回の情報によると本体で直接撮影したスクリーンショットのみに適用される流れで全てオフラインで処理されるとしています。ちなみに類似機能としてWindowsのリコール機能がありますが包括的にスキャンすることからもセキュリティの問題があります。
Windows機能は、すべてのアクティビティの履歴と要約を提供するために、スクリーンショットとメタデータを自動的かつ常に保存していたでしょう。それははるかに侵略的だと感じられ、メタデータのセキュリティは信じられないほど緩かった。行情報やその他の個人的なもののスクリーンショットが含まれている場合、同じセキュリティ問題が発生する可能性があります。
もちろん今回判明した主に3つの新機能がPixel 9シリーズで追加される全てのAI機能ということはないと思います。何より写真や動画の編集機能である編集マジックや消しゴムマジックがないことからも今回判明したのは日常的な使い方でより便利にするAI機能がまとめられていると考えた方が良さそうです。
一方で個人的にはちょっと小難しくなってきておりかこって検索ならまだしもどんどんユーザーを置いてきぼりにならないか心配です。