今年は例年と動きが違うのかPixel 8aに関してはGoogle I/Oで正式発表せずイベントなしで正式発表するなどなぜGoogle I/Oのタイミングからずらしたのか不明です。
また例年通りであればGoogleは10月に新製品発表会を開催してフラッグシップを発表します。今回Googleが8月13日に新製品発表会を開催することを明らかにしたので発表される可能性が高い新製品についてまとめたいと思います。
8月13日に新製品発表会を開催へ。
まず今回の情報によるとアメリカの現地時間の8月13日の午前10時よりイベントを開催すると告知しました。ちなみに日本時間でみると8月14日の午前3時なのでリアルタイムだと見にくいタイミングです。
ただユーザーによってはお盆休み期間中なので従来の10月よりは見る人が増えるのかもしれません。また合わせて公開されたティザー動画からもPixel 9 ProもしくはPixel 9 Pro Xlのデザインを確認することができPixel 9シリーズが正式発表される可能性が高いと思います。
またこのイベントの招待状においてGoogleはGoogle AIにAndroidにPixelの新製品を紹介すると記載されていることが判明しているので下期の新製品発表会と捉えてもいいと思います。
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— Made by Google (@madebygoogle) June 25, 2024
昨年の12月より配信されたAndroid 14 QPR 1やAndroid 14 QPR 2のβ版の配信時期が例年より早かったことからも海外サイトはPixel 9シリーズが例年より前倒しで発表されると推測していました。
ただAndroid15のβ版の配信開始が昨年よりはむしろ遅かったので流石に前倒しはあまり期待出来ないのかなと思っていましたが結果的には海外サイトの推測通りです。
またデザイン関連の情報に精通しているリーカーがPixelのレンダリング画像を公開するのは基本正式発表日の約半年前という感じで例年であれば3月頃にリークすることが多かったです。
ただPixel 9 Proシリーズで見ると1月にリークしておりPixel 9 Pro Foldは2月と例年より約2ヶ月早くリークしたので正式発表日も前倒しになる可能性もありましたが実際には例年より2ヶ月前倒しで新製品発表会が開催されるので全ての情報が一致した感じです。
少なくともGoogleが8月にフラッグシップモデルを発表することなんて近年ではなかったので今年はマーケティング含めて大きな転換期になる可能性があり何を狙っているのか気になる所です。
発表される可能性が高い新製品。
そしてこの8月のイベントで正式発表される可能性がある新製品についてまとめたいと思います。
Google Pixel Buds Pro 2
まず一つ目としてデザインなどは明らかになっていませんが認証を通過していることからもPixel Buds Pro 2が正式発表される可能性があり大きな特徴としてはバッテリー容量の増加することです。
少なくとも充電ケースのバッテリー容量が増えているのでトータルの電池持ちは改善しているかもしれません。何より現行モデルはGoogle I/O 2022で正式発表され2年以上経過したことになります。
そのためそろそろアップデートされてもおかしくないタイミングでそもそもGoogleは2022年以降新型のイヤホンすら発表していないので個人的にはもう待てないという感じです。
Googleは以前新しいデバイス検索にPixel Buds Proがアップデートで対応することを明らかにしています。そのためPixel Buds Pro 2も同様に対応している可能性がありUWBを搭載することでデバイス検索自体をさらに強化してくる可能性もありますがスペック面でどうなるのか不明です。
何より具体的な情報はなくすでに認証を通過していることからも下半期の発表がベストタイミングの可能性があります。
Pixel Watch 3
そして2つ目として先日にデザインがリークしたばかりですがPixel Watch 3シリーズです。Apple WatchやGalaxy Watchのような言い方にすると41mmモデルに加え45mmモデルが追加され正式名称はPixel Watch 3とPixel Watch 3 XLになる可能性が高いとの予測です。
現行モデルと同様にドーム型のデザインを採用しており筐体の材質などは変更がないかもしれません。また現時点でスペックに関する情報はほとんどありませんがAndroidの内部コードからもUWBを搭載することでウォッチ認証をさらに強化してくる可能性があると予測されています。
現状のウォッチ認証はBluetooth経由のためユーザーとの正確な距離を計測することが出来ません。またウォッチ認証が動作する条件として本体の生体認証で認証が出来ない場合とされており現状のウォッチ認証はユーザーの手元にない時にウォッチ認証でロックが解除される可能性もあります。
一方でUWBを搭載することでユーザーとの距離を正確に認識できるようになるためユーザーの手元にある時のみウォッチ認証が動作するなどセキュリティ面でも強化されると思います。
またGoogleはGoogle AIに力を入れていますが周辺アクセサリーにはまだ拡張出来ていません。少なくともSamsungはGalaxy Watch 7でGalaxy AIを拡張してくる可能性が非常に高いです。
このことからもPixel Watch 3シリーズはGoogle AIが追加される可能性があります。そのために基礎スペックが底上げされている可能性もあり今から非常に楽しみという感じです。
おそらくですがAIと電池持ちの強化が主軸で分かりやすい特徴が大型モデルの追加だと思います。
