次期Xperia。「コスパ」や「リセール」などの言葉に囚われるべきではない

有名なリーカーによると今年の新型XperiaはXperia 1ⅥやXperia 10Ⅵの2機種のみとされており、従来下半期に正式発表されていたXperia 5シリーズはカットされた可能性がありXperia PROシリーズは復活することはないと予測されています。

少なくともSonyは利益改善のためにラインナップの削減を開始した可能性があります。仮に事前情報通りであればSonyはそれだけモバイル部門を存続させること自体が厳しい流れになっていると思います。

今回はXperiaが今後存続するためにもコスパを意識するべきではないと思う理由について主観的にまとめたいと思います。

コスパに踊らされない方がいい。

XやYouTubeを見ていると「コスパ」という言葉をよく見ますが、そのほとんどの場合は「安い」という意味で使われていることが多いです。本来「コスパ」は費用対効果のことなので本体の価格はあまり関係ないですが、コスパという言葉が使われる製品のほとんどが安い製品であることからも「安い」という意味で使われていると捉えることもできます。

このことからもXperiaにコスパを求めているユーザーの多くは、「安いXperia」が欲しいと思っている可能性が高いです。となるとミドルレンジモデルやエントリーモデルが主軸になりますが基本は「薄利多売」になる可能性がある。

つまり存続すら怪しいモバイル部門におって「薄利多売方式」は終わりを加速する可能性があります。またグローバル市場での販売に弱いことからも中華メーカーのような大規模生産も難しいのでミドルレンジやエントリーモデルを開発したところでも中華メーカーのように安くすることは難しいです。

今のSonyにとって販売台数を増やすことも重要ですが、それよりも利益率を改善させることが重要なので「コスパ」という言葉に踊らされない方がよく、何より「コスパ」を重視しているユーザーの多くのは機種ではなく価格で購入しているのでリピーターにもなりにくいです。

このことからも次期Xperiaでも同様にコスパを意識しないで欲しいところです。

リセールも気にする必要はない。

またiPhoneと比較するとAndroidはリセールが悪いとよく言われますが、そもそもiPhoneであってもリセールバリューを最大限にするためには発売から1年程度で結局のところは一括で購入することが前提になってくると思います。

一方である統計によるとキャリアで「一括」で購入するユーザーは全体の1割程度と言われています。さらにauにおいてXiaomiが発表した統計からもスマホの購入時にプログラムを利用するユーザーは全体の8割にも及ぶとされています。

このことからも多くのユーザーはキャリアでプログラムを利用していることになり端末を2年後に返却していることになります。また自分の親のような世代になるとプログラムを利用せず分割払いで購入して、その後は使えるだけ使って買い換える時に古い端末を売却するという考えもないです。

このことを考えると多くのユーザーは「リセール」を気にしていないもしくは、リセールを活かせるような購入方法を選択していないと捉えることもできるので「リセール」という言葉をあまり気にする必要もないように感じます。

結局はリセールやコスパなどは自分のようなオタクの一部が使っているだけで多くのユーザーはあまり重要視していない可能性があります。このことからもSonyはあまり分かりやすい言葉に囚われないでほしいように感じます。

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