海外サイト指摘。Pixel 9で追加される3つ目の「魔法」は音声が主軸かも

今年の5月に開催されたGoogle I/OにおいてAI関連の新機能を正式発表。またPixel 9シリーズに関しては第2世代のGemini Nanoを統合することを示唆しており、オフライン処理におけるAI機能がより強化される可能性が高いと判断することが出来ます。

今回9To5GoogleによるとGoogleはPixel 9シリーズで3つ目の魔法を追加する可能性があると報告しているのでまとめたいと思います。

ティザー動画にヒント。

今回同サイトによるとGoogleが先日公開したティザー動画において次期AIのヒントがあることを指摘しています。

少なくともGoogleはAIの新機能をユーザーが親しみやすいように「魔法」という言葉を使っています。最初の魔法は「消しゴムマジック」で2つ目の魔法は「編集マジック」となっています。

またGoogle自身もこの「魔法」は多くのユーザーに体験してほしいからこそGoogle Photo経由でPixel以外の機種でも使えるように解放していると思われます。そして今回同サイトによると3つ目の魔法は「Google Message」にあると指摘しています。

つまり最初の2つはGoogle Photo経由でざっくり言えば写真や動画の編集という感じですが3つ目の魔法は新しいカテゴリーになる可能性があると推測しています。そのためにGoogleはPixel 9シリーズでGemini Liveを搭載する可能性があるとしています。

一部Androidにはすでに配信が開始しているGeminiですが、Gemini LiveはGeminiとより円滑に会話するためのツールとされています。Google I/Oにおける発表からも最先端の音声技術は自分のペースで話したり会話を途中で遮ってもしっかり理解した上でレスポンスが可能としています。

またオプションからも10パターンのボイスパターンを選択することができ、ユーザーにとってより「自然な会話」が可能になるとしています。

Geminiを起点として新機能。

またGoogle I/Oにおいて発表された新技術として「Ask Photos」がありGoogle Photoにおける写真の検索などが便利になること。

  • 「私が訪れた各国立公園の最高の写真を見せてください。」
  • 「レナの誕生日パーティーにはどんなテーマがありましたか?」

自分が探したい写真をピンポイントで検索することも可能で、さらに網羅的に検索することも可能になります。何より「Gemini」を起点とした新機能が多数追加される可能性があり、本体の処理性能も改善させるためにGemini Nano自体が強化される可能性。

モデルがオーディオ、画像、ビデオを処理できるマルチモダリティです。AndroidチームがI/Oで共有した例は、ジェミニが画面上にあるものを理解する動的提案、豊富な画像説明のためのTalkBack、リアルタイムの詐欺アラートです。

現時点ではまだはっきりとわからないですが同サイトの推測からも3つ目の魔法は「音声」を使ったものになる可能性があります。何よりGoogle Assistantからより進化するという感じで使うかどうかはユーザー次第ですがかこって検索のように何か探すことがもっと身近になるのかもしれません。

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