Googleが8月13日にPixel 9シリーズを正式発表することでユーザーにとってはGoogle Storeにおけるセールでの買い方も変わってくる可能性があります。少なくともPixel 9シリーズが正式発表される前に開催される大型セールは現在行われている「サマーセール」が最後です。
一方で従来9月に開催されていた「創立記念セール」ではPixel 9シリーズがセール対象製品になるのか非常に気になるところです。今回はサマーセールでPixel 8を購入するべきかPixel 9を待つべきなのか主観的にまとめたいと思います。
Pixel 9の方が安くなるとは考えにくい。
2024年7月10日まで開催されている「サマーセール」においてPixel 8は「2万5000円」の値引きで8万7900円で購入することが出来ます。従来であれば本体の直接値引きに消極的でストアクレジットでの実質値引きの方が多かったです。
ただ大幅値引きしていることを考えると「在庫処分」の可能性が高いと思います。ちなみに下取りを上手く利用することで実質0円にすることも可能です。一方でPixel 9に関する価格の情報はないですが現行モデルより安くなることはない。
またPixel 9が正式発表された時に予約購入特典としてストアクレジットや下取り強化が行われると思いますが、おそらくPixel 8のように直接的な割引はなく実質価格で安くなるという感じかもしれません。
おそらくですが在庫処分をしたいPixel 8と新製品のPixel 9の価格がひっくり返ることはないと思います。このことからも少しでも安く購入したい人にとっては今回のサマーセールは狙い目なのかもしれません。
Pixel 9は待つべき価値があるのか。
現時点だとPixel 9のスペックのほとんどは分からないですが推測できる部分もあります。何よりリーク通りであればPixel 8対比でPixel 9は大型化している可能性が高く単純に考えれば重くなっている可能性もあります。
それでもPixel 9の方が優れている可能性があるポイントは以下のようになります。
Pixel 8 | Pixel 9 | |
SoC | Google Tensor G3 | Google Tensor G4 |
5Gモデム | Exynos5300 | Exynos5400 |
Gemini | 初代 | 第2世代 |
少なくとも今までのGoogleのやり方をみているとAI関連の新機能は既存機種に拡張されにくいです。その理由としては「オフライン処理」がメインで本体のスペックに依存しているからだと思います。
現時点でどのような新機能が追加されるのか不明です面白いAI機能が追加された際にPixel 8では非対応なんてことはありえると思います。そして何より「安定性」の部分が改善する可能性があります。
Pixelの致命的な不具合の一つとして「通信」ですが5Gモデムが原因とも言われています。さらに現行モデルが採用しているExynos5300は他社の5Gモデムと悲角すると発熱もしやすく電池持ちにも悪影響が出やすいと言われています。
一方でPixel 9はExynos5400を搭載すると予測されており、同じSamsung製なので過度の期待は出来ませんが通信関連が安定すれば全体的な安定性も底上げされる可能性が十分にありえます。
やはりGoogle Tensorに移行してからのPixelの問題点は「安定性」で、多くのユーザーは安定性を求めていることからもPixel 9ではさらに底上げしてくる可能性があります。
待った方がいい。
少なくとも現状での情報ではPixel 9の方が安定性が改善している可能性があることに。なので安定性に投資をするかどうかで安さに拘るならPixel 8を買ってしまってもいいかもしれません。
ただ少しでも良いものがほしいと思うユーザーはPixel 9に限らずPixel 9 Proなども待ってもいいかもしれません。少なくとも自分は価格に釣られて現行モデルを今のタイミングで購入するのはあまりおすすめではないという感じです。
おそらくですがPixel 9シリーズが正式発表されたあとも在庫が残っている可能性があります。サマーセールほどの条件で購入できるかは別の話ですが焦って購入するよりはじっくり吟味してから購入するのがありかなと思います。
それくらいPixel 9の進化はめちゃくちゃ分かりやすいという感じでもないと思うので尚更です。