Google Pixel 9
そして次にメインとなるPixel 9シリーズを確認していきたいと思いますが例年と異なり今年は小型のProモデルが追加されることに加え折畳式機種もシリーズに統合との予測です。
ラインナップが大幅に強化されることからも一部モデルの命名規則も変更されるとの予測です。おそらく一番不遇の立場になるのがPixel 9でPixel 8aが現地価格で据え置きになったことで現行モデル対比で値上げをしにくい状況のためコストカットが優先のモデルになる可能性があります。
何よりスペックに拘わらないならPixel 8aで十分で逆に拘るならPixel 9 Proシリーズを選ぶユーザーが多いと思います。
また現行モデルと同じくバックパネルは光沢仕上げで並列型のデュアルレンズカメラを搭載しています。さらにマイナーアップデートモデルになることを考えるとディスプレイ周りはPixel 8と同じ可能性がありそうなってくるとPixel 8aとも似ている部分が多い可能性がありスペックではパッとしないかもしれません。
Google Pixel 9 Pro
そして新たに追加される小型のProモデルとしてPixel 9 ProでややこしいですがPixel 8 Proの後継機種ではなくPixel 9 Proは今までのラインナップになかったモデルです。
事前情報通りであればペリスコープ機構を採用したトリプルレンズカメラを採用しています。ただ本体サイズはPixel 9と同じとされておりカメラ構成は違えどカメラ部分の大きさも一緒に見えます。
そのためアクセサリーなどを併用できるようになっている可能性がありPixel 9とある程度共通化することでPixel 9 Proのコスト自体をカットしている狙いがあるのかなという印象です。
一方でバックパネルはマット仕上げで実機画像を見る限りPixel 9よりベゼルが僅かにスリムです。
そのため採用しているディスプレイが違う可能性があり何よりProという名を冠している以上Pixel 8 Proと同等からそれ以上のスペックに対応している可能性がありディスプレイはSuper Actua Displayの搭載で可変式120Hzや最大2600nitsのディスプレイ輝度に対応している可能性あります。
何より従来のラインナップだとサイズ感を優先して無印を選んでいたユーザーもいると思います。ただPixel 9 Proが追加されたことでサイズ感もスペックも妥協しなくて良くなる可能性もあります。
カラバリは4色展開と予測されており価格次第では最も注目を集める可能性があります。
Google Pixel 9 Pro XL
そしてPixel 8 Proの後継機種となるPixel 9 Pro XLで従来の命名規則を採用しています。同じPixel 9 Proシリーズですが実際のところはどの程度スペックが共通化されているか不明です。
筐体サイズが違うためディスプレイサイズやバッテリー容量など違うのは当たり前だと思います。
ただ例えば同じくトリプルレンズカメラ構成となっていますがカメラ部分の大きさが違います。なので単純に考えると全く同じカメラセンサーにカメラ機構を採用しているとは考えにくいです。
またPixel 9 Proが追加されたことでPixel 9 Pro XLは現行モデル対比で値上げしやすい状況にあります。つまりコストをかけやすいので従来よりスペックも強化させやすい可能性があるかなと思います。
何よりPixel 9シリーズでスペックが最も強化されている機種になる可能性があると思います。
Google Pixel 9 Pro Fold
そして最後に折畳式機種であるPixel 9 Pro Foldですがデザインが刷新される可能性が高いです。従来の横長スタイルではなく正方形よりになりますがサブディスプレイは20:9あたりになりメインディスプレイも7.9インチになると予測されているので単純に現行モデルよりデカいです。
その上でかなり薄型化されておりあとは軽量化が進めば個人的には問題ないという感じです。Pixel 9シリーズの共通点としてGoogle Tensor G4を搭載することに加えPixel 9 ProシリーズはRAM16GBに対応と予測されているのでAIのオフライン処理を強化がメインだと思います。
またGoogleによると第2世代のGemini Nanoを統合している可能性が高いと思います。さらにGoogle Tensor G4にはExynos5400を統合している可能性があり通信関連の不安定な部分が改善する可能性があり詳細は不明ですが一部モデルは衛生通信に対応するかもしれません。
何より発熱や安定性の部分がどうなるのか不明ですがAIをどんなに強化しても発熱がひどく電池持ちも悪いのであればご自慢のAIを安定して動作することは出来ないと思います。
そのためCPU関連はパフォーマンスを抑制した上で安定性の改善を中心にまとめる可能性があります。またGoogleは正式発表から2週間後に発売する可能性があるので8月下旬にPixel 9シリーズを発売する可能性があります。
ただ4モデルとも同時なのかは微妙なところでPixel 9 Pro Foldのみ発売が遅い可能性もあるかなと思っています。価格に関してアメリカで見ればPixel 9とPixel 9 Pro Foldは据え置きが妥当という感じです。
そしてPixel 9 Proは$999以下でPixel 9 Pro XLは値上げと考えた方が分かりやすいです。何より事前情報通りであればこのイベントでは多数の新製品が発表される流れになります。
まとめ
今回はGoogleが8月中旬にイベントを開催することを明らかにしたのでまとめてみました。昨年Pixel 8シリーズを購入したユーザーこれでストアクレジットがきれる心配はないです。
何より個人的にはPixel Foldの下取り額がどの程度になるのか非常に楽しみです。