従来と比較して「一般向け」の進化を遂げたことでXperia 1Ⅵは想定以上に評判が良いという印象です。何より多くのユーザーはスマホに「使いやすさ」を求めているからこそXperia 1Ⅵで王道の進化は他社との差別化は難しくなりましたがユーザーにとっては分かりやすいのかもしれません。
一方で歴代Xperiaをみると「ソフト」に関しては不安定なことが多いです。今回はYouTubeで頂いたコメントを元にXperia 1Ⅵの現時点で判明している不具合やバグについて簡単にまとめたいと思います。
イヤホンの音量が安定しない。
前モデルもそうですが歴代Xperiaで見るとBluetooth関連の不具合が地味に多い印象を受けます。そのため折角のオーディオ機能を堪能したいのにワイヤレスイヤホンだと安定して聞くことが出来ないとの報告もあります。
少なくとも対象機種は限定されますがWF-1000M5などSony製のイヤホンをペアリングする場合は「Headphones Connect」を利用すると思います。仮にペアリングしたイヤホンの音量が小さい時や接続が安定しない時はこのアプリが原因の可能性があります。
なのでイヤホンが安定しないとなった場合はペアリングを解除した上で「Headphones Connect」のキャッシュを削除。その後に再度ペアリングをしてみるのがおすすめで、特に音量が小さい現象に関しては改善することが多いです。
ただ「Headphones Connect」経由ではない場合はBluetooth関連に不具合が発生している可能性があるので対処方法はなくアップデートで改善されるのを待つ必要があります。
動作性が安定しない。
またYouTubeにおいて以下のようなコメントを頂きました。
不満点としてスワイプやスクロールの反応の悪さや引っ掛かりが気になる時がありますが個体差があるのでしょうか
特定のアプリのみで発生しているのではなく本体の設定などでもカクツキが発生しているとの話です。原因としてはおそらく2つあり一つ目としてはスクリーンプロテクターを利用している場合に何かしらの相性の問題が発生している可能性があること。
そして2つ目としては「可変式120Hz」表示に不具合が発生している可能性があり、本体の設定から「低残像設定」のオプションをオフにして様子見をする必要がある感じです。
逆にオンにしていない場合はオンにすることで改善する可能性もあります。またアプリごとのバッテリー使用量をチェックしてシステムの消費量が多いのであれば何かしら不具合が発生している可能性があります。
手持ちの個体だと問題がないため何ともですが仮に可変式120Hz表示が原因ならアップデートでの改善を待つ必要があります。
Android15は要注意。
何よりXperiaはメジャーアップデート後に深刻なバグが発生しやすいので「Android 15」にアップデートする時は要注意です。特に深刻なのはXperiaホームアプリがクラッシュして無限ループになる可能性があることです。
少なくともメジャーアップデートの際に最大限できる対処方法として海外のユーザーの報告をもとにまとめると以下のようになります。
最大限の対処法 |
アップデート前にサードパーティ製のランチャーアプリに変更しておくこと |
SDカードスロットにSDカードを入れない |
SIMカードを入れない(2つ設定してあると危険) |
まだまだ配信されるのは先で国内版に関してはグローバル版と比較してもタイムラグが1ヶ月以上あるので年内に配信を開始すればラッキーくらいですが、メジャーアップデートを行う際は時間があるときに行うのがおすすめです。
何より今後ユーザーが増えれば不具合報告が増えていくと思いますが現時点だと指紋認証やゴーストタッチの問題やディスプレイが緑色になる問題なども発生していない感じなので出だしは比較的安定している印象を受けます。