先日の情報からも国内大手キャリアにおいてPixel 8とPixel Foldの在庫状況は壊滅的でPixel 8 Proだけはとりあえずまだ選択肢がある感じです。Google Storeにおける直販版の在庫は安定している印象ですが、やはり多くのユーザーが購入するのはキャリアモデルなのでキャリアの在庫状況は非常に重要です。
一方で例年通りであればGoogleは10月に新製品発表会を開催してPixel 9シリーズを正式発表する可能性があります。今回は今年後半に登場するPixel 9シリーズの中でもPixel 9 Pro XLが最も注目すべき存在だと思う理由について主観的にまとめたいと思います。
一番値上げしやすい存在。
事前情報通りであればGoogleはPixel 9シリーズで小型の「Pro」モデルを新たに追加される可能性が非常に高いです。現行モデルで見ればスペックには出来るだけ拘りたいけどサイズ感の問題から妥協してPixel 8を選んでいたユーザーも一定すると思います。
ただ新たに「Pixel 9 Pro」が追加されることからもサイズ的にスペック的にも妥協したくない人にとって魅力的な選択肢になる可能性が高く、さらにPixel 8aの完成度が高いからこそPixel 9シリーズの中で最も注目を集めるのがPixel 9 Proになると思います。
一方でPixel 9 Proが新たに追加されることでラインナップにおける価格のバランスがより重要視されることになります。
価格 | |
Pixel 9 | $699 |
Pixel 9 Pro | $899~$999 |
Pixel 9 Pro XL | $1099~$1299 |
Pixel 9 Pro Fold | $1799~ |
あくまでも推測ですがアメリカにおいてPixel 8aが前モデル対比で据え置きになった。このことを考えるとPixel 9は値上げがしにくい状況で価格が据え置きになる可能性があります。
そしてPixel 9 ProはPixel 9と最低でも$200の価格差はあるかなと思っており他社と比較して価格のアドバンテージをもたせるなら$899あたりが妥当な感じです。
一方でPixel 9 Pro XLは$1299以下に抑えてくる可能性があります。何より現行モデルと比較して値上げがしやすい状況にあるのが「Pixel 9 Pro XL」のみでコストをかけられるということはその分スペックは強化しやすいと思います。
こうなってくるとPixel 9 Proと比較しても本体サイズ以外の部分でもスペックを差別化しやすい環境にあると思います。
カメラで差別化する可能性。
あくまでもリークしている実機画像を確認する限りPixel 9とPixel 9 Proのカメラ部分の大きさは一緒見えます。そのため一つの可能性としてはPixel 9とPixel 9 Proのカメラの違いは望遠があるかないかで広角/超広角のセンサーは一緒の可能性もあります。
一方でPixel 9 Pro XLはPixel 9 Proと比較してカメラ部分が明らかに大きいです。もちろんデザイン上のバランスをとるためにカメラ部分を大きくしているだけの可能性もありますが何かしらの違いがあるのではないのかなと思います。
ちなみに事前情報ではPixel 9 Pro XL」のみ「可変絞り」に対応している可能性があることに言及しています。このことを考えるとメインカメラセンサーは大型化している可能性があります。
一方で同じProモデルとしてPixle 9とPixel 9 Pro XLは広角/超広角は同じセンサーでもPixel 9 Pro XLのみセンサーや望遠機構自体が強化されている可能性があるかなと思います。
何よりPixelの大きな特徴の一つとしてはカメラで他社の機種と比較して最短撮影距離が短く動体の撮影に強いなど取り回しは非常にいい。少なくともカメラにあまり拘りがないならPixel 8aでも十分となってくる中でやはりPixel 9 Pro XLが一番注目したくなるところです。
今後カメラセンサーに関する詳細な情報も出てくると思うのでそれまで待つ必要がありますが自分であればカメラに拘りたいのでPixel 9 Pro XLが一番気になる存在かなと思います。