割とダークホース?Pixel 9 Pro Foldは近年最も進化幅が大きいPixel

例年より約2ヶ月の前倒しでGoogleは8月13日に新製品発表会を開催することを明らかにしています。少なくともこのイベントはイレギュラーなイベントという感じではなく従来10月に開催されていた下半期の新製品イベントと考えることができます。

そのためPixel Wach 3シリーズに加えフラッグシップとなるPixel 9シリーズが正式発表される可能性が高いです。今回Phone Arenaによると折畳式機種であるPixel 9 Pro Foldは強力なブーストを得ることができると報告しているのでまとめたいと思います。

発売が遅れたPixel Fold

当初は2022年の下半期に正式発表されると予測されていたGoogle Pixel Foldですが様々な問題からも正式発表は延期したと言われており、結局のところ2023年5月に正式発表されています。

また当初はPixel 7シリーズと合わせて正式発表されると予測されていたことを裏付けるようにPixel 7 Proに近いスペックを搭載しています。一方でPixel Foldは2023年7月に発売され僅か3ヶ月後にはPixel 8シリーズが登場したことである意味型落ちに。

少なくともディスプレイにしろパフォーマンスにしろAIにしろと$1799の機種が$699に劣るという感じになってしまいGoogleのマーケティングが適切だったとは言い切れない状態にあります。

一方で後継機種であるPixel 9 Pro Foldは今年の8月にPixel 9シリーズと合わせて正式発表される可能性が高いです。つまり現行モデルのようにすぐにスペックで見劣りするとは考えにくいと判断することが出来ます。

進化幅は最も大きい。

Pixel 9シリーズでは新たな小型のProモデルであるPixel 9 Proが追加されますが全体的に順当なマイナーアップデートモデルという感じです。一方でPixel 9 Pro Foldに関しては前モデルから1年以上あいていることに加えSoCで見れば実質2世代分も強化されることになります。

またカメラはPixel Fold専用に近かったので何ともですがその他の基礎スペック部分において2世代分一気に進化する可能性があります。つまり進化幅でいえばPixel 9シリーズの中で最も大きい可能性があります。

一方で以前のようにフラッグシップに見劣りしにくくなった可能性があると考えることができます。直近の情報からもRAM16GBにROM256GBでUFS4.0への対応に大容量バッテリーの搭載などが期待できる状況です。

さらに顔認証もクラス3になる可能性があり、アップデートサポート期間は最大7年に対応した上で第2世代のGemini Nanoの統合など現行モデルで物足りなかった部分が大幅に強化される可能性があります。

少なくともGoogleは折畳式機種を1年周期でアップデートするのか18ヶ月周期でアップデートするのか不明ですが、フラッグシップとタイミングが揃っただけでも見え方が大きく変わる可能性があります。

いまだに初代を「ゴミ」とか批判する人もいますが2世代目では「ゴミ」と呼ばれないくらい一気に進化しているのかもしれません。

最新情報をチェックしよう!